悪質化する客のマナー いたずらでは済まされない危険行為も

悪質化する客のマナー　いたずらでは済まされない危険行為も　飲食店オーナー苦悩の訴え© 福島テレビ

飲食店が悩みに悩んだ末にSNSで訴えたのが、利用者の悪質な行為。一歩間違えば火災の恐れもあった。決していたずらでは済まされません。

＜過去にはボヤ騒ぎも＞

「以前、割り箸を使ってお食事を提供していたんですけども、割り箸の袋をいたずらしてボヤに繋がったことがありました」と話すのは福島県いわき市内にある飲食店のオーナー。

10年程前から一部の来店客のマナー低下を実感するなか、ある出来事が起きた。

＜時間も守らず危険行為も＞

「予約のお客さんを招き入れる時間があったので、1時間以内でお食事でしたら可能ですっていうのを告げていたのですけど、時間をオーバーしてお食事していたのと、ちょっといたずらをされたっていうのが原因でしたね」

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時間をオーバーしたうえ、危険性がある行為が確認された。警察に相談しているので詳しくは言えないとのことだが、一歩間違えば、火災になる恐れもある悪質なものだったという。

＜全国では有罪判決を受ける事案も＞

法律に触れる可能性があるものだけでなく、水だけを貰い注文せずに帰る客もいるなどマナーの悪化は深刻化している。

全国では2023年2月に、回転寿司チェーンでの悪質ないたずら行為がSNSで拡散され、その後男が有罪判決を受けるなど軽はずみな行動が重い代償となった。

被害に遭ったいわき市のオーナーは「結局新しい対策によって、今までよかったお客さんにも影響が出てきてしまったりする。新しいルール作りが必要ない環境になってくれればなって思います」と話した。