「宝纏」
宝纏ウラガンキン
Crystalbeard Uragaan
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 鎚顎竜上科 ガンキン科
全長約2522.00〜2920.21cm
・狩猟地
火山、地底火山、溶岩島
・概要、特徴
火山で作業を行う炭鉱夫たちの間で、まことしやかに噂されてきた煌びやかな爆鎚竜。
「宝纏」の二つ名を冠する、ウラガンキンの特殊な個体である。
煌めく宝石を纏うその姿は宝石箱と称しても過言ではなく、目撃しただけで金運に恵まれるという話もある。
これらの宝石は体内に取り込んだ鉱石が再結晶化したもの。
この煌めく躯体は通常種以上に大柄な傾向があり、肉質もより強固で弱点と呼べる部位は殆ど無い。
特に尻尾と顎には表面に水晶のような鉱石が生じており、その顎は通常個体のそれをも優に上回る恐るべき頑強さを有する。
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。
・特殊個体化した経緯
この煌びやかな姿は特殊な鉱物資源が溶けだしたタールの湧く場所を寝床とし、それを纏うことで結晶化した鉱物が体表に発生したことに由来する。
そしてそんな通常個体とは異なる環境で摂食した鉱物により、赤みを帯びた鱗の色となっている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1772601214334832920?s=19
・危険度、戦闘能力
顎を叩きつけた時の衝撃も通常個体を大きく上回り、軽く叩きつけるだけで人の足を止める程の地響きが発生する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485078672033804290?s=19
また、地面に顎を引っ掛けて岩盤を掬い上げて飛ばしてきたり、転がった状態から姿勢を戻す時に勢いよく催眠ガスを噴射して近づく相手を昏睡させることもある。
通常個体と同じく自身に付着している火薬岩を飛ばしてくることがあるが、飛ばされた岩の中には美しく煌びやかな岩「宝岩塊」が混じる事がある。
この宝岩塊の内部には非常に価値の高い宝石が存在するが、それと同時に多量の催眠性のガスを内包している。
そのため採掘には時折岩から噴き出してくるガス及び、それをばら撒いた宝纏の挙動に目を配らなければならない。
これらの警戒を怠り、目先の欲に囚われた愚者には鉄槌の審判が下されるだろう。
・利用
宝纏から得られる鱗や顎は成分に含まれる特殊な鉱物が非常に美しく、高額で取引されている。特に強力な個体から得られる鱗は恐るべき高剛性を誇り、衝撃吸収性も極めて高い。
また、それらの素材を惜しみなく使用した武具には宝纏の魂が宿るとされており、鍛えれば一線を画す特殊な力を秘めるが、特殊許可クエストを制した者にしかその着用は許されない。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
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