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WRX S4のエンジンがショートストロークだった件!!

2022-04-11 20:31:50 | WRX S4

4月なのにこんなに暑い。。。。

今頃そんなこと気が付くのかよ。という話でゴメンナサイ。
新しいWRX S4のエンジンはショートストロークエンジンでした!!


WRX STIのEJ20

・排気量:1,994cc
・ボア×ストローク(mm):92.0×75.0
・ボア・ストローク比:0.815

ショート・ストロークエンジンは、
ロング・ストロークエンジンに比べてストロークが短いため、中央付近の最高速度は遅くなります。
つまりショート・ストロークエンジンではピストンの平均速度を大きくせずに回転数を上げることができるのです。
エンジンの回転数が上がれば排気量あたりの出力が大きくなりますね。
でも、低回転域ではピストンのスピードは遅いため、出力が弱くなる。
つまり、低回転域のトルクが不足気味、回転数が上がれば高性能を発揮するという事になります。
EJ20の特徴をよく表していると思います。

ときて、

初代LEVORG  VMG

・排気量:1,998cc
・ボア×ストローク(mm):86.0×86.0
・ボア・ストローク比:1.000
スクエアストローク

300PSのエンジンでも、ショートストロークではなく、スクエアなんですね。
スクエアであることが、ある程度の経済性を発揮して、更に高パフォーマンスを発揮できるという事です。
こちらは、高パフォーマンスを得るための、ターボ過給であり直噴システムです。

WRX S4は、
CAFE法との関係もあるし、FA20よりもピーク性能が落ちているので、燃費を優先して当然ロングストークだろう
と勝手に思っていたのですが、

・排気量:2,387cc
・ボア×ストローク(mm):94.0×86.0
・ボア・ストローク比:0.92

という数値。ショートストロークエンジンなのね。(驚き)

でも
ストロークは86.0mmあるので、エンジンがこれ以上長くなると水平対向のため横に広がりフードに収まりにくくなります。
そこで、ボア径を拡大して排気量をあげています。
2.4Lあればショートストロークでもトルクを得やすいのでこのような型式になっているのではと勝手に思っています。

レブリミットもFA20の6,500rpmから6,000rpmと500rpm落ちています。
排気量があるのでそんなに回さなくてもパワーを得ることができるのだと思います。

CAFE法に適合させるため。
・燃費の経済性

環境適合性
・エンジン音の静粛化
などに対応させるために仕方が無いことです。

更にFA24は、 BRZと同じエンジンですが、
・BRZはNA、S4は過給エンジンでボア・ストロークのみ同じで他はほとんど別物。
FA20に対しては、
・燃焼室形状の専用設計
・エンジン全体で軽量化の達成
という事になります。


様々な自動車ジャーナリストの動画やテキストを読んでも、
FA20のような荒々しさは無いが、常用の速度域では断然早い。とコメントされています。

私は、ディーラーの周りを少しの時間で乗っただけですので、
動力性のがどれくらいのものなのかは分かりません。

納車されたら、燃費との関係や、速度域感触など感じたことを細かく報告したいです。

FA20エンジンに惚れこんでいたため、この部分はかなり心配な部分であるのです。

久々のLEVORGショット(やっぱカッコいいのである。)


では。





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