・危険度、戦闘能力
それは他のモンスターとの生存競争とはまったく異質の、完全に他を排除するためだけの機能が迫ってきた、そんな印象であったと生存者たちは語る。
それは、城を崩し、 空を焦がし、 地を溶かし……容赦なく、禁足地に踏み込んだものを攻め立てる。
その咆哮の響きからは、ムフェト・ジーヴァの繭を焼くアルバトリオンのそれに近い、怒りのようなものを感じられたともいうが、そのような感傷はヒトの勝手な思い込みであろう。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1591255881702068225?s=19
それは、城を崩し、 空を焦がし、 地を溶かし……容赦なく、禁足地に踏み込んだものを攻め立てる。
その咆哮の響きからは、ムフェト・ジーヴァの繭を焼くアルバトリオンのそれに近い、怒りのようなものを感じられたともいうが、そのような感傷はヒトの勝手な思い込みであろう。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1591255881702068225?s=19
直立と腹這いの姿勢を使い分けながら、 外敵を滅しにかかる。
ミラボレアスにおいて、最大の脅威とされる攻撃が 「劫火」と呼ばれる灼熱のブレスであろう。 極めて高い体温を持つ身体に大量の空気を取り込み、胸部で爆発的な火炎を生成したのち長い一息にて一気に放つ。
この何者をも滅する劫火の力を揮い、 眼に映るすべてを焼き尽くさんとする。 その猛威は、この世界全土をわずか数日で焦土へ変えるという。
瓦礫は焼け崩れ、 分厚い防護壁さえも溶かしてしまう威力には、ただただ戦慄を覚えるのみ。 「すべてを焼き払う」と示唆されていた伝承や文献を紐解き、情報の比較および精査を以て見えてくるのは、これが比喩表現ではなく、事実であるという確証であった。
最初の 「劫火」 を放つまでは力を温存しているのか、 火炎のブレスを交えつつも地上での肉弾戦を主とする。 それは脅威の片鱗ですらなかった。
四脚の姿勢で這いずる姿は、 黒龍の顔が間近に迫る状況を生む。 それを好機とし、スリンガーの全弾発射を試みて頭部にしがみついた者の多くが、口元から溢れ出す業火に晒された。
外敵を一定の脅威と認めたときには、周辺一帯を 「劫火」 で焼き払う。 遮蔽物を生かせなければ、ヒトなど容易に消し炭となろう。
四脚の姿勢で這いずる姿は、 黒龍の顔が間近に迫る状況を生む。 それを好機とし、スリンガーの全弾発射を試みて頭部にしがみついた者の多くが、口元から溢れ出す業火に晒された。
外敵を一定の脅威と認めたときには、周辺一帯を 「劫火」 で焼き払う。 遮蔽物を生かせなければ、ヒトなど容易に消し炭となろう。
一度目の「劫火」 を耐え抜いた外敵に対しては、 空中からのブレスや滑空による攻撃など、より激しい動きで追い詰める。 そして、二度目の「劫火」を放つ状況を迎えた最終段階では、ミラボレアス自身も抑えていた力を解放し、その暴威を存分に揮いはじめる。
吐き出されるブレスは極度の高温を孕み、 青白く燃ゆる。
腹這いの状態から全方位を薙ぎ払うブレスの前に、いくつもの命が無残に散っていったという。
全力解放の最終段階ともなれば、 全身に膨大な熱量を溜め込み、高温の火炎を足元に吐きつける姿も見られ、格段に戦闘力が増す。
全力解放の最終段階ともなれば、 全身に膨大な熱量を溜め込み、高温の火炎を足元に吐きつける姿も見られ、格段に戦闘力が増す。
無論、怒りに触れたとあれば、 さらなる重圧感と恐怖にその身をすくめることとなるだろう。
人智の及ばない強大な脅威が現実となりて、世界に混沌たる厄災をもたらすか。
・利用
“黒龍”とも呼ばれる伝説の古龍を打ち倒した者のみが、携帯を許可される武器群。
卓越した技巧により具現された伝説たる邪龍の力は、およそ人の力で御せる代物ではない。
強大無比な力には代償を。禍々しい眼の光に、汝のか細き命など吸い尽くされるやもしれぬ、と伝わる。
もはや語ることが意味を成さないほど、武器が放つ存在感は圧倒的。神をも超越せんがばかりの歪んだ破壊力を有し、人が手にする武器としてはこれ以上のものなど存在し得ないだろう。
暗き力を宿していると言われ、常に禍々しい気を放っているため、熟練のハンターですら所持をためらう呪いの武具。
呪いの至宝と謳われる黒龍の邪眼は水晶でできており、宝石眼とも呼ばれる3大宝石の1つ。死してなお眼光がただならぬ妖しさを放ち、まるで魂が籠っているかのよう。直視すれば怖気が走るという。
武具にあしらうことで悍ましい狂気を宿すともいわれ、工房の職人は作業中、襲い来る怖気と戦う羽目になる。 使用者も制作者も限定される所以。
片手剣、槍、大槌の三振りは邪龍を祀る神器とされ、大剣を持つ者は永遠に古龍と戦う宿命を強いられるという。
持った瞬間、地の底から響くような叫び声が聞こえる事から、その身を剥がれた“黒龍”の念が封じ込められていると囁かれる鎌に至っては、その刃が刻んだ傷は10年、100年経とうが、一度付けた傷を癒やすことなく、その痛みを永遠に齎す。
双剣は使用者が死してなお、両腕が動いて近づくものを斬ったという逸話から、所持者にはエ房から「黒龍の怒りが染みついた双剣により、悪しき心を持つな」 と厳命される。 何かを斬らずにはいられない衝動が生まれるとも言われる。
見る者全てに“暗き力”を想起させる呪いの銃槍。黒龍の姿をそのまま取り込んだようにうねる槍身には、黒龍の邪眼が埋め込まれている。竜撃砲発動時にその邪眼から発する光を見た者は、強制的に身体の力が奪われると囁かれている。
呪いの音色を奏で出すとさえ言われる、いわくつきの狩猟笛は聴く者の心を離さず、すぐさま虜にしてしまうほどの強力な魅力を持った音色ながら、心に隙を持つハンターがその音色をきっかけに、永遠に戦いを止めない狂戦士と化すこともある。
重弩の大きく開かれた口径からは、射撃のたびに轟音が鳴り響く。その音は“黒龍の咆哮”とも言われ、強靭な精神を保っていないと、所有者ですら発射した瞬間に戦意を失いかねない。リロード能カが高いため、連続する音に耐え得る豪傑のみが武器本来の機能を発揮できる。
禍々しい力を感じさせる黒い弓を見た者は、得体のしれない恐怖を感じると言われている。
この弓で狙われたモンスターは、狙いを定められた瞬間に独特の気配を察知するが、同時に足がすくみ、その矢から逃れることは不可能なことを思い知る。
歪み伸びた黒龍の剛角や鍛え鞣された黒龍の重殻を用い、黒龍の意匠を形造った防具が示す黒龍の伝説は、継承と超越。全ての極意を解放し、超人的な武技と強靭さをその身に宿す。 着用時に黒龍の鼓動を感じると訴えた者は、悪夢にうなされ、命を危ぶむ。
余談だが、ポッケ村に存在する”秘密の洞窟”の奥地に人の身の丈より遥かに巨大な漆黒の大剣が突き立っており、その意匠は黒龍の素材を用いた大剣に酷似するという。
この剣は非常に稀有な物質を含む鉱石で造られており、破損しても元の形に自己を修復する。 そのため少量ずつ削り出され、武具生産の素材や、学会での研究資料として利用されることになった。
しかし、削り取った物体は禍々しい気を放ち、手にするだけで絶望が体を包むような恐怖心に襲われるという。
そして、その黒い素材を用いた防具もまた、使用するうちに暗き力の奔流に飲み込まれ、身体中の血液が沸騰するような感覚を覚え始め、やがては己が人でなくなるような恐怖を感じ、心を蝕まれ、正気を失っていくという。
使用するだけでこれほど悍ましい気配を感じる装備は、否が応にも黒龍の武具を想起させる。
・ソース
MH4G
MHXX
復刻ハンター大全pg.39.43.84.121.149.155.161.165.172.185
DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式設定資料集pg.176〜281.398〜401.470〜472
モンスターハンター発想の法則
2禁忌の書pg.12〜21
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