The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

フィエスタ・デ・縁日@梅田TRAD フォトレポートアップ!

2020年01月20日 | ライブレポート
先日の梅田TRADにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました!



いや、素晴らしい夜だった。

もう、リハで会場入りした時から盛り上がりが過ぎる。



元バナナホールに入ると、ああ、なんかこうだった。いや、柵があった…?いや、こんなところに段とかあったかな?とノスタルジーが全開だ。

両サイドの壁から突き出ている棒からものすごい最新ぽい照明の機械が付いていたりして、ああ、結構変わったのかなと思ったら「これは昔からあったね」とまさかのヨウジ氏。ほんまかいな。



そしてステージでは10年ぶりぐらいに会うデオッシがリハーサルをしていた。
ああ、本当に今夜ここでライブをするんだな、と思った。



楽屋では昔話で盛り上がる。
この日のフードスタンド「タルタルクラブ」さんのご厚意で用意してもらったフードが進みまくり、狭い楽屋がちょっとした宴会場になる。

そんなことをしているうちにあっという間に開演時間がやってきて、緊張感が増す。
リハの時も思ったが、ステージが広い。普段狭いところばっかりでやっているから、ひさびさに広いステージで戸惑ったが気持ちよかった。中音(なかおと・ステージ内部で演者が聴こえる音をこう呼ぶ)も気持ちよすぎるほど抜けて、ここってこんなにやりやすかったっけ?と思ったぐらいだ。



あっという間のステージだったが、我々としてはやり切れたいいライブだったように思う。



ヒゲ氏ともとひろ氏がデオッシに入り、まほろば楽座の再演と相成った時には私とヨウジ氏も思わずステージに見入り、なんか素晴らしいな、と思った。バンドには必ずドラマがある。良いことも悪いことも色々あったのだろうけど、こういう風にできる関係を今なお続けられていることは素晴らしい、と素直に思えたし、はたから見ると改めてうちのリズム隊いいなと思った笑。



あと、モトヒロ氏のMCはこの日イチ緊迫した。

城領明子氏は相変わらず城領明子だった。悔しいくらいに歌が伸びるし、とにかく曲がいい。彼女も大きなイベントを毎回自分に行のように課している。ストイックな人だ。



20年近く前、我々がここに出ていた時、つまりまだここがバナナホールだったとき、ブッキングをされていたA氏がまだここを切り盛りされていた。これには感動したし、アランスミシーバンドのこともしっかりと覚えてくれていた。



ステージから見える光景は、かつてのバナナホールの面影があるようにも思えたし、綺麗にレイアウトされたテーブル席が今の名前「TRAD」そのままのトラディショナルな晩餐会のようにも思えた。フラワーアート作品を飾る「Idea of a Joke」は異空間を作り、会場を見渡せばアランスミシーバンドはもちろん、まほろば楽座の古くからのファンの人もいれば、ASBを初めて見るという若い人たちもいた。正に新旧世代を超えた感覚があった。



そして今回共演したデオッシも城領明子氏もアランスミシーバンドも、その頃からずっと音楽を続けている仲間だ。これは本当に貴重なことだ。座る椅子に画鋲を置くようないたずらをして喧嘩しないようにしないといけない。

そしてこの日、ある人に会場で言われてとんでもないことに気付かされた。

「アラン、今年20周年やね!」



え…!?

ほんまや。

これは、何かしないわけにはいかない。
いつもギリギリの我々らしいけど、なんとかしよう。


今回の素晴らしい写真の数々は我らがASBのフォトグラファー、Shirakashi氏によるものです。
もっとたくさんの写真の数々はこちらから。



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