先日お友達が食べていたのを思い出しましたが何分にも夜専門。
そこで一念発起
土曜日の仕事帰りに道草することにしました。
場所は金沢駅近くの繁華街にも近い再開発地区。
その一角にまるでそこだけ開発の波から取り残されたかのような佇まい、
近代的なビルの狭間に昭和がタイムスリップしてきたかのようです。
店内は間口が狭く奥に長細い構造で、厨房と正対するカウンター席のみです。
訪れたのは19：30頃でしたが、店内6割くらいの入りで
後客で9割位の盛況ぶり。
需要があるんですね。
メニューは中華そばとチャーシューメン。
麺量の違いでジャンボ、スーパージャンボなどネーミングがユニーク。
何グラム、とか何玉とか具体的に書いてないのがミステリアス(笑)
着席するといきないビールが出てくるではありませんか！！
えっつ！（頼んでませんけど！）と言いそうになって
やっとこれがお水（冷蔵庫で冷やしたお水）だと解かった(笑)
なんてオチャメなサービスなんでしょうか(笑)
先に一度経験している連れは、したり顔でお酌してくるので
ちょっと待って車が！！、、、
いつの間にビールを注文したんだっけ？
などと一瞬パニックになるが
その驚く様子にご満悦そう。
さて、
その中華そばなんですが
動物系の出汁の透明清湯スープ。
甘めのカエシの薄口醤油の懐かし系中華そばです。
連れ曰くこの甘めのスープが金沢ラーメンなんだそうです。
石川県民の舌に根付いた懐かしい、心象風景のようなお味なんでしょうね。
自分は富山県人ですが、別に高塩分の富山ブラックを食べて育ったわけでもないので
普通に美味しいと思います。
砺波市のラーメン光（みつ）なんかは、氷見の本川藤由醤油店の
刺身醤油ベースの甘い醤油味で、
自分は好きです。
麺は特筆するところはないのですが、ゆる麺です。
富山とはちょっと違う赤い渦巻の蒲鉾（赤い部分が太い）が贅沢にも2枚も入っています。
薄切りのチャーシューは肉の質感を残して旨い。
メンマはわりとしっかりした味付けでデフォで胡椒がかかっています。
場所柄、飲んだ後の〆のラーメンですね。
ごちそうさまでした。
