gooブログ、リニューアル!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

支持率急降下!“青梅ショック”で追い込まれる岸田総理に「麻生太郎の悪夢」の再来

2023-11-18 14:05:28 | ニュース
支持率急降下! “青梅ショック”で追い込まれる岸田総理に「麻生太郎の悪夢」の再来
2023/11/16 11:01
四面楚歌の岸田総理
(デイリー新潮)
一騎打ちの構図
 岸田政権の四面楚歌ぶりに拍車がかかっている。11月11、12日に実施された産経新聞社・FNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査によれば、内閣支持率は27.8%と前回(10月)に比べ、7.8%も減らす結果となった。

 すでに危険水域に突入している岸田政権だが、さらに追い打ちをかけたのが、“青梅ショック”だった。

 12日に投開票された東京・青梅市長選で自民・公明が推薦した現職候補が落選したのである。立候補していたのはいずれも無所属の二人の候補で、一人は3期目を目指す現職市長の浜中啓一氏、対するは新人で前市議の大勢待利明氏だった。浜中氏は自民党と公明党の推薦を、大勢待氏は国民民主党と都民ファーストの推薦を得て、一騎打ちの構図となっていた。

 自民党関係者が言う
「今年の10月に行われた立川市選挙区の都議補選では、定数2にもかかわらず、自民党候補は落選。その大きな要因とされたのが、公明党との連携です。公明党が自民党に推薦を出さず、実質的に、自公の選挙協力がない形で、自民党は敗北してしまいました。改めて、自公連携の重要さが浮き彫りになり、今回の青梅市長選では公明党が推薦を出していた。自民側は“絶対に負けられない戦い”だとして、必勝を期していたのです」
徹底的な戸別訪問を展開

 実際、自民党東京都連会長である萩生田光一・党政調会長や今井絵理子参院国対副委員長らが応援に入り、地元選出である井上信治衆院議員はもちろん、その秘書も地元張り付きで支援に奔走していたという。ところが、結果は9000票近い大差をつけられての敗北。

「自民党東京都連は相当ショックを受けていました。自民が推薦した現職市長は地元での人気がなく、前回選挙も約2500票差という、僅差での勝利でした。そのため、今回は危機感を持って、今春から選挙対策に取り組んでいたようですが……。一方、都民ファと国民が推薦した対抗馬の大勢待氏は徹底的な戸別訪問を展開。さらに、青梅市を地盤とする都民ファ代表の森村隆行都議は公明党と浅からぬ関係があることで知られています。今回、公明党が支援に入っても勝てなかったことの意味はとてつもなく大きいと言えます」(同)

 危機感を募らせるのは、東京都選出の自民党議員である。
「東京都における自公の選挙協力については、今年の5月、公明党の石井啓一幹事長が“東京における自公の信頼関係は地に落ちた”と語り、事実上、決裂しました。東京28区と29区の選挙区調整がつかなかったことが原因ですが、結局、9月に岸田総理と公明党の山口那津男代表のトップ会談で選挙協力が復活することになりました。ただ、実際の協力関係は各選挙区の議員と公明党との関係性の深さによって違っているようです。つまり、公明党への貢献度が低ければ、当然選挙協力はしてもらえないわけで、今回の青梅市長選の結果を他人事と思えない議員は少なくありません」
悪夢の再来
 そこで岸田総理にとっていよいよ現実味を増してきているのが、“麻生太郎・菅義偉の悪夢の再来”である。
「08年に自民党総裁選に圧勝し、総理に就任した麻生さんはその余勢を駆って、早期解散を模索するも、叶わず、失言などで支持率をズルズルと下げ、解散を先送りせざるを得ませんでした。結果、追い込まれる形で解散に踏み切り、09年に政権を民主党に明け渡すことになりました。また、20年に総理となった菅義偉さんもコロナ禍の対応で支持を失い、解散権を行使できないまま、退陣せざるを得なくなりました。岸田総理もその轍を踏まんとしているのです」(政治部デスク)
 そのため、自民党幹部や党の事務方の中には年内にもという“早期解散論”を唱える者もいる。
「先の通常国会の会期末に、さる自民党幹部が火元となって解散風が吹き荒れました。今月9日には、各メディアが“解散見送り”を報じるも、党内には“早く解散すべきだ”という声があったのも事実です。しかし、政権の副大臣や政務官が次々更迭される中で、頼みの綱だった減税策も世間では総スカンを食らっている。こんな状況では解散などできるはずもなく、このまま来年に解散を持ち越していけば、ますます解散できない状況が続いていく。そこへきて、青梅市長選のショッキングな結果が舞い込んだわけですから、岸田さんが麻生さんや菅さんと同じような状況になってしまう可能性はより高まったと言えるでしょう」(政治部デスク)
支援態勢ができていない
 岸田総理は、来年以降、解散ができるか。もう一つの試金石となりそうなのが、来年1月に投開票される八王子市長選だ。

「現状では自民党と公明党が支援する元都職員と都民ファの前都議が立候補を表明しています。しかも、八王子は萩生田光一政調会長の地盤であり、都内でも公明党が強いことで知られる土地柄です。ただ、八王子市長選をめぐっても自公の間のすきま風が指摘されていて、元都職員の候補に対して、創価学会がバリバリ支援していくような態勢にはなっていません。今後、別の候補が立たないよう、自民・公明VS都民ファ・国民の構図に持ち込めるか、がカギになりそうで、自民にとってはこの市長選がとれなければ、政権運営はさらに苦しくなるでしょう」(都民ファ関係者)
デイリー新潮編集部



最新の画像もっと見る

コメントを投稿