
中崎町と言えば、あのひたすら長い地下道の駅だ。
私ひで氏は昔からこの中崎町に縁があり、30年ぐらい前からこの近辺を知っている。
しかし今回の会場であるコモンカフェのあるサイドには昔からあまり足を踏み入れた事がなかった。
今回リハ終わりに少し歩いてみると、なんとまあオシャレな町になったものだ、中崎町。
雑貨屋からバー、ヘアサロンまで何でもある。
しかしみんなこの辺で遊んでいる人たちは、自分たちが遊んでいるこんなすぐそばにこんなにも素敵なカフェがあるとは余り知らないようだ。
コモンカフェとはそのぐらい隠れ家感が強い。
通常は広い壁を背にして行うコモンカフェでのライブ、今回は満員御礼ということでレイアウトを変え、縦型で行われた。
ライブ開始前、沢山の人が地下のカフェに吸い込まれていく様子は外から見るとなかなか面白い光景だったろうと思う。
決して広いとは言えないこの空間のステージから見るあのお客さんの密度は圧巻で、いつもとは多少違う雰囲気に対して、どうしようかと二人でセットリストを楽屋で練っていた。
やはりここは二人が一番落ち着くあの曲から始めよう、ということで She's Always a Womanからスタートすることにした。
手探りで始まったライブで、一曲目が終わった瞬間に何か決定的なものを感じる瞬間があるが、この日がそうだった。
最初はやはりお客さんも身構えているものだ。
念仏を唱えているかのような神妙な面持ちで見つめる目も感じながら、流れるようなピアノに乗せて歌ってみた。

するとこのShe's Always a Womanが終わった瞬間、何かお客さん全体からふっとしたため息のような、吐息が漏れた。
もちろん、ポジティブなものだ。敏感に感じ取った我々二人は、この直後から安心して身を任せることができた。



この日ご一緒したヒポポタミさんとは10年ぐらい振りの共演で、
懐かしさと新鮮さの両方があり、お互いにとてもすがすがしい気持ちでアンコールのビートルズを演奏できたように思う。

例のごとく終わった瞬間セットリストを失ってしまったので、
記憶に頼って書くがなんせ私ひで氏の記憶である。間違いだらけだと思うが、隣人を許せ!
いつものごとく素晴らしいフォトは by Hidehiro Shirakashiさんによるものです!




2015.07.11
THE WAREHOUSE - at Common Cafe
1 She's always a Woman / Billy Joel
2 Tight Rope / Leon Russell
3 In My Life / The Beatles
4 Big Yellow Taxi / Joni Mitchell
5 Guilty / Randy Newman
6 Across the Great Divide / Nanci Griffith
7 Your Song / Elton John
8 Vienna / Billy Joel
9 Louisiana 1927 / Aaron Neville
10 Desperado / Eagles
11 Don't Let the sun go down on me / Elton John
12 Angel Sarah Mchlaclan
13 Me and Julio down by the schoolyard / Paul Simon
14 Stack-a-Lee / Dr.John
15 Lady Madonna / The Beatles (w/ ヒポポタミ)
私ひで氏は昔からこの中崎町に縁があり、30年ぐらい前からこの近辺を知っている。
しかし今回の会場であるコモンカフェのあるサイドには昔からあまり足を踏み入れた事がなかった。
今回リハ終わりに少し歩いてみると、なんとまあオシャレな町になったものだ、中崎町。
雑貨屋からバー、ヘアサロンまで何でもある。
しかしみんなこの辺で遊んでいる人たちは、自分たちが遊んでいるこんなすぐそばにこんなにも素敵なカフェがあるとは余り知らないようだ。
コモンカフェとはそのぐらい隠れ家感が強い。
通常は広い壁を背にして行うコモンカフェでのライブ、今回は満員御礼ということでレイアウトを変え、縦型で行われた。
ライブ開始前、沢山の人が地下のカフェに吸い込まれていく様子は外から見るとなかなか面白い光景だったろうと思う。
決して広いとは言えないこの空間のステージから見るあのお客さんの密度は圧巻で、いつもとは多少違う雰囲気に対して、どうしようかと二人でセットリストを楽屋で練っていた。
やはりここは二人が一番落ち着くあの曲から始めよう、ということで She's Always a Womanからスタートすることにした。
手探りで始まったライブで、一曲目が終わった瞬間に何か決定的なものを感じる瞬間があるが、この日がそうだった。
最初はやはりお客さんも身構えているものだ。
念仏を唱えているかのような神妙な面持ちで見つめる目も感じながら、流れるようなピアノに乗せて歌ってみた。

するとこのShe's Always a Womanが終わった瞬間、何かお客さん全体からふっとしたため息のような、吐息が漏れた。
もちろん、ポジティブなものだ。敏感に感じ取った我々二人は、この直後から安心して身を任せることができた。



この日ご一緒したヒポポタミさんとは10年ぐらい振りの共演で、
懐かしさと新鮮さの両方があり、お互いにとてもすがすがしい気持ちでアンコールのビートルズを演奏できたように思う。

例のごとく終わった瞬間セットリストを失ってしまったので、
記憶に頼って書くがなんせ私ひで氏の記憶である。間違いだらけだと思うが、隣人を許せ!
いつものごとく素晴らしいフォトは by Hidehiro Shirakashiさんによるものです!




2015.07.11
THE WAREHOUSE - at Common Cafe
1 She's always a Woman / Billy Joel
2 Tight Rope / Leon Russell
3 In My Life / The Beatles
4 Big Yellow Taxi / Joni Mitchell
5 Guilty / Randy Newman
6 Across the Great Divide / Nanci Griffith
7 Your Song / Elton John
8 Vienna / Billy Joel
9 Louisiana 1927 / Aaron Neville
10 Desperado / Eagles
11 Don't Let the sun go down on me / Elton John
12 Angel Sarah Mchlaclan
13 Me and Julio down by the schoolyard / Paul Simon
14 Stack-a-Lee / Dr.John
15 Lady Madonna / The Beatles (w/ ヒポポタミ)
被災地を思い出して涙したり
【Don't Let the sun go down on me】では、
あまりのかっこよさに感動したり。
洋楽には、そんなに詳しくはないけれど
やっぱりTHE WAREHOUSEの洋楽カバーは
ええなぁ~とニタニタしながら帰りました。
ご来場ありがとうございました!
Louisiana 1927は本当にすごい曲ですね。エルトンも然り。名曲を伝導する使命を感じる不思議なユニットです笑!