The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

上海ギリギリ交通事情

2011年05月11日 | ASB活動日誌
ライブの翌日から上海に来ているひで氏です。
いかにしんどくてもアランスミシー氏の命令は絶対なので背くわけにはいかない。
全く恐ろしいオーナーだ。

もう何度も見ているのに、上海に来るたびにやはり驚かされるのは交通事情だ。
上海の人に言わせるとクラクションの騒音は相当減ったそうだが、やはりいまだに喧噪の大きな部分を占めている。

大きな交差点にくると、車、人、バイク、自転車、リヤカーといったありとあらゆる乗り物が交錯し、
ああ~あかんあかん!というシーンのオンパレード。

相当数の人が歩いている横断歩道に普通に車が入っていくわ、
正面衝突寸前まで対向車線に車が走ってくるわ、
歩道をバイクが猛スピードで走るわ、と完全にやりたい放題だ。

道路の横断の仕方でその人の上海滞在期間がわかるというのもわかる気がする。
前方に障害があっても、車も人もバイクも自転車もリヤカーも全く手を緩めない。
とにかく、すれすれで身をかわしていくのだ。
たまに交差点の真ん中に警官が立っているが、あの仕事だけは避けたい。

今回気づいた交通ルールの一つで、「恐怖のセンター左折レーン」というものに気づいた。
日本では、左折する車は当然もっとも左端のレーンに行く。大きい通りならば、左折専用レーンとなっている。
しかし上海の同じような道路では、左折専用レーンが真ん中にあり、左端は直進レーンになっているのだ。(少なくとも自分の通ったところで数か所見た)

つまり信号が赤になり、この左端の直進車たちが停止してから、真ん中の左折待ちの車に「左折可」のゴーサインが出るのだが、
この無法地帯でいくら左折可といわれても、さらに左後方から直進車が突っ込んでくる可能性があるとしたら、とても怖くて左折できない。
よく観察してみるとさすがに上海のドライバーたちもこの時ばかりはかなり左後方を確かめてから左折していた。

とまあとにかくいろんな危険が潜む上海の交通だが、
みんなほんっとにギリギリでやりあってるがもしかしたら意外に事故は少ないのかもしれない、
と思ったその翌日、朝タクシーに乗って目的地に着くまでに3件は発生直後の事故を見た。


あかんやん!




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