水沢なでしこ、かく戦えり！

８月１日、長野県松本市でインターハイ史上初の女子サッカー競技が行われた。

この大会にはなでしこジャパン選手を輩出した強豪が参加。その中にあって岩手から水沢高校が登場した。
対戦相手は神奈川の湘南学院、関東大会覇者で、なでしこジャパンの近賀ゆかりなどが卒業生に名を連ねている。

試合は立ち上がりから湘南学院のペース。水沢は防戦一方でGK遠藤が忙しい。
案の定湘南に先制を許し、しかもシュート態勢からのパスにダイレクトというミドルまで打たれてしまい...

その後も湘南が攻め込む形、それを水沢は守り抜く。そしてFWの木村、熊谷に渡る場面もあったが、中のフォローが遅い。


０ー２で迎えた後半、立ち上がりから２失点を喫した。決して真夏の酷暑が水沢の選手たちに堪えたわけではないが...

最後の10分、関東王者・湘南の地力に水沢はすっかり気が折れてしまったようだ。
わたしも必死に応援歌歌うなどしたが、水沢は最後までゴールを決められず...

終わってみれば０ー７で完敗。水沢のインターハイは終わってしまった。
しかし暑い最中よく戦った水沢の女子諸君、君たちは記念すべきインターハイ元年にピッチに立てたことに対し、胸を張ってほしい。
このあと女子選手権もある。そこに向けてチームを立て直そう。