なんだか先日の全社以来その話題が...
盛岡ゼブラのサポータークラブ「岩手レボリューション」(IRV)が盛岡ゼブラに選手登録を希望していることがわかった。
盛岡ゼブラの全国社会人選手権東北予選での内容から、IRVの斉藤晃代表が「自分もいざとなれば選手となりたい」などと語ったもの。
東北リーグではすでにFCプリメーロのサポーターがチームに選手登録済みであり、今回実現すれば東北では2例目だ。
しかし斉藤代表のゼブラ入りは色々な思惑が交錯しているようだ。
「岩手のサッカーの未来を一番考えている人物。ゼブラ陣営に入ったことでゼブラがどこかと合併する可能性もある」
東北サッカー界に詳しい評論家は、ゼブラの一員である斉藤がグルージャやガンジュを相手に何らかの合同作戦を提案するのではないかと考えている。
「はじめはゼブラとグルージャの合同、これは国体成年の強化にもなりますね。それからカンテラの整備、サッカー環境づくりのための統一行動などに発展するでしょう」
確かに斉藤は2016年までに天皇杯で決勝に出ることを公約として掲げている。また、岩手のサッカークラブをひとつにしようと度々自らのサイトで公言している。
ということは、盛岡ゼブラの斉藤晃選手誕生は自らの野望達成の最後の手段ではないか、というのが記者の考えだ。
IRVおよび斉藤の知名度はネット、県外のサポーターには知られているが、岩手県民にはあまり浸透していないのが現状だ。
「もしかすると売名行為、かもしれません。IRVが岩手での知名度を上げるために選手として出る、ということはー考えられるのはゼブラの斉藤が暴走するんじゃないか、ということです」
斉藤は過去にも市民に向けてビラまきや中吊り広告を出してきた。果たしてクラブは斉藤の行動を認めるか否か。それが入団時のネックになりそうだ。
またエスカレートする相手チームへの説教、敗戦後の大文字などの名物がスタンドから消えるのは興行的にどうか、という不安もある。
「Vさんがサポーターじゃなくなったら、誰が盛り上げるのか」
ゼブラ、グルージャ、ガンジュ、さらに協会にIRVを超える存在は見当たらない。また選手になってしまってはIRVの魅力も半減するという指摘もある。
とにかく、IRVのこれからの動向から目が離せないのは事実のようだ。