日大会見 「日大新聞」学生記者の質問にネットから絶賛の声 「しっかりしてる」「一番まとも」
2023/12/04 18:06
(スポニチアネックス)
日大アメフト部を巡る違法薬物事件に関し、同大学の林真理子理事長らが4日午後4時から都内で記者会見を行った。同理事長がこの問題について会見を開くのは今年8月8日以来、118日ぶりとなった。
薬物事件を受け、林理事長は減俸50%(6カ月)、酒井健夫学長は来年3月末で辞任、沢田康広副学長は今月末で辞任の処分となっている。
改めて自身の処分や辞任の意思について問われた林理事長は「第三者委員会の報告に基づいて理事会で審議されたことで、公正な判断だと考えている」と辞任の考えはないとした。アメフト部の廃部については「今後は理事会で継続審議していくことになる」と話すにとどめた。
同大学の学生新聞「日大新聞」記者も参加し、質疑応答で挙手。改善計画の具体的な改善案について質問。日大新聞に寄せられた意見をもとに、多くの学生は大学の運営に関心を持っていないということを明らかにしたうえで「今後、組織風土改善のために、学生へ具体的にどういった行動を求めていくか」と問うた。
理路整然とした質問に、ネット上では「学生が一番まとも」「すげーしっかりしてる」「一番いい記者」「この学生、理事会入りした方がいい」「学生の質問が一番良い質問だ」などと称える投稿が相次いだ。
林理事長は質問に「今回思いましたのは、学生の声をもっと聞きたかったということでございます。私のところにこういう風にしてほしいとか、理事長間違ってるんじゃないかとか、なんらかのレスポンスをもっと欲しかったなというところです。今何をしてほしいのか、どうしてほしいのかという生の声を聞きたかったと思っております」と述べた。
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