心斎橋クラブジャングル、ご来場いただいたみなさんありがとうございました。
ひで氏です。
三日月ジョンとの共演はやはりいつも特別。三日月ジョンもアランスミシーバンドも好き!というお客さんもたくさんいるし、関東から遠征で来ていた共演のバンドさんも、皆 演奏面でもオフステージでも素敵な面々ばかりだった。
クラブジャングルというこのハコも我々にとって実は非常に思い出深い。
ドラマーもとやん氏が伝説のソロライブをやったのもこのハコだし、当時それを生で見ていた私ひで氏もまさか数年後その男とバンドを組むことになろうとは夢にも思っていなかったのである。
そして奇しくもこの日のライブのオープニングはドラムのもとやん氏から始まるドラマティックな幕開け。
そのオープニング映像を公開します。
見れなかった方のために補足すると、この映像の後半に生ドラムがどこからともなくかぶさって来て、サァーっと幕が開くともとやん氏のみがステージでドラムを叩きまくっているというものだ。
これは身内でも脇で見ていてシビれた。
怒涛のオープニングで始まったこの夜のライブで、もうひとつ特別な事があった。
もんのすごく久しぶりに披露した曲。
「海馬で会おう」。
三日月ジョンとの出会いとこれまでのつながりを表すアランスミシーの代表曲は「ムジナ」である。これはまさにヨウジ氏と周藤三日月氏の奇跡的な再会を目の当たりにした私ひで氏がそのことにすっかりインスパイアされて書いた曲だ。
しかし今回「ムジナ」を封印し、古くからアランスミシーバンドを知る人もいるだろうという想定でこの「海馬で会おう」を復活させた。海馬とはご存知のとおり夢をつかさどると言われる脳の器官だ。
海馬で会おう 君の痛みに
海馬で会おう たとえ幻としても
裏を話すと実はこの曲は私ひで氏の、17年生きた愛犬が死ぬ直前、もう寝たきりになってコミュニケーションもとれなくなってしまった時に書いた曲である。当時、近く死を予感していた私ひで氏は愛犬の夢を何度も見た。夢の中でこれまでの思い出を語りかけてくるように元気に走る姿が、ある朝 目に焼き付いて離れなかった。
動物との別れは言葉を交わせないだけに、辛い。
ただ夢の中で、言葉ではなくとも、自由に意思を通じ合わせられるような、そんな夢を見たのだ。
この曲をキラーチューンとしてライブをしていた時期、よく三日月ジョンと対バンをした。
ライブで演奏すると、当時の感覚がふと蘇ったし、そのころの光景が夢の中の出来事のように脳裏によみがえった。
曲が微妙に形を変えてその状況にフィットすることがある。
自分の状況に見事にリンクしてきたり、共感を抱いたり。本来の意味とは多少異なり、時には都合の良い解釈のように捉えられるかもしれないが、それこそが音楽の強みだと私ひで氏は思う。
この日のラストを飾った蛍も、ライブ後の打ち上げで周藤三日月氏が語っていた言葉がさらにそのことを裏付けていた。「自分たちの境遇を考えて蛍を聞いたら、お、俺らは映画の主人公か!と思った」、と。
素晴らしい夜でした。
三日月ジョン、共演者のみなさん、Club Jungleスタッフの方々。
そして見に来て下さった皆さん、ありがとう!
2013.06.30 心斎橋Club Jungle SETLIST
1. Grayout
2. Jukebox
3. Counting Black Sheep
4. Color of Mine
5. 海馬で会おう
6. 蛍
ひで氏です。
三日月ジョンとの共演はやはりいつも特別。三日月ジョンもアランスミシーバンドも好き!というお客さんもたくさんいるし、関東から遠征で来ていた共演のバンドさんも、皆 演奏面でもオフステージでも素敵な面々ばかりだった。
クラブジャングルというこのハコも我々にとって実は非常に思い出深い。
ドラマーもとやん氏が伝説のソロライブをやったのもこのハコだし、当時それを生で見ていた私ひで氏もまさか数年後その男とバンドを組むことになろうとは夢にも思っていなかったのである。
そして奇しくもこの日のライブのオープニングはドラムのもとやん氏から始まるドラマティックな幕開け。
そのオープニング映像を公開します。
見れなかった方のために補足すると、この映像の後半に生ドラムがどこからともなくかぶさって来て、サァーっと幕が開くともとやん氏のみがステージでドラムを叩きまくっているというものだ。
これは身内でも脇で見ていてシビれた。
怒涛のオープニングで始まったこの夜のライブで、もうひとつ特別な事があった。
もんのすごく久しぶりに披露した曲。
「海馬で会おう」。
三日月ジョンとの出会いとこれまでのつながりを表すアランスミシーの代表曲は「ムジナ」である。これはまさにヨウジ氏と周藤三日月氏の奇跡的な再会を目の当たりにした私ひで氏がそのことにすっかりインスパイアされて書いた曲だ。
しかし今回「ムジナ」を封印し、古くからアランスミシーバンドを知る人もいるだろうという想定でこの「海馬で会おう」を復活させた。海馬とはご存知のとおり夢をつかさどると言われる脳の器官だ。
海馬で会おう 君の痛みに
海馬で会おう たとえ幻としても
裏を話すと実はこの曲は私ひで氏の、17年生きた愛犬が死ぬ直前、もう寝たきりになってコミュニケーションもとれなくなってしまった時に書いた曲である。当時、近く死を予感していた私ひで氏は愛犬の夢を何度も見た。夢の中でこれまでの思い出を語りかけてくるように元気に走る姿が、ある朝 目に焼き付いて離れなかった。
動物との別れは言葉を交わせないだけに、辛い。
ただ夢の中で、言葉ではなくとも、自由に意思を通じ合わせられるような、そんな夢を見たのだ。
この曲をキラーチューンとしてライブをしていた時期、よく三日月ジョンと対バンをした。
ライブで演奏すると、当時の感覚がふと蘇ったし、そのころの光景が夢の中の出来事のように脳裏によみがえった。
曲が微妙に形を変えてその状況にフィットすることがある。
自分の状況に見事にリンクしてきたり、共感を抱いたり。本来の意味とは多少異なり、時には都合の良い解釈のように捉えられるかもしれないが、それこそが音楽の強みだと私ひで氏は思う。
この日のラストを飾った蛍も、ライブ後の打ち上げで周藤三日月氏が語っていた言葉がさらにそのことを裏付けていた。「自分たちの境遇を考えて蛍を聞いたら、お、俺らは映画の主人公か!と思った」、と。
素晴らしい夜でした。
三日月ジョン、共演者のみなさん、Club Jungleスタッフの方々。
そして見に来て下さった皆さん、ありがとう!
2013.06.30 心斎橋Club Jungle SETLIST
1. Grayout
2. Jukebox
3. Counting Black Sheep
4. Color of Mine
5. 海馬で会おう
6. 蛍
ありがとうございます(*^^*)
「海馬で会おう」
どうして「海馬」っていう、
普段聞きなれないワードが
タイトルに、曲になってるのかなー?
って、ずっと気になってたのです。
愛するワンちゃんとの
ストーリーでしたか。
この世で会えなくなっても、
夢の中で、曲の中で、
また会えるって、
感動します。
『ムジナ』が聞けなかったのがとても意外でしたが、そんな思惑があったんですね(*^_^*)
『海馬で会おう』これはライブで聞くと本当格別の曲ですね。全身の血が沸き立つような何とも言えない高揚感を体と魂で感じます。実際次の日もずっと口ずさんでたのはこの曲でした(笑)その度に先日のライブの興奮を思い出し鳥肌たってました(笑)
やっぱライブは良いなぁ~って僕の魂を呼び覚ましてくれた曲でもあります♪
またアランやミカジョンのライブには顔出せるように頑張って働きます(笑)
感動をありがとうございました~♪
海馬の生い立ちは今こうして振り返ってみると自分でも感慨深いです。17年だったので立派な大往生でしたが、まさに家族の一員でした。
>福ジョンさん
久しぶりの参戦、ありがとうございます!
これからもぜひぜひよろしくです。やっぱりライブは最高ですね。