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明石川に流れ込む水のPFAS濃度を検査

2023-12-12 08:13:46 | ニュース
明石川に流れ込む水のPFAS濃度を検査している丸尾牧県議=2023年11月10日午前11時16分、神戸市西区、小川聡仁撮影© 朝日新聞社

 健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)をめぐり、兵庫県内で独自の調査を進めてきた丸尾牧県議(無所属)が12日、汚染源の特定や対策を講じるよう神戸市に改めて申し入れた。

流域でPFASの暫定目標値を超える数値が検出された明石川=2023年11月10日午前10時51分、神戸市西区

 丸尾氏は11月下旬、神戸市西区の明石川周辺の井戸水4カ所を調査。うち3カ所で、国の暫定目標値(50ナノグラム)を超える74~130ナノグラムが検出されたという。このうち1カ所の井戸を管理する香川真二・神戸市議(つなぐ)は「毎日野菜に水をまくのに使っている水。驚いているし、気持ちの良いものではない」と話した。

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 丸尾氏とともに別地点を調査した京都大の小泉昭夫名誉教授(環境衛生学)は取材に「PFASが(河川だけでなく)地下水でも広範囲で広がっている可能性がある」と指摘する。

 丸尾氏はこれまでの調査から「産業廃棄物処理場の排水が流れる地点でPFAS濃度が高く、汚染源の可能性が高い」とみている。

 神戸市はこれまで明石川流域のPFASを年4回測定してきたが、11月の調査から明石川流域の測定場所を6カ所から15カ所に増やしたという。

 世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は今月、PFASの代表的な物質PFOA(ピーフォア)について「ヒトに対して発がん性がある」と発表した。(小川聡仁)

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