とても残念な知らせがありました。
ボストンパブリックマーケット内にあった私のお気に入りの店が閉店してしまったそうです。あの店のスモークサーモンのベーグルサンドがもう食べられないのかと思うと残念で残念で仕方ありません。
こちらがそのベーグルサンドです。
スモークサーモンの専門店で、注文をするとその場でベーグルサンドを作ってくれました。とってもお気に入りでした…。
しかし、同じマーケット内にオイスターサンドやロブスターサンドの美味しい店があるので諦めることにします。
気を取り直して記憶に残っているサンドウィッチをいくつか。
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まずは王道、日本の玉子サンド。
こちらは藤沢駅の近くにある老舗の喫茶店で食べたものです。銀のお盆がレトロ。ふわふわのパンに優しい玉子のフィリングが郷愁を誘います。
店内もとてもレトロ。ドラマの撮影にも使われるというこちらの喫茶店、今もなお健在。店内にはインベーダーゲームもありました。この日は藤沢在住の従姉と来店。
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そしてベトナムのバインミー。海外のサンドで私の一番のお気に入りはバインミーかもしれません。こちらはホーチミンで食べたもの。
ガイドブックに載っていた店で購入し、その後ちょっとしたハプニングに遭い、コーヒー豆専門店の店先で食べました。アイスコーヒーを出してくれたのですが氷が怖いので丁重に辞退。酢漬けとニョクマムとバゲットの絶妙なバランスがクセになります。
そういえば、日本でベトナムの男の子にバレンタインチョコをあげたら、お礼にバインミーを買ってきてくれたことがありました。あのバインミーも本当に美味しかった。
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海外で癒されたのがカンボジアの空港にあるカフェのツナサンド。国内線がスコールで遅れて空港で足止めされたときに食べたものです。
ツナサンドを注文したら、お顔になって出てきました。
こちらの店員さんは最初から最後まで私を中国人だと思い込んでおり、「你好」から始まり、あえて私は日本語を使ってみたのですが、それでも最後は「謝謝」で終わりました。我是日本人。
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こちらは韓国のカフェで朝食にオーダーしたもの。
味も美味しく、見た目も美しいプレート。
王宮の無料日本語ツアーに参加する予定だったのですが、食後のコーヒーを飲んでいるときに場所を間違えていることに気が付きました。慌てて目的地まで猛ダッシュ。よく脇腹が痛くならなかったものです。
しかも正門のチケット売り場から日本語ツアーの集合場所が遠いのなんの。チケット売り場の女性や掃除係の男性が「hurry!hurry!」と走り去る私に声援を送ってくれました。王宮の敷地内を駆け抜けながら、その広大さに朝鮮王朝の栄華を身をもって知ることができました。
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こちらは日本で仕事先のお宅で昼食に出していただいた『まい泉』のカツサンド。
鮮やか。
そのお宅の運転手さんが買いに行ってくださり、お手伝いさんが盛り付けて出してくださいました。いつも箱からそのまま食べてしまう私とは大違いです。きっと『まい泉』のカツサンドも喜んでいたことでしょう。
ちなみに仕事内容は、そのお宅の地下にあるワイン庫の棚卸し。室温管理が完璧にされているワインの貯蔵室がご自宅にあることにも驚きましたが、その数の多さや内容にも驚きました。総額でいくらになるのかな、と考えてしまった私は所詮庶民です。
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箱のまま食べるといえば、『大船軒』のサンドウィッチ。
こちらは電車の中で食べました。
私はわざわざ買って自宅で食べることはあまりありませんが、こうして電車に揺られながら食べるととても美味しい。さすが鎌倉ハムを使用しているだけのことはあります。
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せっかく車内ゴハンの話になったので、サンドウィッチの番外になりますが最後にアメリカの電車アムトラックの中で食べたモーニングセット。
気分は「世界の車窓から」〜♪
でも反対側に目を向けるとビジネスマンだらけ。
皆さん忙しそうです。隣にいたBFも食事の前後はパソコンと睨めっこしていました。