東京都 ホームページに２３０人余の個人情報データを誤掲載

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03月23日　18時39分

東京都のデジタルサービス局のホームページに、２３０人余りの名前やメールアドレスなどの個人情報が含まれたデータを誤って掲載していたとして、都は対象の人たちに謝罪しました。

都のデジタルサービス局は、民間が活用しやすいよう都内の市区町村や官公庁などの情報をとりまとめた「オープンデータカタログサイト」を公開し、去年２月からは利用者を対象にしたアンケート結果をファイル形式で掲載していました。

都によりますと、このなかに、アンケートに答えた人のうち、２３０人余りの名前やメールアドレスなどの個人情報が含まれたデータを誤って掲載していたということです。

サイト上の画面では、漢字や仮名文字は記号などに変換されていたものの、ファイルをダウンロードすると個人情報が判読できるようになっていたということです。

今月１３日に担当者が新年度に向けたサイトの準備をしていたところ、誤って掲載していたことに気付き、都は、その後、対象の人たちにメールで謝罪しました。

これまでのところ、被害の報告はないということです。
都のデジタルサービス局は「データを掲載する際に確認が不十分だった。今後、複数の職員でチェックすることなどを徹底し再発防止に努める」としています。