秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙獣種の書 桃毛獣 ババコンガ

2023-08-31 20:40:19 | 牙獣種




「桃毛獣」
ババコンガ
Congalala
牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科
コンガ科
全長約865.92〜1230.00cm
全高約361cm
足裏のサイズ約52cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1697198092066689171?s=19
・狩猟地
原生林、密林、古代林、未知の樹海、沼地、天空山、遺群嶺、地底洞窟など
・概要、特徴
密林や高地、沼地などに生息する大型の牙獣種。
鮮やかな桃色の体毛が特徴で、「桃毛獣」とも呼ばれる。
コンガの群れの中でも特に体格に優れ、群れを統率できるほどの力を持った個体がこの名で区別される。
その体格は平均的なコンガの約二倍。
・生態
自分好みの匂いのする草花の汁を使って頭部の毛を爪でトサカのように逆立てる習性を持つが、このトサカはボスの証であり、この毛束が長く真っ直ぐであるほどボスとしての風格と威厳があるとされる。
群れのボスの座を狙うコンガはトサカを作って挑戦者だというアピールをし、現在の群れのボスに戦いを挑む事がある。
激しい戦闘の際にはトサカの形が崩れてしまう事もあるが、少なくとも戦闘中にそれを気にするような素振りは見せず、群れの統率力を失う事も無い。
そもそもコンガは群れこそ作ってはいるが、基本的に各個体がマイペースな性格で連携を取ることは皆無であるため、統率力など最初から無いも同然である。
好奇心が非常に強く、目に映った物には何にでも興味を示してちょっかいを出す。
しかし、有り余るパワーを誇る巨体と長く鋭い爪を持っているため、ちょっとした動きでも興味の対象にとっては危険となる。
雑食性且つ非常に食欲旺盛で、腹を空かせると思わず耳を塞ぎたくなるほどの大音量で腹の虫を鳴らす。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498241569261907968?s=19
キノコなどの食料を発見すると例え戦闘中であってもかぶりつく事が多く、狩猟においては罠肉が有効とされる。
牙は鋭くなく、堅く発達した唇で餌を食い千切る。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498250292676075522?s=19
体内には多少の毒であれば難なく分解してしまう特殊な酵素を持ち(毒罠肉は肉の成分が変わるので中毒を起こす)、ニトロダケや毒テングダケなどもそのまま食べてしまう。



また、食べたキノコの種類に応じて様々な特性のブレスを操り、生息地によって食物とするキノコは異なるためその種類には地域差がある。
たいへん器用に尻尾を動かす事ができ、また尻尾の先端の裏側は滑り止めのようなざらついた皮で覆われるため、それで物を持ち運んだり投げ付けたりできる。





尻尾でキノコなどの食糧を掴み、そのまま手を使わずに噛り付く事も多い。




コンガ以上に頻繁に放屁を行い、悪臭を好む傾向すらあるようで、大量のこやし玉を輸送中の飛行船が密林に墜落したという事件が発生した際にはババコンガだけが大喜びしたという。
その独特な生態から、「珍獣の中の珍獣」や「密林の無法者」などといった異名でも呼ばれる。
更には外敵への攻撃としてフンを尻尾で投擲することがあるが、これは縄張りを主張するマーキングの意味合いもあり、一部ではそのフンを研究対象として取引している。



・食性
雑食性。キノコを好むが、肉も食す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498242066937044993?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると立ち上がって叫びながら放屁を行い、積極的に排撃を行う。
咆哮⬇
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498253744474972160?s=19
狂竜化ver.
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498255779471650820?s=19
鈍重そうな見た目に反して軽快な動きで外敵を翻弄し、見上げるほどの高さまで跳躍して相手を押し潰そうとしたり、勢いよく両腕を振り上げて地面に叩きつける攻撃は地面を揺るがす程の威力を誇る。
また、連続で放屁しながら身軽にツタにぶら下がり、移動する事もある。



発達した長く鋭い爪は高い殺傷能力をもち、それを激しく振り回して攻撃してくる事も多い。
興奮すると顔面や尻が赤く染まり、その動きはより不規則なものとなる。
腹部の皮は頑丈で、大きく息を吸い込んで膨らませる事でほとんどの攻撃のダメージを遮断してしまう。
前述の通り食欲旺盛なため、体内には常に食べ物を分解する過程で発生したガスが生じている。
このガスの臭いは離れていても涙が滲むほどの激臭であり、威嚇は勿論、戦闘中にも度々放屁を行って敵の戦意を挫く。
また、その放屁は至近距離で受けたハンターを吹き飛ばすほどの勢いのため、物理的な意味でも危険。
当然フンもそれ以上の強烈な臭いの塊であり、これを投げ付けて攻撃してくる事もある。
こうして異臭を巧みに扱う戦法に翻弄される狩人も多く、ギルドでは本種の危険度を影蜘蛛と同程度としている。








・利用
ババコンガから得られる体毛は服飾の材料に用いられる他、丈夫なものは加工されて装備品の大事な素材となる。
その素材を用いた装備は華麗さは無いものの、実践で培われた知恵がつまった、機能的な防具として知られる。
武器は高い攻撃力から安定感のある狩猟が期待されるが、素材から発せられる臭いはご愛嬌である。

・ソース

MH4G

MHXX

復刻ハンター大全

モンハンフェスタ2008メモリアルDVDブック



牙獣種の書 コンガ

2023-08-30 21:21:40 | 牙獣種




コンガ
Conga
牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科
全長約464cm
全高約218cm
足裏のサイズ約32cm
・狩猟地
原生林、密林、古代林、未知の樹海、沼地、天空山、遺群嶺、地底洞窟など
・概要、特徴
熱帯地方の森林や高地に生息する小型の牙獣種で、桃色の体毛が特徴。小型モンスターとしては比較的体格に優れ、前脚には鋭利な爪を持つ。
・生態
ババコンガと呼ばれる大型化した個体を中心とした小さな群れを作るが、マイペースな性格のため群れでの連携は殆ど無いに等しい。
頻繁に放屁する習性があり、群れが現れた場所では悪臭が蔓延するため、それに起因した討伐依頼も多い。
火を恐れるため松明等を構えていると近寄って来ないが、その一方で異臭には強いため、多くのモンスターに有効なこやし玉を用いて追い払う手段は通用しない。
キノコを好み、キノコ狩りに出た者が、その帰り道でコンガに襲撃されたという事件もよく報告される。
・食性
雑食性。キノコ類を好んで食べる。
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると叫びながら後足で立ち、両手を広げて身体を震わせて威嚇を行う。
これで外敵が逃げなければ、突進や跳躍からの伸し掛りで攻撃を行う。
また、放屁して外敵を攻撃する事があり、その屁は目に染みるほどの強烈な悪臭を放つ。
まともに浴びればしばらく身体や持ち物に臭いが染み付き、飲食物も吐き気を催す臭いのために使用できなくなる。そのため、ハンター間ではコンガ討伐の際に消臭玉を携行するのは常識である。



・利用
コンガの毛は手触りの良さと丈夫さを兼ね備え、耐久力に優れた武具の素材となる。その一方で放屁によって強烈な悪臭も染み付いており、加工する際の脱臭には卓越した技術を要する。

・ソース

復刻ハンター大全

MH4G

MHXX



牙獣種の書 銀嶺ガムート

2023-08-29 23:07:17 | 牙獣種




「銀嶺」
銀嶺ガムート
Elderfrost Gammoth
牙獣種
長鼻目 頭殻亜目 ガムート科
全長約2162.27〜2617.48cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1696518997796384824?s=19
・狩猟地
雪山、氷海、極圏
・概要、特徴
巨獣ガムートが過酷な雪山を長年生き抜き、さらなる知恵と力を得た特殊な個体。
長い年月を過酷な寒冷地で過ごしたことで鍛え上げられた体躯と甲殻は、殆どの攻撃では揺らぎもしないほどに堅牢かつ強靭。
その姿は、雄大な白銀の山麓と見紛うほどに重厚であり、山に住まう神ではなく、山そのものという畏怖を込め「銀嶺」と称される。
一般的なガムートと比べ長い年月を過ごした故、背後に生えていた鮮やかな赤色の毛は色褪せ、大部分が白銀色に染まっている。そのため、吹雪の中で銀嶺の姿を捉えることは困難である。
そのため、吹雪の中ではその姿を捉える事すら難しい。
後脚の甲殻は黒色に変化し、生半可な攻撃など簡単に跳ね返してしまう程に硬質化している他、複雑な形状の頭殻は中央に大きく亀裂が入って巨大な一つ目の如き様相を呈している。前脚の甲殻には突起が増え、丸みを帯びていた通常個体よりも威圧感がある印象を受ける。
脚部に纏う氷雪も、その突起の影響で鋭利な棘状になる他、一般的な個体とは異なり長い鼻にも氷雪を纏うが、行動に支障をきたす様子は無い
二つ名持ちの例に漏れず、通常個体を上回る圧倒的な力から、ギルドではこの個体について特別措置を設けており、特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
・危険度、戦闘能力

咆哮

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1495520710105522178?s=19



戦う様を見たものはほとんどいないが、並みならぬ巨体で大雪を掘り起こし、広大な平野を白霜に包みこんで白銀の世界に一変させるなど、その行動は寒地に荒ぶ吹雪元凶ともされている。

狩猟を許可された凄腕ハンターの報告によると、巨大な雪の塊を鼻で軽々と振り回して辺りを薙ぎ払う攻撃や、頭を下げて力を溜め、そのまま頭殻雪原を抉り飛ばしながら猛進、更に終わり際に頭を地面から引き出し、その勢いで上空へ雪塊を投射するという大技を繰り出すこともあるという。





・利用
銀嶺の体毛は恐るべき堅牢さを弾性を併せ持ち、加工に用いるには最上級の一品とされる他、鼻棘は万物を穿つと言われ、職人たちが追い求める名品である。
そして、それらの素材を用いた武具には銀嶺の魂が宿るとされ、一般的な武具とは一線を画す特性を得るとされるが、その着用は特殊許可クエストを制した凄腕ハンターに限られる。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書



牙獣種の書 巨獣 ガムート

2023-08-28 20:56:34 | 牙獣種








「巨獣」
ガムート
Gammoth
牙獣種
長鼻目 頭殻亜目 ガムート科
全長約2002.24〜2617.48cm
全高約1400cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1696113087211028622?s=19
・狩猟地
雪山、氷海、極圏
・概要、特徴
寒冷地に生息する牙獣種の大型モンスター。
赤と青の鮮やかな体毛と頭部を冠のように覆う複雑な形状の頭殻、反り返るように伸びた豪壮な牙と長大な鼻、鼻の内側に生え揃う棘が特徴。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1653254982597218305?s=19


そしてそれら以上に目を見張るのが、超大型モンスターに比肩するほどの巨躯である。
全高14m、全長20m以上と、確認されている牙獣種の中では最大の種であり、その圧倒的な佇まいから「巨獣」とも呼ばれ、一部では『不動の山神』の異名でも知られている。
その雄大さから、ガムートの纏う氷を食べればその強さを得ることができる、という噂もある。
・生態
草食性であり、その巨躯から並大抵の動物は歯牙にもかけないが、一度外敵と看做した相手は巨体を活かした一撃で叩き潰してしまう。
その巨体を支えるために大量の食糧を必要とするため、群れを作らずに日々移動し続け、鋭敏な嗅覚で雪に埋まった植物を探り当ては掘り出して食べる。

食料が不足すると凶暴化し、食糧難に陥った個体が雪山付近の村に侵入、木造の家屋を破壊して食したという事例もある。
また、確認されている個体の大多数は雌である。
鼻で吸い込んだ雪を吹き付けることで尾や四肢に雪を纏う性質を持ち、付着した雪は脚から出る成分によって堅固に固まり、溶けにくくなる。
この雪を纏う行為の目的は防御ではなく外敵の排除であり、踏みつけで飛ばす雪の塊は、ドスギアノス程度のモンスターなら一撃で昏倒させるほどの威力を持つ。
脚は甲殻により雪を纏いやすい構造になっており、爪も新雪の上を歩きやすいような形状になっている。
成体のガムートは分厚い体毛や堅牢な甲殻、圧倒的な巨躯から殆どの捕食者を歯牙にも掛けず、たとえ背後からの攻撃でも、尻尾の毛が外敵の爪牙を滑らせてしまう。



それらの事から、本種ティガレックスの爪牙をものともしない数少ないモンスターとして知られる。
しかし幼体は捕食者に狙われることも少なくないため、幼体の毛皮は真っ白であり、雪山の保護色となっている。
その最大の天敵は前述のティガレックスで、幼体時にティガレックスに植え付けられた恐怖が大きいほど、 成体になった際のティガレックスに対する攻撃性が激しくなるという。


子育て中のガムートは基本的に母と子の二頭だけで生活を送るが、一時的に同じ長鼻目に属する近縁種である、ポポの群れに混ざることがある。
その際母親は子供をポポの群れに紛れさせてもらう代わりに、ポポの群れを積極的に外敵から守る。
そのためポポの群れを見つけては助けて共存しようとする習性を持ち、その姿は民を守る英雄のようにも見えるという。
ポポの群れに混ざることのメリットは、敵の狙いを分散させ、幼体の生存率を上げることができるほか、親ガムート1頭では対処し切れない可能性のある、複数で襲いかかる捕食者に対して有効であるためと推測される。
一方、普段は母子だけで生活しているためガムートの親子は深い絆で結ばれており、特に母親は子供を狙う外敵への排撃がとりわけ激しく、どんな肉食動物よりも凶暴となる。
大地につけることで外敵や仲間の存在を振動でキャッチでき、それによって周囲の状況を探るという。
・食性
草食性。樹木などを食べる他、雪の下にある木の実や薄い木の皮などを食す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1495219699189125120?s=19
・危険度、戦闘能力
自身の身を脅かす外敵と看做すと鼻を高らかに持ち上げ、大音量の咆哮でもって威嚇を行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1495219170966859781?s=19
巨体故に動きは鈍重であるが、圧倒的なタフネスと一撃で悉くを押し潰す破壊力とを持ち、狂暴なモンスターではないものの、ひとたび怒り狂えば誰にも手のつけられない脅威となる





片足を振り下ろすだけで大地を揺るがし、ボディプレスや鼻を叩き付けた一撃は外敵を雪原諸共砕き割る。
驚くべきことに、後脚だけで立ち上がってのボディプレスを繰り出すこともある。
また長大な鼻は小型の動物を捕える器用さと大型飛竜すら易々と抱え上げて投げ飛ばすことができるほどの圧倒的なパワーを併せ持ち、周囲を薙ぎ払う、しがみ付いた敵を引き剥がすなど、攻防共に隙の無い強力な武器となる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1495230895942344704?s=19
また、鼻棘と呼ばれる鋭利な棘が鼻の先端付近に4対存在し、これによって鼻で器用に物を捕えることが可能。
非常に硬く、硬い地面は勿論、上質なものは岩盤すら穿つほどの鋭さを持つ。
また、雪を丸めて作り上げた雪玉を投擲する、鼻息で吹雪を巻き起こして一帯を吹き飛ばすなど、雪を用いた多彩な攻撃も操り出すことが確認されており、近距離では巨体を使った豪快な一撃、遠距離では鼻と雪を用いた大規模攻撃と遠近共に隙が無い。
強靭な肺活量で敵を吸い寄せてから攻撃を見舞うこともあり、高い知能を持つと推測されている。
また、四肢に纏う雪を自ら破砕することで破片を炸裂させて攻撃してくることもある。
力と頭脳、技術を兼ね備えた攻撃の数々と巨体から繰り出される脅威から、ギルドでは危険度を斬竜や電竜に比肩するものとしている。









・利用

ガムートから得られる素材はいずれも頑強であり、耐久性に優れる。
体毛は耐久性、防寒性、衝撃吸収性に富んだ優秀な素材として知られ、特に最高級なものは柔軟性も併せ持つ。
甲殻は雪を固着させる構造が武具の要として利用され、特に屈強な個体から得られたものは優れた強度と衝撃吸収率を持つ。
牙は丈夫で加工がしやすく、武具素材として珍重されているが、上質なものはあまりの硬さに加工が困難となる。
また、頭殻も加工は困難であるが、その堅固さは折り紙つきであり、優れた武具の素材となる。
それらの素材を用いた装備は昔々、山神に仕えた衛士達とその聖職者が身につけていたという伝承があり、その伝承では外の国から襲来した禍つ神に勇敢にも立ち向かった衛士達とその戦死、その事への悲嘆と懺悔、絶望を語り継ぐ防具であるとされている。

・ソース

MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
https://s.famitsu.com/news/201602/08098975.html?page=2&s=09
https://twitter.com/CAPCOM_MHB/status/698476971710242816?t=T9KngMdGjvs8hnG5XRn33A&s=19




牙獣種の書 大猪 ドスファンゴ

2023-08-27 21:46:02 | 牙獣種




「大猪」
ドスファンゴ
Bulldrome
牙獣種
偶蹄目 ブルファンゴ科
全長約497.95〜1058.14cm
全高約348cm
足裏のサイズ約41cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1638000357661110273?s=19
・狩猟地
渓流、水没林、密林、沼地、遺群嶺、雪山、凍土、極圏など
・概要
ブルファンゴの群れの中で最も力を付け、大型化した雄個体。「大猪」とも呼ばれ、他のブルファンゴとは区別して扱われる。
通常のブルファンゴよりも二回り近く大きな体格を誇り、1部の体毛が白くなっている他、突進で鍛えられた牙も非常に大きく立派になっている。
・生態
ドスファンゴは群れの全ての雌を独占する権利を持つが、同時に群れを守る義務を課せられており、常に広い縄張りを走り回って索敵に努めている。
そのため、一度外敵が襲来すれば率先して排撃を行う。
多くの個体は牙の大きさが左右で異なるが、これは主食のキノコを求めて土を掘り返す際に頻繁に使っている側が磨り減っていった結果であり、人間に置き換えれば短い側は利き手に当たる。
長い方の牙は自らの強さの象徴となるほか、外敵やリーダーの座を狙う他の雄個体と戦う際の武器として使われる。
目撃報告は雪山などの寒冷地域や渓流などの水と緑が豊富な地域に集中しているが、ブルファンゴと比べて出現が確認される地域が限定されており、時期や地域によってはドスファンゴの出現報告自体がほとんど確認されないという事もある。
普段は森の奥に生息し、人里に姿を見せる事はほとんど無いが、ごく稀に農村の畑を荒らすといった被害を齎す事もある。
そうした場合は生息する森に強力な大型モンスターが出現したなどの異変が生じている可能性が高く、警戒が必要だろう。
・食性
茸を好んで食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1609125987312082947?s=19
・危険度、戦闘能力
攻撃方法は牙を振り回す、猪突猛進の勢いで突進を繰り返す事が殆ど。力をつけた個体であれば突進を回避した相手を急カーブで追尾する動きを見せることもある。しかし、ハンターとして一人前の力を持つ狩人にとってはさほど厄介な相手ではなく、危険度は青熊獣やドスゲネポスと同程度とされる。




・利用

ドスファンゴから得られる毛皮は剛毛ながらどこか美しいと評され、屈強な個体から得られるものほど堅牢で分厚いものとなる。数々の突進によって鍛えられた大牙もまた高い強度を持ち、それらの素材を用いた装備は大猪の生き様を体現するがごとく、荒々しく野性的なものとなる。
・ソース
復刻ハンター大全
MHXX