乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

ピックアップが多くて

2020-06-16 23:43:25 | 戯言&読書ノート
入力に手間取った。

**読書記録**
 『後拾遺和歌集』 (岩波文庫)


今日は途中だった第九 羇旅と第十 哀傷の途中まで。

昨日、「賀は、とにかく褒めて誉めて、ほめ奉ってなので」と入力したが、「新古今和歌集」を読んだときも「ちょっとつまらないよね。つまるところ、褒めまつれ、称えまつれよ、だから」と入力してて、笑ってしまった。

「別」と「哀傷」って、似たようなもんか、と思っていたが、厳密にいうと

「別」・・・生きている者同士の別れ。 例えば、友人が赴任先へ赴くときの別れの和歌

「哀傷」・・・死者を悼む和歌。 あるいは死者の身内への慰めの和歌

って感じかな。
「哀傷」は、とにかく誰かが亡くなっている。


行く人もとまるもいかに思ふらん別れてのちのまたの別れを   赤染衛門

巻八 別を見返してたら、昨日、これを取り上げるべきだと思った。

言問はばありのまにまに都鳥みやこのことを我に聞かせよ   和泉式部

巻九 羇旅より。
在原業平の有名な和歌を彷彿とさせますね。
こんな和歌があったんだ。

以下は巻十 哀傷。

夜もすがら契りしことを忘れずは恋ひむ涙の色ぞゆかしき   一条院皇后宮

知る人もなき別れ路に今はとて心ぼそくもいそぎ立つかな   一条院皇后宮

定子が亡くなった後、見つかった和歌の三首のうち二首が入集。
巻十 哀傷の巻頭歌と二番目の和歌。

野辺までに心ひとつは通へども我がみゆきとは知らずやあるらん   一条院御製

皇后の定子が亡くなった後の和歌。
父や兄たちの後ろ盾が無くなってからも、定子を大切に思って、愛してらしたんだよねえ。

うたゝたねのこの世の夢のはかなきにさめぬやがての命ともがな   藤原実方朝臣

子ども亡くした父親の和歌。

とゞめおきて誰をあはれと思ふらん子はまさるらん子はまさりけり   和泉式部

娘の小式部内侍が亡くなり、孫を見て詠んだ和歌。

『新古今集』には、小式部内侍を悼む和歌、

置くと見し露もありけりはかなくて消えにし人を何にたとえむ   和泉式部

が収められている。



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