The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

上海たっぷり食事情

2011年05月13日 | ASB活動日誌
私ひで氏は、外国に行くと必ず、可能な限りローカルのものを食べるようにする。
特に旅行ではなくアランスミシー氏の命令で行くときは常に滞在中は現地人とどっぷり行動するのでありがたい。
相手を知ろうとするなら食事をともにするのは最高の方法だ。

なんでも食べるかと聞かれ「なんでもいけるぜ!」と答えたのだが、
最初の夜の第一品目でいきなりガツンとやられた。


鳥の手である。こ、これは結構キテる。。。一つだけ皿に取ると、なお辛い。
集団から個人、と言う感じである。性格まで見えてくるようだ。


いやいやしかしこれがウマい。やはりすごい、中国。
この夜に限らず、広東料理や四川料理を食べたりしたが、見事にすべて美味かった。

ひとつ確実に日本と違う、と感じたのは、
やはりというべきなのかもしれないが、中国人の食に対する姿勢はすごい。
レストランに着席してさっとメニューを見ながら注文し始めるところまでは同じだ。しかし日本の場はここで数品早そうなやつをオーダーして、
「とりあえずそれで。あと決まったらまた言います」という展開が多い。

しかしここからじっくりと選び、議論し、店員を巻き込んでメニューを決定して行くのが中国方式のようだ。
店員も同じ温度で最後まで付き合う。日本の店員だといかにもそこで待っている事が時間の無駄であるような態度をとられたりもするが、
ここ中国ではむしろ全く逆だ。客の注文を聞き抜くことが最も仕事に従事している、ということのようである。

そして言うまでもなく、出てくるのが早い。
次から次へと出てくる数々の品に圧倒される。

あとこれはたまたまかも知れないが、ランチに限って、どうも食事中に水分を取らない。
これは「飲むズ」の一員である私ひで氏にとっては少々しんどかった。

とにかく、一緒に行った上海の人たちとは話も盛り上がり、笑いの絶えない食事が昼夜続いたが、
毎回レストランでは最後に持って来た伝票をよく確かめる。
さっきまで優しく笑っていたT女史も、伝票を確認するときだけは恐ろしく厳しい顔に豹変し、その目はまるでゴルゴ13のようだった。



こええーーー!









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2 コメント

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Unknown (マルコ)
2011-05-18 19:34:07
こんにちは。
私も中国で鳥の手?足? を食べました。薄い塩味ですよね。

中国の方と一緒に食事をしたのですが、母は見た目が気持ち悪いと手を付けなかったので、私が気を使って食べました。

感想を聞かれたのでおいしいと言うとチーム中国は喜んでくれて、全部食べなよと・・・。

帰国する時に鳥の手がぎっしり入った缶詰をお土産に頂きました。アレどうしたんだろ?

中国人の描写がそうそう!と笑ってしまいました。ステキな人達ですよね。
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Unknown (ひで)
2011-05-18 22:33:21
>マルコさん
ありがとうございます。メニュー選定時の中国人の情熱はすごいですよね~ 一緒にいた中国人女性が、あまりにも注文にかける時間が長くなりすぎて、何を頼んだかわからなくなったらしく、勝手に店員の手からそっと注文書を抜き取って見たり。最高に愛らしかったです。

鳥の手がぎっしり詰まった缶詰。。。ホラーですね。でもほんとに結構うまいんですよね~これが
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