乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

前代未聞の「奥付」のない本

2023-08-23 22:41:20 | 戯言&読書ノート

**読書記録**
 森護 『紋章学入門』 (ちくま学芸文庫) 
 本日より読み始め。


買ったのは去年。
去年の何月頃だっけ、と巻末の奥付を見ようとしたら、ない。


奥付がない。


んなアホな。




マジであらへんがな!


これは出版社、印刷会社、製本会社ともの過失だろう。
確実にわかるのは筑摩書房なので、問い合わせる。


今までも乱丁や落丁の本に、購読し始めてから気づいたことはあるよ。

一番最初に覚えていてインパクトがあったのは、『七瀬ふたたび』の文庫だった。
読んでいるうちに、どうしても辻褄が合わない、ストーリーがすっとんでるところが出てきて、おかしいなと思ってページ数を見たら、数十ページごとに順番が狂ってた。

そら話の内容がわからんようになるわ。


また、上下のページがひっくり返ってたものもあった。

どないして読めっちゅうねん。

当然、いずれも交換してもらったがな。


しかしだな。


「奥付」のない本に遭遇したのは生まれて初めてや!!


出版・執筆に多少なりとも関わっている人たちならわかるだろうが、「奥付」はいろんな情報が入ってるから大切なのよ。

著者の名前、発行日、発行者、出版社、印刷会社、製本会社、注意書きなどなどが詰まってる。

それがない本なんて、致命的にダメだろう。
出版社として恥じるべきだし、切腹もののレベルだろう。


もちろん、交換してもらえるよな?

それにしても、せっかくの初版なのに。


!تبّا لك ، بوتين


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