「JR札幌駅」北口から徒歩3分ほどの札幌軟石造り石蔵カフェ「Café & Bar ROGA(ロガ)」。明治後期に質屋の蔵として建てられ、その後にはカメラ店のフィルム収蔵庫として利用されてきた築120年の歴史を持ちます。青年海外協力隊としてパラグアイに赴任していた経験を持つ店主がパラグアイ語の『家(ROGA)』と名付た店内は明治浪漫の香りです。
本日は「Café & Bar ROGA(ロガ)」でカフェタイムです。【明治の気品あふれる和洋折衷建築~清華亭~】を訪問した後に何処かで一休みできる場所を探しました。出てきたのは丁度「清華亭」から「JR札幌駅」に戻る途上にあるカフェで何と明治後期に建てられた石蔵を利用したカフェとか。明治の開拓期の建物訪問後には何ともぴったりの店のようなので即決で訪問してきました。場所は「清華亭」の北側の通り「北8条通」を「JR札幌駅」北口へ向かう途中にあります(地図)。
「Café & Bar ROGA(ロガ)」の外観。
石蔵は質屋の後はカメラ店のフィルム収蔵庫として使用されていたそうです。現在のオーナーは室蘭に入植した曾祖父さん、札幌に移り住みカメラ店を一から始めた祖父さん、そして2015年の閉店まで地域に愛されたカメラ店として経営したお父さんから引き継いだ4代目の太田氏。「歴史ある石蔵と父祖の思いを何とか残したい」とカフェ&バーとして蘇らせたそうです。蔵には屋号の「太」の文字があります。
店舗の入口は左(母屋側)と右(蔵側)にあり1Fには「Café & Bar ROGA」に「Gallery TOYO」、2Fには美容室「omoya」や「Rental Kitcken TOYO」などが入っています。
母屋側の入口を入ったところ。「Café & Bar ROGA」の入口は母屋(OMOYA)の右側の石蔵部分です。
石蔵の風格のある厚い扉。横の飾り棚には懐古的なカメラが並んでいます。
その一つ。現オーナーが実家から持ってきたカメラだそうです。
厚い扉を開けて入った店内。1階にはカウンター席があり・・。
一角には薪ストーブが置かれています。何とも趣のある空間に思わず「写真撮ってもいいですか?」と聞くと優しい笑顔でOKでした。
人数を告げると2階に案内され雰囲気のある階段を上ります。
階段を上ったところ。
2階奥にはカウンター4席と4人掛けテーブル×5と2人掛けテーブル席×1があります。正面が外から見た蔵2階の窓です。
カウンター席。
2階奥から見た階段方向。
メニューは多彩です。「Café & Bar」という経営形態であり昼はランチ、夜はディナーにアルコールとつまみ、その間のカフェタイムと何種類ものメニューがありました。
こちらはランチメニュー。「カレーライス」(税込み880円)が看板メニューだそうです。
もう一つの看板メニューがパフェ。
写真で紹介した以外にも期間限定の「クッキーズバニラパフェ」などもありました。
「宇治抹茶パフェ」と「ブレンドコーヒー(HOT)」。ドリンクセットで税込み1,400円。
円山のパフェ専門店「Sagesse et histoire」的に紹介するとこんな感じ?
【構成】
・宇治抹茶アイス
・宇治抹茶アイス
・きな粉
・バニラアイス
・白玉に練り餡
・コーンフレークに生クリーム
・黒蜜(別添)
といったところでしょうか。手作り感が優しいパフェです。ボリューミーですが甘さ控えめなので飽きることなく完食できますよ。これはこれで美味しいです。
コーヒーに添えてあるスプーンはご主人が買い求めた世界各地のお土産品だそうです。
「Café & Bar ROGA(ロガ)」が入る建物全体は「東洋カメラハウス」となっていて1階と2階にレンタルスペースがあるようです。
2階「Rental Kitcken TOYO」のスペース。
1階の「Gallery TOYO」。囲炉裏もあり古民家でお茶会なども開催できそうです(写真はネットより拝借)。
母屋側から「東洋カメラハウス」を見たところ。以上で「Cafe&Bar ROGA(ロガ)」終了。歴史感じる大変良い店でした。次回はもう一つの看板メニューのカレーも試したいところです。ご馳走様でした。
「Cafe&Bar ROGA(ロガ)」から徒歩3分ほどの「JR札幌駅」から帰路につきました。
「Cafe&Bar ROGA(ロガ)」
北海道札幌市北区北7条西5丁目-5
電話 011-299-7559
営業時間 11:30~23:00
定休日 日曜、祝日、第3月曜日
北海道札幌市北区北7条西5丁目-5
電話 011-299-7559
営業時間 11:30~23:00
定休日 日曜、祝日、第3月曜日
(2023.3.10)