能登半島地震 米欧、中台など支援申し入れ「ニッポン頑張って」のエールも
2024/01/07 16:54
雪が降る中、火災に見舞われた輪島朝市を調べる警察官=7日午前、石川県輪島市(岩崎叶汰撮影)
(産経新聞)
能登半島地震を受け、米国や台湾、中国、欧州連合(EU)などが日本に支援を申し入れた。
米国は、在日米軍による支援に意欲を見せた。エマニュエル駐日米大使はX(旧ツイッター)で「米軍による後方支援などの準備を整えている」と明かした。米軍は2011年、東日本大震災で支援活動「トモダチ作戦」を実施している。
台湾は1日、地震発生の直後に支援の意思を表明した。受け入れ体制への考慮から見送られたが、呉釗燮外交部長(外相に相当)は4日の記者会見で、6000万円を寄付すると発表。日本語で「ニッポン頑張って」とエールを送った。
中国の李強首相は3日に岸田文雄首相に見舞い電を送り、救援のために「必要な支援を提供したい」と表明した。欧州ではEUのほか、フランスやイタリアなど各国が支援の意思を示した。
英紙スタンダード(電子版)によると、チャールズ英国王は、天皇陛下に犠牲者を追悼するメッセージを送り、英政府は「日本の方々を支える準備ができています」と強調した。日本に寄せられた見舞いのメッセージは5日までに、115カ国・地域にのぼった。(ワシントン 坂本一之、北京 三塚聖平、ロンドン 黒瀬悦成)
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