前回の投稿で、現在の日本での滞在先について記したので、せっかくだから今回はアメリカでの滞在先について記してみようと思います。
私が滞在するのはハドソン川に近いニュージャージー州の町です。小さくて治安の良い住宅街。こちらはちょうど今の季節の近所の風景です。
アメリカではあまりやることもなく、散歩するのが日課のひとつ。足元の落ち葉を踏みしめながら手を後ろに組んで歩いていると、気分だけは文学者か哲学者のよう。
下の画像はこの町のメインストリート。秋の始まりの頃に撮ったある雨上がりの日。私の滞在先のアパートもこの通りに面した場所にあります。
そしてこちらが近所のベーグル屋さん。
日曜日の朝、BFと買いに行くころにはショーケースはガラガラ。好みのベーグルを選んで生ハムやスモークサーモン、クリームチーズなどを挟んでもらいます。
買いに来ているのは男性ばかり。
すぐ近くにはセブンイレブン。
セブンイレブンのコーヒーがお気に入りで、わざわざ買いに行くこともしばしば。紙コップのサイズもアメリカン。
ドーナツも売っています。
天気の良い平日の午後などは、コーヒーとドーナツを買い込んで、本を持ってお気に入りのベンチに行ったりもします。
ここは貨物列車の駅なのですが、なんの堺もなく自由に出入りできます。このベンチに座ってコーヒーを飲んだり、本を読んだり。滅多に貨物列車が通ることもなく、ホームの端ではデッキチェアを持参した老人が日光浴をしていることも。
このベンチでの時間を楽しめるのはごく僅かな期間だけで、暑い夏は早朝もしくは夕方だけだし、寒い冬は昼間でも凍えてしまいます。そうなると部屋で過ごす時間が増えてきます。
常に一緒のダルメシアンのぬいぐるみ。今も私の部屋にいますが、一度だけどうしてもスーツケースに入らず、ひとりアメリカで越冬の経験あり。まるで『南極物語』のような話です。
部屋で過ごす日は、セブンイレブンで買ったドーナツを食べながら、本を読んだり、クリスマスカードを書いたり。
近くにダンキンドーナツもありますが、私は俄然セブンイレブン派。一番美味しいのはシナモンロールだと思うのですが、でも私はこのピンクのドーナツがお気に入りなのです。
こちらは近所の郵便局。
この日は、日本の友人知人宛にクリスマスカードの投函に行きました。
橋の上から見た眺め。右側が私が滞在する街です。私の後ろ側にハドソン川、その向こうがマンハッタンになります。しかし、この橋の反対側を歩くことがないため画像はありませんでした。
私にとって、アメリカが旅先なのか、それとも日本各地が旅先なのか、そもそも旅というのはどういうものなのか、この旅に終わりはあるのか。そんなことをふと考えるときがあります。
自分で自分の人生をデザインするということ。
計画し、図案し、さまざまな工夫を施し、納得のいく人生を自分の手で仕上げていく。
私の旅はまだまだ続きそうです。