The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

スーパードクターK氏

2012年12月06日 | ASB活動日誌
先日、愛用していた外付けのハードディスクが急に反応しなくなった。

ひで氏です。

愛用、といっても、ただ単にそれしかなかったから使っていただけで、別に思い入れがあったわけではない。
しかし中身は愛でても足りないぐらい重要なデータばかりである。特にバンド関連のデータが山ほど入っている。

PC画面の右下に吹き出しが不気味に現れ「認識できません」というようなメッセージが表示される。
何か接触の問題だと最初は軽く考え、挿し直してみる。それでも同じ。
ここで少しだけ不安になり別のPCで試してみる。

同じだ。

ここで初めて顔から血の気が引く。
そして目が普段の倍ぐらいに膨れ上がる。

ちょ。。。っと待って。


と言う。

人間、他人の文章やニュースなんかで「データが消失!」とか「パソコンが壊れた!」とか読んでも、わー気の毒、ぐらいにしか思わない。
所詮は他人事なのである。いざ自分の身に起こると、本当に真っ青になる。

あれもこれも。。。もう取り出せないのか。。。。!やばい!

それほど重要なコンテンツである。なぜバックアップしていなかったのか、と人は問うであろうが、
外付けのHDDを使っている時点でそれ自体がバックアップをしているような感覚になっていた。一般人の感覚などそんなものだ。

すぐにネットで調べてやれることをやってみたが、何一つうまくいかない。
質問箱のようなサイトではだいたい最後に「~~これでうまくいかない場合は、残念ながらあきらめるしかないと思います」と冷酷な調子で書いてある。


俺はアランスミシー氏に殺される。。。。!


今すぐ身辺を整理し遺書をしたためなければ。と思った矢先、
以前死にかけたPCを復活してもらった、友人K氏の顔が浮かんだ。
ヤツなら、なんとかしてくれるかもしれない。

早速電話をかけ事情を説明すると、とりあえずモノを送ってくれとの事。
やってみるが、こればっかりはダメなときはダメなので覚悟はしてほしい、とK氏。

そしてすぐに送付、気が気でない私ひで氏のもとに先日一通のメールが来た。



「データ取り出し完了」


映画で言うと、燃え盛る炎の中に、子供がいるからと言って水を被り突入、ほどなく爆発、ああ~~~もうだめかと思ったときにもくもくと上がる煙の中から子供を抱いた人影がうっすら見えてくる、あれだ。

「K、K! 心の友よ!」

もし目の前にKが居たら口にキスをしていただろう。


それほど重要なデータだったのだ。書くと結構あっさり解決したみたいだが、待っている間の私ひで氏の心の動揺たるや、凄まじいものがあった。
それはなければASBの活動を著しくストップさせる類のものであり、
ひいてはバンドはもちろんこれを読むみなさんにも影響していた話なのだ。


だから今夜は皆でKに乾杯しよう。


実はそんなKと今夜、データの受け渡しについて電話することになっており、約束したとおり掛けているのだが通じない。
謎の多い男、K。しかしこんな頼りになる男もそうは居まい。























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2 コメント

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Unknown (MRL STUDIO)
2012-12-19 23:41:48
タイトルを見て、もしやと思ったがこんなに賛辞を頂いてるとは思いもしなかったです。ファーストアルバムのREC&MIXに続き意外な分野でASBに貢献できたようで感無量です。
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Unknown (ひで)
2012-12-22 18:37:24
いやほんに助かりました。
昔からいろんな場面で窮地の時には助けてくれるK氏には感謝です。今後ともよろしく!
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