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鶴岡ふらり旅

今日は太田和彦さんの鶴岡の旅。

まずは出羽三山・羽黒山。
せせらぎ聞こえる神橋を渡り、一の坂を歩けば羽黒の象徴五重塔。杉並木に囲まれたこの塔は将門の建立と伝えられています。
さらに登って羽黒山の頂、かやぶき屋根の祭殿は羽黒信仰の拠点。月山・湯殿山の神様もここにいますよ。

それから鶴岡城址。
このあたりは明治・大正の建物が多いことでも有名。
大宝館、鶴岡天主堂、そして致道博物館とあるのですが、天主堂の中に畳や張り絵のステンドグラス、黒いマリア像があるというのは驚きですね。
大宝館は庄内の人物博物館で、盛岡市先人記念館みたいなものでしょう。致道博物館はもちろん屋外博物館ですね。残念ながら改装中のパビリオンありますけど…

昼飯は鶴岡名物麦切り、昔は大麦でそばのように切っていたからその名がついたそうです。
僕も市内で食べたことあります。麦切りはわさびより辛子が合うそうで…讃岐とは違うと太田さんもおっしゃってました。

そして夜、郷土料理の店「いな船」へ。
太田さんはまず栄光富士の本醸造を人肌で、昔の日本酒の味がするとコメント。
そしてお料理、アケビの炒め物、菊のおひたし、切り干し大根の3品。それから庄内独自の茹でハタハタも。
2杯目は奥羽自慢、これも本醸造。
〆はやはり芋煮ですが、庄内の芋煮は山形市のとは違います。一度そこを訪ねようか…

12.9には大黒様、12.17には観音様の年越しで色々な食が出てきます。こうした季節感も大事ですよね。

ついでにもう1軒、真っ暗な道で「89(やぐ)」というバー。矢口さんの店だから「やぐ」。
鶴岡はバーも多いんですね。そこでは銅のマグカップをハイボールマグとして使ってたり、年季を感じます。
酒田も「雪国」カクテル発祥の地です。庄内カクテルって意外としっくり来るのかな?

庄内は海も山も風もあって、清らかな風土。人隣りも何度か顔を合わせればなじみになる、ということで、また行きますよ!

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