「ネコ」
メラルー
Melynx
獣人種
食雑目 アイルー科
全高約106.9cm~116.4cm
足裏のサイズ約9.9cm~13cm
・狩猟地
アイルーと同様、現大陸の殆どのフィールドに生息する。
・概要、外見的特徴
毛並みが黒いアイルーの総称で、アイルーより俊敏と言われる。多くの個体は他のアイルーと同様にフィールドワークに勤しんで生活している。
アイルーと異なるのは黒い毛並みだけでなく、草で編まれたマスクやポーチを携帯し、手にはピッケルではなく、彼らの手を模したような杖を持っている点。
・生態
非常に好奇心が強くイタズラ好き、おまけに手癖が悪い傾向があり、先天的な盗みの才をもつ。
人の持ち物に異常なほどの興味を示し、通りすがりのハンターに愛嬌をふりまきながら近付き、一瞬の隙を突いて飛びかかり、持っている杖でアイテムポーチから持ち物を掠め取ってしまうのだ。
撃退されれば逃げる拍子に秘密のポーチを落とし、好物のマタタビや大食いマグロ、彼らの間での紙幣を手に入れることができる場合がある。
持ち物を奪うことに成功すると飛び跳ねて喜び、間もなくその場から穴を掘って撤退する。
奪ったものは一旦集落に持ち帰って吟味し、その後は獣人族の間で取引に使われたり、不要であれば住処のガラクタ置き場に遺棄されたりするらしい。
アイルー同様にマタタビには目が無く、ハンターの持ち物にマタタビがあれば最優先で盗もうとする。このため、メラルーと遭遇する事を考慮してマタタビを持ち歩くハンターもいる。
アイルー族の中でもここまで積極的に悪戯を仕掛けるのはこのメラルーのみであるが、その性質の差の理由は不明。
・人間との関わり
基本的に人間に対して悪戯を働く困り者であるが、アイルーと同様、人間の社会で真面目に働きながら生活している個体も少なからず存在する。
たとえば、タル配便を営んでいる転がしニャン次郎などはその代表である。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全 pg.46.47.52.104.260