**読書記録**
小川剛生 『「和歌所」の鎌倉時代』 (NHKブックス) 本日読了。
今日は「第八章 法皇の長歌―続千載和歌集」「第九章 倒幕前夜の歌壇―続後拾遺和歌集」を読了。
<続千載和歌集>の撰者の藤原為世、亡くなっている人物の和歌ならともかく、まだ存命中の歌人の和歌の一部を勝手に改竄したら、アカンわな。
しかも女性の中で最も身分の高い、天皇の后になった女性の和歌よ?
そら、永福門院も怒りはるわ。
いくら自身の流派ではなく、敵対してる流派であっても、尊重しようよ。
それでなくても、不敬罪に該当するだろうよ。
他にも同様に、和歌の一部を改ざんされた歌人がいるそうな。
あきませんなあ。
<続後拾遺和歌集>が室町幕府、足利氏に尊重されたのは、足利尊氏の和歌が入っているから、そうな。
ただその時は「源高氏」の名前になってるって。
さて、次は何を読みましょうか。
日本物が続いているし、小説もしばらく読んでいないしで、小説にしようかね。
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