あみの3ブログ

貪瞋癡再訪がつんと煮干

台風の影響で大雨が降る8月30日
夜の営業で、煮干ラーメンが提供されると聞き
嬉しくて飛んで行ってきました。
夕方に食べたモンスターの魚介が少しお腹に残っていますが
何の問題もありません。
ラーメン屋さんで無い、うまいラーメンが喰えるワインバー。
週末の常連さん(?)限定ラーメンです。

貪瞋癡(とんじんち)とは
仏教で言うところの心の三毒
貪:むさぼる(貪欲)、必要以上に求める心
瞋:いかり(瞋意)怒りの心
癡:おろか(愚癡)真理に対する無智の心
だそうで、自分なんか完全に三毒に侵されています。
救済が必要です(合掌)
なかなか奥の深い意味合い。
店主の人生観を感じる。(達磨大師がお好きらしい)

訪れたのは19:30ころ。
ジャズが流れる店内は、ワインを堪能する人や
すてきな料理で黒ビールを頂いているお客で占められ
「ラーメン下さい」とは口が裂けて(汗汗)も言えないような雰囲気です。
カウンターの端っこに恥ずかしげに座り
店主の思い出したげな目線に救われ
「がつんと煮干、頂にきました」と高いテンションで発声。
ワインの人や黒ビールの人の視線を感じる(汗汗)

店主のラーメン話ですごく和む。
後から来られた常連さんにも
「今日はすごく濃いのができたよ」などといいながら
2杯目を作り始める。
店主は金沢のラーメン屋さんを相当食べ歩いている様子。
なじみのお店の話題が次からつぎに出てきて飽きない。
今度はアゴでいきますか。
焼きあごですか?
いいねぇ~。
その節はぜひ
伺いたいとおもいます。

肝心のラーメン忘れていました(笑)


がつんと煮干 ¥700(夜の部は¥800だったハズだが??)
氷見市、柿太水産 ↓
http://kakita-himi.net/of/index.html
の特製煮干をふんだんに使ったパイタン仕上げ。
丼が近づいただけでプーんと煮干の匂いが漂います。
そこから立ち上る湯気は煮干の滝登りって感じです。
先日頂いた淡麗清湯スープの「しろ」とは真逆の濃厚白湯スープ。
とろんとして、ねっとりした口当たりがちょっと淫靡にさえ思える夜のラーメン。
そして、がつ~んと煮干たっぷりの旨味が口じゅうに広がります。
うまい。


前にも書いたように南砺市福野の「円城」を思わせる
荒微塵切のタマネギがたっぷりと入って
サクサクとした食感とピリッとした清涼感が
この濃厚なスープを適度にリセットする役目を果たしています。


ゆるくウエーブした中細麺はたっぷりスープを絡めて
口の中に運ばれ、お互いがしっかり主張して旨さの競演。
ずるずる音をたてて
一気に完食。


汁完飲。
魚粉の粉が残っていないところをみると、出汁の処理が行き届いているのでしょうね。
うまかった。

富山一鶴のトリニボにも似た印象でした。
週末のお昼が楽しみになりました。
ただし、提供されるメニューは店主にお任せなので
ご注意を、、、。

コメント一覧

あみの3
http://pub.ne.jp/aminosan/
ニコニこにさん

貪瞋癡(とんじんち)
「仏教で言うところの心の三毒」の意味らしいですが
ワイン・バー(元焼酎居酒屋)なので
ラーメンは週末限定、しかも店主のきまぐれメニュープラス夜限定(笑)なんかもあって、かなりハードルは高いかと思われますが、いつか挑戦してみて下さい。
ニコニこに
http://ameblo.jp/ra-men-dsk/
こちら
とんちじ?って読むんですよね~
スッゴイ気になるお店の1軒です~(´∀`*)
あみの3
http://pub.ne.jp/aminosan/
純米無濾過生原酒さん

常連になったわけでは無いんですよ(汗)
常連さんのためのラーメンを
いわば、横取りしただけなんですよ(爆)
しかし、こちらのお酒の種類と量にはたまげます。
そして、おつまみの域を超えた料理ですね。
店主渾身の逸品揃いです。ぜひワインを傾けジャズに浸ってみたいもんです。ウンウン。
純米無濾過生原酒
http://ramendb.supleks.jp/u/70436.html
ねっとりで、がつ~んなスープにタマネギが美味しそう!!!
麺家一鶴の濃厚鶏煮干しつけめんをラーメンにした感じでしょうか?
しかもラーメン以外のメニューも楽しめるとは、まさに極楽ですね。
このようなすばらしい店の常連?となられたのをうらやましく思います。
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