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アメコミとラーメン

Green Goblinの秘密を探る二人の記者、Ultimate SPIDER-MAN 10号


添付画像はMarco Checchettoが描くUltimate SPIDER-MAN (“USM”) 10号通常版の表紙。このデザインは1966年に出版されたAmazing SPIDER-MAN 39号の表紙へのHomage。オリジナルはGreen Goblin(初代)のグライダーに吊るされたPeter Parkerの図。今回は別タイムラインのGoblinであり初代の息子のグライダーにオンラインメディアの経営者J Jonah Jameson (JJJ)が吊るされている。今回はそのUSM 10号をレビュー。

筋書をJonathan Hickman、画をChecchettoがそれぞれ担当

今回またまたアクションがない。粗筋を手短に書く。JJJと同僚Ben ParkerはStane/ Stark社の秘密を探っていた。そして遂にそれがHarry Osbornであることを突き止める。その技術がニューヨークを牛耳るKingpin襲撃に使用されていることから、襲撃者Green GoblinがHarryか、その妻Gwenであると推測していた。

気に入ったシーンや台詞を書いていく。JJJとBenを中心とした会話で終始。まずは証拠固めのため、Stane/ Stark社の売却を担当した弁護士がJJJとBenに伝えた言葉。”Oh tomorrow is promised to no one. Especially for those brave souls who choose to swim in deep water.” 文字通り海に沈められると最初は思ったが、窮地に陥るってことみたいだね。いずれにせよ脅し。

後半部分。JJJとBenの事務所にHarryが3日以内に現れるかどうか、そして彼がGoblinであることを明かすかを賭けの対象にしていたことを本人の前で明らかにするシーンは、爆笑までは行かないが楽しい。

その一コマ。Harryの台詞。”You leave my wife out of this.” (JJJとBenがこの秘密を記事にすること)その後、Harryは彼のコスチュームの一部分を見せる。ここは、アクションがない中一番好きなコマだな。Gwenのことを気遣う気持ちも良い。

前述の通りアクションなし。それもSPIDER-MAN さえ出てこないのはちょっと不満。次号はアクションが期待できそう。それもSPIDER-MANのね。
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