旧統一教会 被害者救済法案 自民・公明・国民民主の法案可決へ

NHKWEB

旧統一教会 被害者救済法案 自民・公明・国民民主の法案可決へ

2023年12月5日 6時25分 旧統一教会

旧統一教会の被害者救済をめぐる法案の5党による修正協議は4日も行われましたが折り合いませんでした。

5日、2つの法案の採決が衆議院で行われ、自民党などが提出した法案が可決され、参議院に送られる見通しです。

旧統一教会の被害者救済をめぐっては、自民・公明・国民民主の3党と、立憲民主党・日本維新の会が、それぞれ法案を提出していて、5党の担当者が先週に続き、4日も国会内で法案の修正協議を行いました。

協議では、法案の付則に財産保全のあり方を含め検討を加えるとした自民党などが示した修正案について、立憲民主党と日本維新の会が、財産保全に具体的な道筋をつける方向性をさらに明確にするよう求めましたが、折り合いませんでした。

2つの法案は5日、衆議院法務委員会で質疑のあと採決が行われる予定で、自民党など3党が提出した法案が可決され、午後からの本会議でも、可決されて参議院に送られる見通しです。

立憲民主党と日本維新の会は、5日の質疑の内容などを踏まえ、自民党などが提出した法案の賛否を判断する方針です。