「大好き」を叫ぶログ!!

アニメやゲームの感想を書いていきます。

【スーパースター!!】「まだ名もないキモチ」を持ちながら。

2021-07-10 08:00:53 | アニメ感想_『ラブライブ!スーパースター!!』

こんにちは、りょうへいです。

いよいよ明日に迫った『ラブライブ!スーパースター!!』第1話。
タイトルは「まだ名もないキモチ」。
これは、Liella!!のファーストシングル『始まりは君の空』の歌詞からとっている言葉です。

1番のはじまりで
「なにか目覚めそうだよ まだ名もないキモチが 違う明日を見たがってる」
2番のはじまりで
「いま自分のなかの まだ名もないキモチを 大事にしたいって思ってる」

この「名もないキモチ」というのはきっと大事な言葉で、作品でも大きな意味を持つものなんだろうと、現時点では考えているのですが……。
それ以前に、まさに今、私自身Liella!!ちゃんたちに対している気持ちそのものが「名もないキモチ」だということに気がついてしまいました。。。


というのも、やっぱり彼女たちがキャストとして発表されてからアニメ放送までの期間が、これまでのラブライブシリーズと比べると短いのです。
それゆえなのか、どうしても彼女たちに向ける気持ちが「まっしろ」になってしまうといえばいいでしょうか。。。

すごい期待しているか、と言われるとそうでもなく。
かといって全然期待していないか、と言われるとそんなことはなくて。
だけど、この「なんとも言えない不思議なキモチ」「言葉にできない名もないキモチ」を味わっているのが、アニメ放送前の「今」だけなのは間違いないと思っています。
だから、歌詞で歌われているようにこの「今」感じている気持ちを「大事にしたい」と思っていて、とりあえずブログに残しておきたくて記事にしてみました。

さて、今日電車に乗っていたら「CREATIVE TRAIN」という番組が広告で流れていました。
そこにはよく見知った人が出ていました。
声優だけじゃなく、作家としても活躍している浅野真澄さんでした。
そのインタビューの中で浅野さんがこんなことを言っていたのがちょっと印象的だったので抜粋します。

私の持論として、ボキャブラリーの数だけ感情を認識できると思っています。
例えば「メガネっ娘萌え」という言葉があると思うんですけど、その言葉が生まれる前は「メガネをかけている女の子に対するこの気持はなんだろう?」みたいな(その感情を)認識できなかったりするじゃないですか。
でもそこに「メガネっ娘萌え」というボキャブラリーが生まれることで、自分の感情の輪郭がはっきりするというか……。それはすべての感情に対してあり得ると思っているんですけど。
だから私が本を読むことで感情に対するボキャブラリーをたくさん持っているとしたら、それだけ表現できたり感じ分けたりする感情が多いということ。
それがお芝居につながっていると思います。


この浅野さんの持論を聞いて、なるほどなーと思いました。
自分の中で生まれた、よくわからない感情が言葉にならないのは、その感情に対するボキャブラリーがないからなのですね。
ということは、感情を豊かにするためには語彙を増やせばいいわけで、本を読むなど自分の中にインストールすることが大事なんだなあと。
……まあそれはそうでしょ、と思うのですが。
ここ一週間、自分の気持ちが「眠い!」「面白い!」「仕事辛い!」くらいしかないほどに感情が死にかけていた自分にはよい刺激になったといいますか。
Liella!!ちゃんに対するよくわからない気持ちについて深く考えていなかったので、目からウロコが落ちたという話です。

まあそう考えると、私がLiella!!に対して「まだ名もないキモチ」を持っているのは当然といえば当然なんです。
ボキャブラリーがないというか、やっぱりまだ彼女たちのことを知らない、知識がない、わからないという気持ちがあるからこそ、出てしまうものなのです。
これまでラブライブを追ってきた私が持っていなかったこの感情も、ラブライバーとしてあるまじき思いなのではなく、これまでのLiella!!の展開のスピードが速すぎるせいもあるんだと理解しています。

ですが、これってもしかして運営はファンにそう思ってもらうために、狙ってやっているんじゃないかと思えてきました。
あえてこの「名もないキモチ」をファンに持ってもらうために、Liella!!の生放送から5ヶ月という短いスパンでアニメを放送しようとしている……というのは考えすぎでしょうか。。。
いずれにしても、やはりアニメが放送されて、彼女たちの物語が動き出さないと、自分の感情の輪郭がはっきりせずに言葉にならないそうです笑

ただ、きっとLiella!!のメンバーも、キャストさんも、私たちと同じように「まだ名もないキモチ」を持っているのだと思うのです。
メンバーたちは「歴史もない、先輩もいない、名前も全く知られていない、ないない尽くしの新設校」の1年生なのですから。
キャストたちは一般公募で選ばれた人たちも含まれていること、いままでの9人ではない、5人からのスタートという意味で「はじめて尽くし」の1年生なのですから。
ファンも、彼女たちも、今はまだ真っ白なキャンバスの上に立っている状態なんですよね。

無限の可能性があるLiella!!のこれからの中で、まだ見えぬ何かを選び、どれかを捨てなければならない。
そんな真っ白なキャンバスにLiella!!は何を描くのでしょう。
どんな物語を見せてくれるのでしょう。
そんな手探り状態のメンバーとキャストは「まだ名もないキモチ」にどんな名前をつけてくれるのでしょう。
そしてファンとしての自分は「まだ名もないキモチ」にどんな名前をつけるのでしょう。

このキモチにちゃんとした名前をつけられるように、Liella!!ちゃんたちのこともこれまでのシリーズ同様追いかけていくことを、この場で宣言しておこうと思います。
1クール見終えてどんな気持ちになっているのか、今から少し楽しみになってきました!

無理せず自分のペースで、各話の感想を書いていけたらと思っています。
引き続きTwitter共々、よろしくお願いします!


『ラブライブ!』11周年記念~私が大切にしているもの~

2021-06-30 19:00:00 | オタクな日記

はじめまして、お久しぶりです。りょうへいです。

今日6月30日(水)は『ラブライブ!』11周年の記念日。
そしてAqours結成6周年の記念日です。
……書いていて信じられませんね( ^ω^)
もうそんなに年月が経過してしまったのかと……。
どおりで私も歳をとったわけだ。。。
月日が経つのは本当にはやい……。
μ'sのFinalにいったのがつい3年前くらいのように感じます。

μ's、A-RISE、Aqours、Saint Snow、虹ヶ咲、Liella!とつないできたバトンは、11年前から今まで途切れることなく続いてきました。
長きにわたって多くの人に愛されている『ラブライブ!』というコンテンツ。
ここまで続いてきたのも、キャストのみなさんをはじめ、多くのスタッフさん、関係者の方々、そしてラブライバーさんのおかげです。
本当にありがとうございます! 一介のオタクとして、感謝申し上げます!

 

『ラブライブ!』との出会い

さて、いつもはアニメやゲームの感想めいたものをつらつらと書いている私ですが、今日はまず私と『ラブライブ!』との出会いについてお話をさせてください。
企画タグからこのブログを読んでくださっている方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単に出会いのお話をさせていただきます。

私がμ'sに出会ったのが2012年11月くらい。
アニメが放送する少し前のことです。
バンド仲間の後輩と新宿のゲーマーズに行ったときでした。
そのときの第一印象は、先に流行っていた『アイドルマスター』のような「アイドルコンテンツ」の一つだという認識でした。
そして、にこちゃんがかわいいということくらいです笑
最初は「最近こういうコンテンツ増えてきたなあ」くらいの認識でした。
アニメ第3話をみるまでは
私も多くのラブライバーさんと同じく、アニメからハマった人です。
「え、何このアニメ。すっごく面白い!」と思ったんです。

そこから私の生活に「ラブライブ!」が入り込んできました
といっても、当時社会人になりたてということもあって、生活に余裕がなくて、そんなに『ラブライブ!』にお金を割いていませんでした。
ライブに行くとかブルーレイを買うとかそういうことはできませんでした。
でも「にこりんぱな」や「のぞえり」のラジオは欠かさず聴いていました。
無料で聴けることができず媒体がたくさんあったことも自分にとっては救いでした。
いつしかμ'sのラジオを聴くのが毎週の楽しみになってきました。

しかし2016年、μ'sのFinalライブが発表されます。
それまでライブに行ったことが無かった私は、居ても立っても居られなくなりました。
Finalが発表されてから、これまで楽しませてもらった分、実際のキャストさんたちを見届けたいという思いが強くなったのです。
今まで買ったことのなかったアニメ映画のBDを買って、最速先行でFinalライブに申し込みました。
結果2日目のアリーナが当たります。
アイドルライブ初参戦だった自分は、SNSで事前に調査を重ねました。
コール&レスポンスやキャラクターカラー、ペンライトを変えるタイミングを調べ、ペンライトの設定を変えて、事前に東京ドームまでの道のりを調べて、1日目に乗り換えミスをしないように実際に電車で行ってみたりして。
……振り返ると受験生みたいなことしていますね。
μ'sの最後の雄姿を目に焼き付けたいからこそ、できることは全部やって東京ドームに行きました。

ライブはあっという間でした。
喪失感もあったかもしれませんが、それよりも楽しかったという気持ちで胸がいっぱいになったのを覚えています。
特にドームに詰めかけたラブライバーが一斉にスノハレでペンライトをオレンジに変えたとき、あれはヤバかったです。
長時間のライブだったのに不思議と疲れを感じることもなく、ただただ圧倒された瞬間でした。
好きなものを名前の知らない人たちと共有する時間がこんなにも尊いものだと知ったのがこのライブだったのでした。
『ラブライブ!』は「みんなで叶える物語」。ライブもみんなで作り上げている感じがたまらなく大好きでした。

そんなこんなで、あれから6年。Aqours、虹ヶ咲とコンテンツを追ってきました。
どれだけ時が移ろっても「みんなで叶える物語」からぶれずに進んできた『ラブライブ!』。
これから先もみんなでこのことを守りながら、20周年、30周年と進んでいけたらいいなと思っています。
長くコンテンツが続いていけるように一介のオタクである自分には何ができるのか。
その答えはやはり『ラブライブ!』のファンがこれまでよりもっと多くなること、そして自分の大好きを精一杯叫び続けることだと思うのです。
その思いを同じくするもの同士で、今日という日を迎えるにあたってこんな企画が生まれていました。
Twitterでフォローさせていただいている生春さん(@Time_mrsi)の企画です。

あなたがラブライブ!を追いかける上で、特に大切にしているものを3つ教えてください。
(5文字以内×3単語まで)
それを選んだ理由や、これからラブライブ!を通して自分がやりたいことを教えてください。

実はこのようなネット上での非公式企画に参加するって初めてで、正直どんなことを書けばいいんだろうとずーっと考えていました。
普段コンテンツを追っているときに、こういうことを考えることも無く突き進んでいたので、改めて自問自答すると結構難しかったのです。
いろいろ考えて一週間。ようやく、私の「大切にしているもの」が見えてきました。
私にとって『ラブライブ!』を追いかけるうえで大切にしているもの。これからも大切にしていきたいもの。
それは①「今を愛する」②「皆と一緒に」③「追い求める」です。
なぜ私がこの3つを「大切にしているもの」に選んだのか、少しだけお話させてください。

 

①今を愛する

『ラブライブ!』を訳すと「今を愛する」。
やっぱり『ラブライブ!』というコンテンツを追うものとしてこれは外せないなと思ったわけです。
そもそもなんで『ラブライブ!』というタイトルなのでしょう。
私は、この物語に出てくる女の子たちが、高校生という限られた時間の中で「スクールアイドル」で精一杯輝こうと努力しているからだと思っています。
未来のことがわからなくても「〔今〕が最高!」であることに全力投球。
「スクールアイドルとして輝いている〔今〕」を大事にしている彼女たちの生き様が『ラブライブ!』なのだと思っています。

しかし「限られた時間」というのは何も「スクールアイドル」である彼女たちだけにあるものではありません。
現実世界のキャストさんにも、このブログをみてくださっている方にも、もちろん私にも「限られた時間」というのがあります。
10代、20代である「時間」も、仲間と一緒に遊ぶ「時間」も、好きな人と一緒にいる「時間」も、生きている「時間も」、すべての「時間」が有限です。
無限ではない、ずっと続くものではない、必ず終わりがあるもので、お金で買えない貴重なもの。
〔今〕というこの時間、この〔一瞬〕の情熱、キラキラドキドキした気持ちを私は大切にしたいと考えます。

「今」という時間の積み重ねが「過去」になり「軌跡」になります。
ふと過去を振り返った時に出てくる感想が「つまらなかった」「つらかった」ばかりはやっぱり嫌なのです。
「楽しかった」「面白かった」であったほうが絶対にいい!
だから自分は「スクールアイドル」と同じように「今」を愛したいと思います。
「今」この瞬間に自分が好きなもの、興味があるものに全力でぶつかっていきたいのです。

ただ、全力でぶつかっていくことは、結構怖いことだと思うのです。
いざ無くなってしまうときに「寂しい」や「辛い」といったマイナスの感情が溢れてしまうこともあるでしょう。
もしかしたら全力でぶつかるからこそ、嫌な思いをするかもしれない。
しかし自分が精いっぱい、今を愛してぶつかっていって「楽しかった」「面白かった」という感情を積み重ねていけば、いざ死ぬときに「いい人生だったなあ」と思えるんじゃないかなと。
結局人間いつかは死ぬわけで、どうせ死ぬなら「今」「この瞬間」をわがままに楽しめるように毎日をやりきっていきたいなと考えていたのです。
そういう意味で「今を愛する」が大切にしているものの一つなのです。

 

②皆と一緒に

今を愛して全力でぶつかるのは、一人よりも「皆で一緒に」が楽しいことに気が付きました。
実をいうとオタク専用のTwitterアカウント(@Ryohei_ALOE)を開設してから10年くらいたつのですが、ラブライブが好きな(というより自分が「今」好きなコンテンツを好きな)方々をフォローするようになったのは、今年に入ってからなのです。
それまではROM専で5chまとめをみたり、絵師さんのイラストでにやつくくらいの使い方しかしてきませんでした。
しかし今年からは(せつ菜ちゃんの言葉を借りるならば)大好きを叫ぶような使い方に変えました。
具体的には生放送をみて、みんなで実況したりですとか、アニメの感想をツイートするとか、考察ブログさんをふぁぼするなどです。
これは虹ヶ咲のアニメをみた影響が大きくて、やっぱり自分の好きなものをただ「受け入れる」だけという受け身の姿勢では楽しくなくなってきたのです。
コンテンツに傾倒している人たちと積極的にかかわること、攻めの姿勢で行くことで、自分では気が付かなかったモノの見方を発見することができるし、結果的に自分の好きなコンテンツが長く続くことにもつながってくることに気が付いたのです。

考察するオタクの方って実はリアルな友達にはいなかったのですが、積極的に調べてみればいろんな考察ブロガーさんやツイッタラーさんに出会うことができます。
実は『ラブライブ!サンシャイン!!』というアニメが初見で意味わからんと思っていて放置していたことがありました。
しかしそんなときに「こういうことをクリエイターは言いたいんだ」と自分の思いを文章化して発信している人たちに関わることができました。
これにより『ラブライブ!サンシャイン!!』というアニメの奥深さを知ることができました。
特に「Love Live!Aftertalk!」というブログがすごかったです。
よくここまで深く考えられるなあと思うし、クリエイターの意図を汲み取れるなと舌を巻きました。

俗にいう「アニメの文脈を読めるオタク」が「考察ブログ」をやっているのだと思うのですが、自分もこういうことができるオタクになりたいなと思っていたりします。
あのレベルの域に達するためにどれだけの教養を身に着け、知識をバックボーンにすればいいのか、見当もつかないんですけどね。
このブログを立ち上げたのもそのためなのです。
まずは書いてみないとうまくならないし、想いなんて伝わらない。
感想でも考察でもないただの雑記帳だけど、いつか自分の糧になってくれるものに化けていくんじゃないかなあとそんな気がしているのです。

他人の意見や考えを自分の中に落とし込むインプット、そして自分の意見を発信していくアウトプットは「相手」がいてくれるから成り立つものです。
これからも他人の意見を大切に、出会える人との一期一会を大切に、自分の言葉でコンテンツを語りたい、みんなと一緒に楽しみたい!
そんな思いを込めて「皆と一緒に」を大切にしたいと思います。
私はこれからも「いいな」とか「なるほど!」とか「すごい!」と思った方のアカウントはどんどんフォローしていきたいと思っています。
そしていつかはいろんな人に私のブログが読んでもらえるようになりたいなと思っています。これが今の私の「夢」です。

 

③追い求める

そんな「なりたい自分」に足りないことの一つが「文章力」なのです。
ブログを書き始めてから、他の方のブログもよく読むようになったのですが、みなさん文章が上手なのです。
そんなブログをみたあとに自分のブログを見たりすると、あまりに幼稚で要領を得ない文章校正に愕然としてしまいます。
これ、何も趣味だけじゃなくて仕事でも言われていることです。
書き終えたときは完璧と思っていても客観視すると「なにいってんだこいつ」ってなるところが多かったりしていて。
これではいろんな人に読まれるブログなんていつになることやら……と気が滅入ることが多くなってきました。
どうしてみなさん、あんなに文章がうまいんですか……!?

よって私は、他人がみて理解できる文章にするために、相手に伝わる文章にするために、理想を追い求めて走り続けることをここで宣言したいなと思います。
仕事の関係で資格をとらなくてはいけないのですが、その傍らで漢検に挑戦してみたり、本を読んだりといったことを始めています。
漢検とか笑、と思ったみなさん、意外と漢検2級難しいですよ。
本当に高校卒業レベルかと思ってしまうほどの読めない漢字、書けない熟語、わからない四字熟語のオンパレードです。
この間一度CBTを受験したら3点足らずに落ちたので、今はリベンジに燃えています。
本についてですがこちらはこの間井上ひさしのエッセイ集を買ってきて、寝る前に読んでいます。
日経で「春秋」は欠かさず読むようにしています。
なりたい自分に近づくために努力しようと思うのは、やはり多くの人たちと繋がりたいからなのだと思います。
おや、こう書くと自分が天王寺璃奈ちゃんなのかと錯覚しそうになりますね。
いずれにしても『ラブライブ!』というコンテンツに触れたことが私の原動力になって、なりたい自分になりために前へ進むための力になっているのは間違いありません。

これは『ラブライブ!』だけではありません。
この世にあるありとあらゆるコンテンツには人生を豊かにするための燃料みたいなものが眠っていると思います。
特に『ラブライブ!』というコンテンツにはその燃料が見つけやすく、あっという間に火をつけてしまう魔性の力がある気がするのです。
自分も『ラブライブ!』に出会い、なりたい自分ができました。
そして「スクールアイドル」たちと一緒に、なりたい自分になれるように走り続ける力をもらっています。
これから先も「なりたい自分を我慢」せずに、ただ真っ直ぐに走り続けていきたいですね。

ということで、稚拙ながら『ラブライブ!』を追いかけるうえで、私が大切にしているものを書かせていただきました。
書いたことは現実になるらしいので、数年後にはすらすらっと面白い文章が書けている……はずです。
いや面白いというより、魅力的な文章といいますか、味のある文章が書けている……はずです。
そんな日が来ることを夢見て、今日の「大好きを叫ぶ」ログはここまでとなります。
読んでいただきまして、ありがとうございました。

また、企画してくださった生春さんをはじめ、同じテーマで投稿してくださっている多くの皆様、本当にありがとうございます!
私もこの文章が公開されたら、時間の許す限り皆様の「大切にしているもの」の文章読ませていただきます。
そしてこれからもお互いに夢を大事に、『ラブライブ!』というコンテンツを楽しんでいきましょう。
ありがとうございました。

〔2021/7/10(土)追記〕
企画者の生春さんが、#みんなで叶える物語 のタグ企画に参加された方をまとめてくださっているモーメントがあります。
様々な年代の、いろんな人が、ラブライブ!を追いかける上で大切にしていることを語っています。
私も時間を見つけては読ませていただき、なるほどこういう考え方もあるのかーと納得しております。
ぜひこちらのリンクから、みなさんの「大好き」を受け取ってください!


エンタメ業界の危機を考える

2021-06-02 20:00:00 | オタクな日記

 ライブイベントがオンラインになって個人的にはとても助かっているという話を前回の記事でしましたが、エンタメ業界はやっぱり大変みたいです。

(前編)
緒方恵美さん「逃げちゃダメだ」――コロナ禍によるライブエンタメ業界の危機を語る

 虹ヶ咲のライブでも無観客ライブというのはありましたが、キャストのみなさんがだいぶ戸惑っていた、というのはよく聴く話です。私自身みていて、いつものライブとは違って「とてもハラハラした」のを覚えています。無観客ライブで相良さんが100%の力を発揮できていないことは、観ている私たちがハッキリとわかりました。お客さんが現地にいないライブの「怖さ」というのを感じたのを今でも覚えています。

 緒方さんも仰っているように「どこを見て歌えばよいのだろう……」と戸惑ってしまう方が多いようです。いつもは観てくれているお客さんに目を合わせればよいのに、無観客で会場にいるのはスタッフと無数のカメラだけ。実際に無観客ライブをやったからこそ、その「怖さ」や「辛さ」というのがわかったという緒方さん。やはりライブ配信「だけ」のライブというのは、あまりメリットがなさそうですね。

 また、お客さんを少しだけ入れたライブというのも経験したようですが、今度は枠が埋まらなかったということも仰っていました。やはりライブに行くために地方から上京する方というのが、コロナ禍ではかなり少ないのでしょう。東京や大阪などの大都市のライブを観に行って地方に帰ってきてからコロナに発症したなんてことになったら、地方では村八分になりますからね。そういうリスクを考えると上京を見送るお客さんも多かったのだと思います。

 さらに配信ライブというのは、ギリギリまでチケットが売れないということも書かれていました。確かに、配信ライブの場合、直前で評判をみて「やっぱり配信でみよう」と開演ギリギリになって購入するお客さんも多い気がします。私もそのひとり。しかし、アーティストさんにとってみれば本番1,2日前にチケットが売れていないのはメンタルを直撃するわけですね。もしかしたら大赤字になるかもしれない、誰も観てくれないかもしれない、そんな「恐怖」がアーティストさんを、スタッフさんを苦しめるわけです。

 後半では、配信チケットライブが赤字になりやすい理由も書かれていました。これまでのライブでは、現地に足を運ぶ場合、一人につきチケット1枚が必須でした。自分と、お友達3人で、という場合だと、チケットは4枚必要でした。チケットが1枚9000円だとすると、これだけで単純計算で36000円の売り上げ。しかし配信チケットのほうは、現地のチケットの半額など安くなっている場合が多いこと、また4人が家に集まってみんなでみるなんてことをする場合は、配信チケット1枚分の4500円の売り上げになってしまう。売り上げが9分の1……これに加えて物販の売り上げも少なくなることを考えると、今のご時世ではライブをやればやるほど赤字になってしまうというのもうなづけます。

 1人1枚の原則が崩れてしまうことを考えると、やっぱりライブ配信が続くとは思えないな……というのが自分の感想です。お客さんにとってメリットが多くあっても、主催者側のメリットが無い、むしろデメリットばかりなのであれば「コロナ終息後にもライブ配信をニューフォーマルに!」なんて言えない。。。

 それでもやはりこの状況が落ち着くまでは、企業努力で何とかやっていくしかない。それに吉江さんの仰っているように「音楽は「体験」に紐付いているもの」「楽曲が何らかの個人的な体験とセットで語られるもの」。続けることで先につなげたいという強い想いで記事は締めくくられていました。私もこの吉江さんの言葉に同感で、ライブで音楽を全身に感じる「体験」もまた、アーティストさんにとってもスタッフさんにとっても、我々客にとってみても、人生の糧になると思っています。だからライブ配信が続くことになったとしても、多くのお客さんは、今の状況が落ち着けば実際に会場へ足を運んで「体験」に興じると思うのです。

 私だって、ワクチン接種が進み、医療現場のひっ迫が改善されたら、今度は会場で声を出してアーティストさんに声援を送りたい。これまでの「我慢」をそこで解き放ちたいです。そんな未来はもうそこまで来ていると信じています。だからあともうちょっとだけ頑張ってほしい……。そんなことを思う今日この頃です。


【虹ヶ咲】第7話「ハルカカナタ」◆姉妹で夢を追いかけていこう。

2021-05-26 19:56:52 | アニメ感想_『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』


さて、今回は第7話「ハルカカナタ」を振り返ってみます。
今回のお話では、近江彼方ちゃんというキャラクターを語るうえで欠かすことのできない、東雲学院に通う妹・遥ちゃんが登場します。
また、彼方ちゃんがいつも眠そうな理由も、彼方ちゃんがスクールアイドルをがんばるのも、今回の話で明らかになります。
彼方ちゃんは、ただの「良く寝るダメな子」ではないのです。
アニメから入った方は、ここで彼方ちゃんのイメージがガラッと変わるはず!!
というわけで、さっそくみていきます。

 

遥ちゃん登場


オープニング前のアバンでは、彼方ちゃんというキャラクターについて、簡単にクローズアップされます。
週5でスーパーでアルバイトをしているところ。
夜勤で忙しいお母さんの代わりに、お料理を作るところ。
それも、別の学校でスクールアイドルをやっていて、溺愛する遥ちゃんのためならば。
遥ちゃんの笑顔をみられるならば、と、彼方ちゃんは今日も全力で生きています。


夜は、遥ちゃんが寝た後に奨学金をもらっているために勉強をがんばって……。
遥ちゃんが楽しみにしている、自分のライブの衣装も考えて……。
そして朝は、遥ちゃんが起きる前に朝ご飯を作るという毎日。
そんなお姉ちゃんをみて、ある日遥ちゃんは、彼方が通っている虹ヶ咲の同好会を見学に行きたいと申し出ます。


遥ちゃんの通う東雲学院は、スクールアイドルファンならばだれしも知っている有名校
そんな東雲学院から、センターを務める注目度ナンバーワンのスクールアイドル・近江遥がやってくる。
ネットでも話題に上がるほどの「スター」の登場に、同好会のメンバーも、校門前で歓迎モードでお迎えします。
侑ちゃんもいつものように最高にトキメいてしまっています。
彼方ちゃんもいつも以上に気合が入っているもよう。
お目々もいつも以上にパッチリさん!


一方の部室では、2代目部長(自称)のかすみちゃんが、一人ジェラっていました。
同じ一年生である遥ちゃんに負けたくないと、遥ちゃんをライバル視、というより敵視しているご様子。
安定のかすみちゃんでちょっと安心です。
それはさておき、虹ヶ咲はついこの間まで内部分裂していた日の浅いグループ。
自分たちのPVをつくり、校内での知名度は上がってきたものの、やはり学園の外の世界ではまだまだ知名度は低いのが現状のようです。
ここから彼女たちが後半にかけてやらなくてはいけない課題、それはいかに自分たちを知ってもらうかということ。
彼女たちがどのように壁を乗り越え、夢を叶えていくのか、も今後見どころの一つになっていきます。


部室にやってきた遥ちゃん。
かすみちゃんの自己紹介(マウント)が始まる前に、さっそく練習がスタートします。


まず、ランニング。
ここではいつにも増して速く走る彼方ちゃんの姿が
同好会の活動が再開してから彼方ちゃんがすごくがんばっていることを侑ちゃんから聴いた遥ちゃん。
「すごいなあ」と喜ぶのかと思いきや、とても心配そう
顔の表情をすべて見せるのではなく、目の半分くらいで切られているのも、不安を煽りますね。


次に、柔軟・腕立て・バランスボール。
他のメンバーに比べると後れを取っているように見えますが、それでも彼方ちゃんなりの頑張りを遥ちゃんにみせます。
彼方ちゃん、練習を終えてへとへとです。。。

 

お姉ちゃんのために


練習が終わって、遥ちゃんの歓迎を込めてお茶会がスタート。
お手製のクッキーや、かすみちゃん特製コッペパンに舌鼓を打つさなか、いきなり彼方ちゃんのすやぴタイミングがスタートします。
何の前触れもなく急に眠りにつく彼方ちゃんにあたふたする遥ちゃんですが、同好会のメンバーは慣れているのか、すぐに枕をあてがってあげます。
彼方ちゃんが家では見せなかった、いきなりすやぴするという事実に、遥ちゃんは驚きます。
同好会メンバーも振り返ってみれば、練習中にいきなり寝だしたり、いくら起こそうとしても起きないくらい熟睡していたりと、ここ最近は異常なほどに眠っている彼方ちゃん。
お姉ちゃんがだいぶ無理しているのではないか、、、遥ちゃんの予想は確信に変わります。


しばらくたって目覚めた彼方ちゃん。
遥ちゃんの前ですやぴしてしまったことを恥ずかしがります。
そんな彼方ちゃんを「いっぱい無理してるんだから」と遥ちゃんは諭します。
実は遥ちゃんが同好会を見学に来たのは、いつも家で忙しい彼方ちゃんのことを心配してのことでした。


自分のことより妹の自分のことを優先して、いろいろお世話してくれるお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんが、同好会でやりたいことを見つけて楽しんでいる。
同好会はお姉ちゃんにとって大切な場所になった、だからこそ自分が負担になっているのが余計に申し訳ない
自分のために明らかに無理をしている彼方ちゃんを見て、遥ちゃんは、スクールアイドルをやめる決意を伝えるのです。


スクールアイドルを辞める、それはつまり、自分の夢を諦めるということ。
自分と同じ夢を追いかけている妹が、自分を気遣って辞めるなんて。
彼方ちゃんは認めるわけにいきません、何とか阻止しようとします。
一方の遥ちゃんとしては、自分と同じ夢を追いかけているお姉ちゃんが、自分のせいで無理をしてしまうなんてこと、許すことはできません。
だから、断固して譲ろうとしませんでした。
「遥ちゃんは妹なんだから」
「もっと頑張るから」
その場を取り繕おうと、今よりもっと無理をしようとするお姉ちゃんの言葉。
遥ちゃんは溜まらず部室を飛び出してしまいました。


侑ちゃんが校門まで追いかけて説得しても、やはり遥ちゃんの意志は固く、決して譲ろうとしません。
自分がスクールアイドルを辞めることが、お姉ちゃんの幸せなのだと信じて疑わないのです。
迷いのない遥ちゃんのまっすぐな目に、侑ちゃんもそれ以上何も言えませんでした。


そんなことがあっては、彼方ちゃんはアルバイトでも全力を出せません。
ズタズタにトマトをいつもより多めに並べながら、彼方ちゃんはずっと上の空なのでした。
そういえば、トマトの花言葉って「感謝」「完成美」という意味があるんですよね。
アバンではきれいに並べられ「完成」されていたトマトが、喧嘩後にはぐちゃぐちゃに崩れている
彼方ちゃんの心の中を表しているのでしょうか……。

 

似たもの姉妹


次の日。
きのうの夜、遥ちゃんと話そうとしても、スクールアイドルの話題を避けられてしまった彼方ちゃん。
せっかくスクールアイドルとして、東雲学院のセンターまで務めるようになった自慢の妹が、自分のせいでスクールアイドルを辞めようとしている。
彼方ちゃんは、遥ちゃんがスクールアイドルをやめるくらいなら、自分がやめると言い出します。


しかし、それは本心ではありません。
彼方ちゃんと同じく3年生の、エマちゃん、果林さんの言葉で、少しずつ本心を打ち明けていきます。
彼方ちゃんにとって、同好会は彼方ちゃんが探していた夢がある場所。
やりたいことを精一杯目指せて、仲間と一緒に夢がかなえられるかもしれない場所。
それは、彼方ちゃんにとって、かけがえのないものの一つとなっていました。
もちろん遥ちゃんのことだって大事。
どちらかのために、どちらかを諦める、なんてことはできるはずがありません。


そして、その彼方ちゃんの思いは遥ちゃんだって同じだと、同好会のメンバーは気づいていました。
璃奈ちゃん曰く「似たもの姉妹」である2人。
お互いのことが大切だから、かけがえのない大切なお姉ちゃんだから、妹だから、自分が犠牲になろうとしている。
お互いのことを大切に思うからこそ、全部自分でしょいこんでしまおうとしている。
そういう意味で、2人は「似たもの姉妹」であるといえます。


彼方ちゃんにとって遥ちゃんはいつまでも妹で、妹だからこそ守ってあげなきゃと思える存在。
でも彼方ちゃんは、遥ちゃんに対する大切な視点が抜けています。
確かに遥ちゃんは、彼方ちゃんの妹で、遥ちゃんのほうが2歳年下。
でも、遥ちゃんはもう、いつまでも「守ってもらう」だけの妹ではないということ。
お姉ちゃんのことを「守りたい」と思うくらい、立派な妹だということ。
そして、家族だから、いつも近くにいるから気づけないことだけれど、遥ちゃんだって立派に成長していること。
さらには、彼方ちゃんと同じように、スクールアイドルという同じ夢を追いかける「仲間」だということ。
「仲間」である「近江遥」のために、「近江彼方」は何をしてあげられるのか。


同好会のメンバーにヒントを得た彼方ちゃん。
曇り空の隙間から「天使の階段」(光)が降りてきたことからもわかるように、彼女も答えを見つけることができたようです。
遥ちゃんに自分の想いを伝えるために、彼方ちゃんはライブをすることを決意するのでした。


別の日。
Venus Fortの広場。
東雲学院のライブが開かれるということで、多くのお客さんが集まります。
遥ちゃんにとっては、最後になるであろうスクールアイドルとしてのライブ。
しかしお姉ちゃんが会場にいないので、遥ちゃんは心配そうです。
そんな彼女を、侑ちゃんは「彼方さんが待ってるよ」とステージが見える位置まで手を引いていきます。
そしてステージには、勉強の合間にコツコツの構想を練り上げていた、あの衣装を纏った彼方ちゃんがいたのでした。

 

ライブで思いを伝えて


これまでの彼方ちゃんの曲とは全く違った、オシャレな楽曲『Butterfly』。
この楽曲は、中の人であるあかりんもがんばったというほど、英語の歌詞がちりばめられています。
日本語では伝えるのが恥ずかしいような言葉も、英語にしてしまえば恥ずかしくない
そう彼方ちゃんが考えたのかはわかりませんが、これはもう、愛する妹へのラブソングなのは間違いありません。


ここの中で散りばめられている「You」は、もちろん、最愛の妹である遥ちゃん。
You're my dearest treasure : (初めてで一番の)最愛の宝物
Precious days we spend together : (数えきれないほどに)一緒に過ごす大切な日々
遥ちゃんが、自分にとってかけがえのない宝物であることを歌に込めて。
自分の名前と妹の名前を歌詞に入れて。
一日一日、過ぎゆく時の中で、強くなった遥ちゃんとなら「We can fly!」なのだという強い思いが伝わってきます。


「We can fly!」というメッセージが、繰り返し使われているこの曲。
やっぱりここはストレートに、スクールアイドルという夢への飛躍を、遥ちゃんと一緒に実現したい、ということでしょうか。
遥ちゃんは、大切な妹だけど、同じ夢を持つ「仲間」でもある。
その「仲間」が自分を犠牲にして夢を諦めてほしくない。
だから、「スクールアイドル」を目指す「私」と一緒に夢を叶えていこうよ。
お姉ちゃんだから、とか、妹だから、とか、そんなんじゃない。
同じ「スクールアイドル」という目線で、上下関係のない対等な関係で、伝えたいことがあるんだ、一緒に叶えたい夢があるんだ。
そんな強いメッセージ性を感じました。


それが伝わったから、きっと遥ちゃんは涙を流したのでしょう。
彼方ちゃんの、スクールアイドルでありたいから、スクールアイドルとしてステージから思いを届けるという考え方も、最高にエモいですね……。
Venus Fortの幻想的なステージも相まって、本当に素敵な曲でした。
そして、やっぱりお姉ちゃんはすごいなあと思わずにはいられませんね。
いやあ、やっぱり妹からすれば、お姉ちゃんというのは最高に「かっこいい」んですよね。
兄弟だからこそ、姉妹だからこそ、蔑ろにしてはいけない、否、できない「絆」があるのだと思います。(例外はもちろんあるけれど)


ただ、ひとつだけ。
尺の都合だとは思うんですけど、できれば遥ちゃんと彼方ちゃんの幼少期エピソードが見たかったなあと。
私、この姉妹がスクールアイドルを目指すきっかけがすごく知りたくなったんですよね。
彼方ちゃんが遥ちゃんと一緒に目指したのでしょうか。
それとも彼方ちゃんが憧れて、妹もついてきたのでしょうか。
子どもの頃どんなエピソードがあって、というのがもし作中できちんと描かれていたら、もっと自分は感情移入できたのかもしれない……。


そのエピソードがあったのが『サンシャイン!』のダイヤさんとルビィちゃんのエピソードです。
いつもダイヤさんの背中を追いかけていた、泣き虫な幼少期のルビィちゃん。
そんな彼女がお姉ちゃんに「独り立ち」した自分を見せたいと北海道に残り、ステージを作り上げました。
いつの間にか背中を追いかけるだけの妹ではなくなっていた、それに気づいたダイヤが一回り大きくなった妹の成長に涙を流す。
やはり、子ども時代のエピソードがあるのとないのでは、こういうシーンでのエモさが変わってくる気がしました。(勝手な妄想です)


だから2期では、彼方ちゃんと遥ちゃんの幼少期エピソードがみたくてしょうがないのです!
子どもの頃、母子家庭(?)で育った2人が、スクールアイドルという夢を見つけて走り出したエピソードとか。
そのときに約束したことを、2人とも忘れずに覚えていて、みたいなね。
そういうエピソードがもしあったとしたら、、、もう自分ダメです。
泣かずにはいられないと思います。
それだけに、ここで感情移入ができなかったのはちょっと勿体なかったなと。
まあ、あくまで個人の感想で、批判ではなく、これからの希望です。
まあ6話のエモさがヤバすぎて、どうしてもハードルが上がった状態での7話なので、2期では近江姉妹の幼少期エピソードなどの深堀があればうれしいですサンライズさん。


さて、ステージを終えた彼方ちゃん。
遥ちゃんは、ステージ裏にいる彼方ちゃんに会いに行きます。
2人とも同じ思いならお互いを支えあっていけると思うの」と語る彼方ちゃん。
夢を諦めるのではなく、足りないところは補い合って、自分と夢を追いかけていこうと彼方ちゃんは伝えるのでした。
彼方ちゃんにとっての夢は、遥ちゃんとスクールアイドルをすること
スクールアイドルの世界では「ライバルで仲間」、お互い切磋琢磨していこうという彼方ちゃんのイケメンさに、思わず顔が綻ぶ遥ちゃんなのでした。


こうして、遥ちゃんはスクールアイドルを続けることになりました。
東雲学院の仲間たちにとっても、今回の一件は相当の危機だったこともあり、彼方ちゃんの飛び入りライブに協力してくれたようです。
めでたしめでたしと相成りましたが、(スクフェス内でも描かれていた通り)まだまだ料理は遥ちゃん苦手な様子
まだまだお姉ちゃんの力を借りなければ、羽ばたくのは難しいのかもしれません。
ですが、少しずつ得意なことを増やして、お姉ちゃんと共に夢を叶えていってほしいですね。


というわけで、第7話の感想でした。
続いてのお当番回はしずくちゃんです。
が……この話は『虹ヶ咲』1期の話の中で、一番解釈が難しい気がします……。
ペルソナの概念とか、ちょっと色々調べてから、私なりの想いを綴りたいと思います。
学生時代、ゼミで使った本が参考になりそうな気がするので、じっくり時間をかけてコツコツ書いていこうと思います。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。


 【ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】第7話「ハルカカナタ」
脚本:平林佐和子
演出:尾上皓紀


オンラインでイベントに参加する時代

2021-05-23 22:19:00 | オタクな日記

今日は、虹ヶ咲のラジオ(通称がさらじ)の公録がありました。

東京都では緊急事態宣言中ではありますが、お客さんを入れてフルキャパで実施。
私は現地ではなくオンラインで参戦。
しかも、3回回しで、すべての回に参加。
これができるようになったのも、オンラインのおかげです。
対面参加だったら、そもそも参加すらしかなかったと思います。

コロナ禍で「当たり前」「いつも通り」がここ数年で急激に変化し、オタクの活動の仕方もだいぶ変わってきました。
イベントをオンラインで配信することが、当たり前になりつつある昨今。
私にとっては非常に都合がよいのですが、一部のファンにとっては「推し疲れ」なるものが発生しているようです。

 

コロナ2年目でもう限界… 情熱が薄れ“推し疲れ”するファンたちの声 | マネーポストWEBマネーポストWEB

 コロナ禍も2年目に突入し、多くの人々に自粛疲れが見られる。そんな中、アイドルやキャラクターなどの“推し”を心ゆくまで応援する“推し活”にも異変が起こっているようだ。...

マネーポストWEB

 

自分は逆なんだけどね。
むしろこういう「オンライン参加」が気軽にできるようになってから、結構ほいほい参加してしまうのです。
オンラインのほうが周りを気にすることなく楽しめるし、キャストさんのお顔もハッキリ見えるし。

でもイベント運営する側にとってみれば大変なんだろうなーとは思います。
機材の準備も余計にかかるし、チケットを買うために円盤を積む人は少なくなるだろうし。
そもそも、ネット配信でみている人たちはグッズを買わないし。

だから、来週から大規模なワクチン接種会場が開かれて、多くの老人たちがワクチンを接種し、感染力が弱まってきたら、ライブ配信という「金にならないもの」は切り捨てられてしまうのかもしれません。
「新しい生活様式」なんてのはコロナ禍の今だから実現できているのであって、コロナが収まったら少しずつもとに戻っていくんじゃないかなという気がします。
もちろんもとに戻らないもの(例えば在宅ワークのほうが会社にとって都合がよければ残り続ける)もあるとは思うけど。
果たして、エンタメ業界はどうなっていくんでしょうねえ。