札幌市の憩いスポット「中島公園」に隣接する「札幌護國神社」と「彌彦(伊夜日子)神社」。「札幌護國神社」は明治10年(1877年)の西南戦争の際に戦没された御霊をお祀りするために建立、「彌彦(伊夜日子)神社」は新潟の弥彦神社を本社とし明治末に札幌に移住した有志によって建立されたお宮が始まりとされる共に由緒ある神社です。
本日は「札幌護国神社」と「彌彦(伊夜日子)神社」で『プチ雪まつり』です。「第74回(2024)さっぽろ雪まつり」開催に合わせて公式・非公式を併せて様々な協賛事業・行事が行われています。こちらの神社は公式ではないでしょうがホテルも多いエリアで「さっぽろ雪まつり」観光に来た人に楽しんでもらおう!との趣旨でしょう。何で知ったのか外国人観光客らしき方の姿もあり熱心に写真をとっておられました。両神社はともに「中島公園」に隣接しており地下鉄駅では南北線「幌平橋駅」が最寄りです(地図)。
【札幌護国神社】
「札幌護国神社」の鳥居から神門、拝殿。神社は明治10年(1877年)の西南の役に戦病没した屯田兵の霊を慰めるために明治12年(1879年)に創建。現在では後の幾多戦役の戦病没者の霊と殉職警察官や殉職消防官の霊を合祀しています。
ミニ雪像は社務所に向かって左側のスペースに置かれています。
大きなシマエナガ。
そしてお御籤コーナーには小さな3羽のシマエナガ。
「札幌護国神社」では現在、『シマエナガ切り絵ご朱印』と『シマエナガゆきまつりご朱印』を頒布しています。
【彌彦(伊夜日子)神社】
「札幌護国神社」の鳥居から神門、拝殿。神社は本社が由緒ある新潟県の「彌彦神社」で天之香具山命(あめのかぐやまのみこと)をお祀りし同地から札幌に移住された方々により明治末に小さなお宮が建立されたのが始まりで、昭和45年(1970年)に太宰府天満宮より菅原道真公の分霊を拝戴され、以来「札幌の天神さま」と呼ばれているとのことです。
手水舎。季節ごとに花手水が楽しめる場所ですがミニ雪像はこちらに置かれています。
主役はウサギ。「彌彦神社」には“うさぎ”伝説があり、その昔弥彦山には多くのうさぎがすみ田畑を荒らしていたが、ご祭神の天之香具山命(あめのかぐやまのみこと)がうさぎを諭し改心させたとか。“うさぎ神社”とも呼ばれるそうです。
シマエナガもいます。
ミニ雪像は日々更新されているようで神社のinstagramでは2月8日の『寅の日』に合わせて虎も置かれたようです。
社務所前にもウサギとハートのミニ雪像が置かれていました。
「彌彦(伊夜日子)神社」では2月は御祭神『天香山命』『菅原道真公』2柱の命日が重なることから、この2柱の大神様をデザインした御朱印を【2月の限定御朱印】として頒布しているそうです。以上で本日の札幌護国神社&彌彦(伊夜日子)神社の「プチ雪まつり」見物終了。ありがとうございました。
(2024.2.8)