Don’t Dilly Dally

…とことことことこ

これだって小さな幸せ

2024-07-30 05:15:07 | 滞在記(6/2024~)

ずっと買いたいと思っていて、そんなに高くもないのに、なかなか実現できなかったこと。それは小さなホットプレートを買うこと。

私は今、古いホテルの一室を賃貸契約しています。ミニキッチンは付いているものの、なかなか自炊とはほど遠く、食べたいものをなかなか食べることが出来ません。ましてや体調が悪い時などは、これはかなり深刻な問題となります。

と言うわけで、ホットプレートを購入することにしました。出来ることならちょっと深めで冬に鍋なんかも出来ちゃうものがいいな。とAmazonで検索してみたら、ありましたありました。卓上で使える一人用の『グルメ鍋』(見出し画像)。

早速、職場で支給される出来合のお弁当をチャーハンにしてみました。おかずをみじん切りにして作る手抜きチャーハンです。同じ内容のものでもお弁当として食べるのとチャーハンにして食べるのとではぜんぜん違いました。

たったこれだけのことなのに、とっても幸せ。

これからこの『グリル鍋』を使って休日にもっとあれこれ楽しむつもりです。

 

たとえば手作り餃子とか、

                 ※イメージは香港で食べた餃子。小さくてちょうど良かった

黙々と餃子を包むという作業は意外と好き。好きだけど下手くそ。『好きこそ物の上手なれ』という言葉がありますが、あれって本当でしょうか。(笑)

 

あとは部屋で一人焼肉とか、

                  ※駅前の焼肉屋さんで食べたもの。ファイアー!

待てよ。もしかすると部屋で焼肉をしたら火災報知器やスプリンクラーが作動してしまったりするのだろうか・・・。これはフロントで確認してみたほうが良さそうですね。

 

あとはホットケーキとか、

                  ※大田区のレトロな喫茶店で食べたもの

ホットケーキはやはりノスタルジックな食べ物。真ん丸なかたちと優しいキツネ色と、シンプルな味と、絶対にこれは作らなくてはね。・・・と、夢だけは膨らんでいます。

 

車も持たずにこの土地に来て、近くに買い物が出来る店もなく、もちろんデリバリーなどもなく、坂道を登ったりくだったりを30分近く繰り返してやっとコンビニエンスストアに辿り着く、そんな日々。

今のこの生活環境が、いかに自分の食生活に影響を及ぼしていたのかを夏風邪をひいたことで今まで以上に実感しました。何事もきっかけが大切。おかげで私はやっと念願のホットプレート(グリル鍋)を購入できました。

 


夏風邪をひく

2024-07-26 09:26:35 | 滞在記(6/2024~)

夏風邪をひきました。しかも長引いています。

職場の別の部署でコロナの陽性者がでました。念の為みんな検査キットを使って確認したところ私は『陰性』。陽性者たちが帰って行くのを見送りながら、「私の方が具合が悪そうなのに」と思ってしまいました。(笑)

私はその前に自前の検査キットを使って確認していたのですが、その時もやはり『陰性』。そして昨日、仕事中に突然フラフラして立っているのが辛くなりました。いよいよ陽性になったのかと思い、もう一度検査したらやはり『陰性』。どうやら目眩に吐き気は熱中症の症状だったらしくスポーツドリンクをのんだら改善。それでも料理長がすぐに車で部屋まで送ってくれ、身体を休めることに。

                                     ※たまたま会った近所のネコも心配そうです(笑)

とにかく夏風邪というのはしつこい。ぜんぜん治らない。

最初に熱が出て、頭が痛くて、咳が出て、喉が痛くて、鼻水鼻詰まり…、こんなに体力が低下しているのに、あんなに職場でコロナ陽性者が出ているのに、なのに私はコロナじゃないってある意味すごいと思ってしまう。

なんとなくスマホのアルバムを眺めていて、「これ食べたい!これなら今食べたい!」と思ったのがこちら。

アメリカで食べたタイ料理。

私はタイがとても好きで何回か行っているのですが、本場で食べたものではなく、何故かこちらのお店のこの料理が食べたいのです。ヤムウンセンや生春巻きはサッパリと食べられるだろうし、サテーっぽい肉も良い感じ。

エスニックって夏風邪で弱った身体に良い気がします。

トムヤムクンとか、

あー、この酸っぱ辛いのいいですねー。今すぐ飲みたいです。身体もポカポカするだろうし、発汗作用もあるでしょうしね。これですよ、これ。

 

たとえエスニック限定だとしても、食欲が出てきたのは良くなってきた証拠でしょうか。

ちなみにここのデザートも美味しくてお気に入りです。

フライドアイスクリーム。めちゃくちゃ甘いけど美味しい。

 


Happy Birthday, Kaz

2024-07-24 06:58:13 | 雑記

今日は大切な人の誕生日。

カズはアメリカ在住の私のボーイフレンドです。今日で62歳。私とは10歳違い。若い頃と違って、遠距離恋愛という言葉がいまいちピンときません。友達以上恋人未満といったところでしょうか。こういう関係というのもいいなとたまに思います。お互いに好きなことをして、気持ちだけは支えあっている。そんな関係。これは若い頃では無理だったかもしれません。

 

それでもやはり、カズと共にアメリカで過ごした日々は私にとっては宝物です。

共に独立記念日の花火を見て、

ニューヨークのイーストリバーで見た独立記念日の花火。この後、帰りのニュージャージー行きのフェリーの最終に間に合わず、誰もいないフェリー乗り場で2人して大笑い。

 

そして秋が訪れて、

ニュージャージー州のランバートビルまで紅葉を見に行きました。とてもお気に入りの街のひとつランバートビル。素敵なショップが立ち並んでいます。

 

私の誕生日は10月のはじめ。

マンハッタンの夜景が見える素敵なシーフードレストランでお祝いしてもらったことも。ハドソン川の上に建つオシャレなレストランです。

 

しかし、10月といえば私の誕生日よりもハロウィンでしょう。(笑)

近所のイルミネーション。一般宅とは思えない迫力です。

 

11月に感謝祭があり、そこから先はずーっとクリスマス。

メリーランド州のノースイーストのサンタハウスにいたサンタクロース。人形かと思いきや、突然「Hello」と笑顔で言われてそれはそれは驚きました。

 

ニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリーとスケートリンク。点灯式は日本のテレビでも放送されるくらい有名なツリー。ちなみに画像は2022年のものです。

アメリカ東部の冬は氷点下。寒い寒い冬が続きます。

 

そしてイースターのウサギと共に春がやってきて、

ニューヨーク5番街で毎年開催されるイースターのハットパレード。この年(2022)はとても目立つ素敵な4人組がいらっしゃいました。

 

再び夏の到来。

 

カズと過ごした四季折々のイベント。思い出はまだまだ沢山あるけれど、これからもっともっと国を問わず一緒の思い出を増やしていきたい。来年の夏には再び渡米する予定。それまで私はこの土地で今の仕事を頑張る。

 

お誕生日おめでとう!来年は同じ国で一緒に乾杯しよう!

 


リカちゃんと過ごした夏

2024-07-21 05:59:26 | 雑記

夏休みに入りましたね。

家族旅行でしょうか。子供たちが楽しそうに私の横を駆け抜けて行きました。

 

私の夏の思い出といえば、家族旅行よりもリカちゃんと過ごした夏休みです。

                                                                                                            ※私が現在滞在している避暑地の画像

リカちゃんは私より2歳年上の親戚の女の子で、私の家から車で20分程度のところに住んでいました。夏休みのほぼ半分以上をリカちゃんの家で過ごしていたように思います。

 

ありふれた日常から特別な世界へ連れていってくれる夏休み。

朝ごはんを食べながら、「今日は何するの?」と伯母に聞かれると、すぐにリカちゃんがその日の計画を話します。だいたい前日に小さな冒険の計画がリカちゃんと私の間で企てられていました。

リカちゃんが漕ぐ自転車の後ろに乗って、畑の隅に咲く大きなヒマワリを見て「怖ーい!」「逃げろー!」大騒ぎしたり。大人になって久しいけれど、ひまわりは今でも大好きな花。

                                                                              ※ニュージャージー州のひまわり畑  

当時のかき氷機を使って、二人でせっせっとかき氷を作り、どのシロップが美味しいかを真剣に談議しながらかき氷を食べて、キーンとなってこめかみおさえて大笑いしたり。

伯母の作ったおにぎりを持ってプールに行ったり。リカちゃんはおにぎりよりも売店で買う菓子パンのほうがお気に入りで、「私いらない、売店で買うから」とツーンとすまし顔。(笑)

夜になれば花火を楽しんだり、肝試しに行ったり。

あの頃は花火よりも肝試しが楽しくて、お墓の前を「キャー」と走り抜けるだけでハラハラドキドキ。

 

お互い大人になり、リカちゃんは早々に同級生と結婚。最後に会ったのは10年以上も前になります。           

あの共に過ごした夏休み。

                         

どんな夏休みの思い出としてリカちゃんの心には刻まれているのだろう、ふとそんなことを思いました。

 


緑の中で芽生えた友情

2024-07-18 15:42:57 | 雑記

東京在住の友達に会いに行きました。今は帰りの電車の中です。

 

彼女と知り合ったのは2年前。栃木の山奥でした。年齢差は16歳ですが、なんとなく意気投合。彼女はとても魅力的な価値観をもつ30代の女性で、お互いの身の上話などをしているうちにすっかり仲良しになりました。

山々に囲まれ、何もない土地で芽生えた友情。彼女と話していると自然と自己肯定感が上がり、ポジティブな思考になれます。

 

     ※イメージは彼女と一緒に訪れた那須高原の『藤城清治美術館』

今回は、東京の彼女の最寄り駅近くのマーケットであれこれと買い込み、「最近はどう?」から始まり、延々と深夜まで女子トーク。お互いに自分たちの日常生活の中で、納得がいかなかったことや我慢を強いられたことを語りまくってフラストレーションをさらけだし、そしてくだらない冗談を言い合って大笑い。とても楽しい夜を過ごすことができました。

目が覚めると気分もスッキリ。

愚痴というのは不思議なもので、話す相手によって、スッキリとリフレッシュできる場合もあれば、逆にストレスが溜まって疲れてしまう場合もあります。私にとって彼女は前者。彼女にとっても私が前者であると良いのだけれど。

 

私が栃木を去る時に見上げたあの日の空。緑の中で芽生えた友情は、東京でも心強く続いています。

 

           ※イメージはいつかの渋谷スクランブル交差点

関東は梅雨明けをしたとか。

これから夏本番。暑さに負けるな。