歌詞を理解するとトラウマ必至! NHK『みんなのうた』の「怖い曲」
マグミクス編集部 によるストーリー • 5 時間前歌詞も映像も怖い?
1961年からスタートしたNHKの長寿番組である『みんなのうた』は、一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか? 童謡からSDGsなど、幅広いテーマの楽曲が放送されています。そんな『みんなのうた』に関して、ネット上で「歌詞を理解すると子供がトラウマになる歌がある……」「昔聴いて怖すぎた」と、話題になっていました。
ホラー展開の歌やストーカーの歌など、今回は歌詞やメロディーが怖いと噂されている『みんなのうた』の一部の楽曲を紹介します。
トラウマ曲として特に有名なのが、1984年に放送されていた「メトロポリタン美術館」(歌: 大貫妙子 映像:岡本忠成)です。同曲の映像では、人形アニメーションでメトロポリタン美術館に展示されている天使の像や、ミイラとダンスを踊る女の子が登場します。女の子はリズミカルに踊りながらタイムトラベルを楽しんでいました。しかし、曲の最後では絵のなかに閉じ込められてしまうのです。
その他、1993年に放送された「メロンの切り目」(歌:細川ふみえ 映像:もりやまゆうじ)は、かわいい女性がメロンを持ちながら笑っている映像に合わせて、ポップなメロディーが流れています。しかし歌詞を見てみると、女性が好きな人の家に勝手に入ってメロンに切れ目を入れておくといった歌詞でした。
これには「完全にストーカー」「歌詞がやたら不穏で、女性の笑顔も不穏に見えてしまう」「トレンディドラマみたいな絵はかわいいのに歌詞が怖すぎ」「子供のときは分からなかったけど、大人になってから時間差で怖くなってきた」と騒然となっています。この曲の作詞を手掛けたのは、鈴木雅之さんの「違う、そうじゃない」や、中西圭三さんの「眠れぬ想い」の歌詞も書いた朝水彼方さんです。
また、1975年に放送された「勇気一つを友にして」(歌:山田美也子、東京放送児童合唱団 映像:毛利厚)も、トラウマになると話題です。ギリシャ神話のイカロスはロウで固めた羽根で空を飛びますが、太陽の熱で羽根が溶けてしまい地上に落ちて死んでしまいました。
最後はイカロスの鉄の勇気を受け継いだ子供たちが強く生きていく、という元ネタの神話とは逆のメッセージの前向きな歌ですが、「子供には怖すぎるでしょ」「幼少期のトラウマ度がハンパない」といった声が上がっています。学校の合唱曲としてもよく採用される歌ですが、人気芸人の有吉弘行さんは『マツコ&有吉の怒り新党』にて、小学校時時代に歌ってトラウマになった曲として名前を挙げていました。
他にも「月のワルツ」(歌:諫山実生 映像:いしづかあつこ)「まっくら森の歌」(歌:谷山浩子 映像:本橋靖昭、毛利厚)など、トラウマになったという楽曲はネットでたくさん名前が出ています。それだけ歌詞や映像の力が強かった、「名作」ということでしょう。
(マグミクス編集部)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます