あみの3ブログ

360杯目 ロケ地に復活 大野湊食堂@金沢市大野 しあわせのかおり

金沢市大野に11月1日オープンした、

その名も「大野湊食堂」(おおのみなとしょくどう)中華料理屋さんです
2008年に公開された映画「しあわせのかおり」で主人公が働く

中華料理屋として使われた建物。

映画のワンシーン外観

映画のワンシーンと現在の厨房


湊の橋詰にあってロケーション抜群、昭和レトロの
趣のある風情。その建物を映画さながらに再現してのオープンとなったの
だが、その狙いは日本5大醤油産地の一つである金沢市大野の
大野醤油醸造協同組合が来年3月発売を予定している新製品を全国に向け
情報発信する拠点にすることと、観光客誘致・地域おこしにあるようだ。
建物自体は1年間の期限付き賃貸で、その後大野地内の別の場所に移転し
営業を続けるとのこと。

メニューは、ラーメン、チャーハン、ギョーザの他麻婆豆腐もあるとの
ことだったが訪れた11月5日現在麻婆豆腐は無かった。
いずれのメニューも大野醤油が使われているのは言うまでも無いが、
同組合が提供し、運営は中華料理のシェフに委託している。
友達のご本人への取材によれば、都市圏で中華を修業後某有名ホテルの
中華で働いていたところをスカウト??されたとか。
当日はお一人での営業でした。

お昼時間は数種類の惣菜が自由に選んで食べることができます。
大野醤油ラーメン650円、チャーハン450円。お昼のセットは950円。
先日売り切れだったギョウザは一皿350円、提供には少し時間がかかる。

趣のある外観、店内を了解のもと撮影し

注文の品ができるまでお惣菜をつまむ。
開店12:00というのは少し違和感はあるものの湊時間なのか?
近所の方やお仕事途中の営業マン、はたまた釣竿を手にしたままの
お父さんなんかもいて、先ずは地元密着。狙いの観光客や映画の撮影地
巡礼のファンなどは週末を待たないといけないのだろう。

今回はお昼のセット950円(大野醤油ラーメンとチャーハン)と

手作りりギョーザ350円を頂いた。

大野醤油ラーメンは懐かし系の中華そばといった風情で、動物系の
清湯スープに大野の醤油を効かせたもの。本来は新製品の醤油を使うの
だろうが来年3月の発売予定で現在は「オーガニック醤油」という既存
の醤油を使っているとのこと。おおの醤油の特徴であるやや甘口
濃口醤油の中でも色合いが薄く、食材を引き立たせる効果は十分に
発揮できている。丸大豆や小麦などの風味や味わいの違いなどは
とてもわかる由もないが、麺との相性のよい飲み干せるラーメンに
仕上がっていました。

その麺はやや平たい、断面が長方形のストレート
口当たり、喉越しの良い麺でしたが、お客さんが集中したりマスター
独りでの営業ということもあってか 麺がダマになっていたのは残念

チャーハンは米粒一つひとつがパラパラになる位炒められていて
大野醤油もさりげなく使われていました。

手作りギョーザはもっちりしながらもパリッと焼き上がり、

中の餡もニラ、挽肉がしっかり詰まって美味しい。
こちらも大野醤油を使ったつけタレでした。

この大野地区には醤油の蔵元の集積地、一大産地を形成していますが
友千鳥で有名なもろみ蔵が、往時の蔵を改造して趣のあるお店に
リニューアルし物販と飲食の空間となっています。そこで提供される
しょうゆらーめん500円はもっと色合いが薄く創作的イメージですが
そこで使われている醤油は同店の友千鳥なんでしょうね。
大野地区で大野醤油ラーメンの食べ比べも楽しいですね。
来年の新しい醤油というのも興味が尽きないところです。

趣のある大野の待ちあいをゆっくり散策するのもよろしいでしょう。

お店前の標識

隣にはこんな趣のあるお宅や

有名な宝生寿司が隣にある

♪参考資料♪

映画”しあわせのかおり”
大野湊食堂facebook
北國新聞10月31日
大野醤油醸造協同組合

♪ ♪ ♪
お店情報
大野湊食堂(おおのみなとしょくどう)
石川県金沢市大野4丁目125
営業時間:12:00~14:00、17:30~21:00
定休日:月曜日
駐車場:道路挟んで奥の空き地
テーブル3、小上がり2


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