アメコミとラーメン

SPIDER-MANの88


先日聴いたお気に入りのャbドキャスト、SPIDER-MAN Crawl Space(”SCS”)で紹介された1980年代のSPIDER-MANの話が紹介されていた。それを聞いた途端、居ても立ってもいられなくなり、御用達Milehigh ComicsよりSPIDER-MANの古い話を数冊購入。その内の半分を読み終わったところで、ここでレビュー。

悩んだ末添付画像は、Web of SPIDER-MAN("WSM”)の 6号のものにした。中身の画は違うのだが、この表紙画は大好きなJohn Byrneの作品。この作品2話完結で、2話目はAmazing SPIDER-MAN("ASM”) の268号。ASM 268号の表紙もByrneが描いていて、WSM 6号の表紙と対になっている。(風神雷神の屏風絵みたい。)見ての通り、WSM赤と青のコスチューム、そしてASMの方は黒のコスチュームになっている。如何にもByrneらしい画。SPIDER-MANの残像が時間が新しくなるにつれ濃くなっている。この技は結構Byrneは多用しているね。

実は、この話を買ったもう一つの理由は、ネット調査の結果、画をMike Zeckが描いていると思ったから。しかし、到着し読んでみたところ、確かにインクの一部はZeckが入れているのだが、鉛筆はMike Harrisが書いている。Harrisの画はそんなに魅力的じゃないんだよな。一方話の方。ちょうど、MarvelのSecret Wars IIという複数誌横断の話が進行中。悪の親玉Beyonderの力で、黄金に変えられた建物をめぐり、SPIDER-MANの宿敵King Pinとの小競り合いをする。政府の役人Andersonとの友情が良かったな。

Mike Zeckと言えば、一緒に買ったPeter Parker The Spectacular SPIDER-MAN 118号 の画を描いている。Zeckの画は大好き。特に主人公Peterの表情が良いな。あまり細かい線を書かずに、上手に仕上げているな。上記ャbドキャストで筋書きが紹介されたのだが、それを書いているのが、Peter David。相変わらず、良い仕事をしているな。不慮の事故で手に入れた破壊的な力を抑制すべく、政府の機関SHIELD(映画IRON MANやTHORにも登場)が暗躍。SPIDER-MANは、SHIELDから少年を助けようとするのだが...。

最後に読んだのがWSMの16号、17号。こちらの方の画は、Marc Silvestri。Marcは後年X-MENの画家として大活躍するのだが、これらを描いた1986年頃は丁度彼がデビューした頃なのかな。恐らく表紙画も彼のものなのかな。まだまだ、発展途上の画。しかし、女性の表情などは、コマによって良いものが沢山ある。

話の方は、アニメ、Scooby-Do(邦題「弱虫クルッパー」)の必勝パターンのような作品。最初は街が呪われているのかと読者を思わせ、実は陰で金儲けのために、悪人がそう思わせているみたいな内容。

その悪人が、Magmaと呼ばれる手からマグマを出す悪人。知恵遅れだが、実は数学的な天才の少年Sethをその悪人から助け出そうとSPIDER-MANが活躍する。映画007黄金銃を持つ男みたいだな。Magmaを資金的に援助するのが、Roxxonというエネルギー会社。早川書房から昔出版された小説版SPIDER-MANにも出てくるな。WSM 17号の表紙には、SPIDER-MANのコスチュームと共に、安らかに眠れと書かれた墓石が描かれている。この話の最後に地下の秘密都市が爆発して、SPIDER-MANは行方不明となってしまう。

その次のWSM 18号は、高値かつ、在庫切れで買えなかった。ャbドキャストSCSによるとWSM 18号の月はSPIDER-MANの各誌にSPIDER-MANが登場しないらしい。SPIDER-MAN の登場しないASMだけでも読んでおくかな。
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