一番大きいだけあって貫録があります。タギョウショウの箒立ち姿、傘のような感じですが残念ながら毎年薄れていきますね。同じような角度で撮ったものがあったので比較してみました。
なお、登ってやる剪定は今の若い人には嫌われ誰もやっていません。まず登るのがキツイこと、それとマスクやゴーグル、ヤッケを着るなど大変。それより樹形とかにこだわらず与えられた作業として割り切って時間を優先している感じ。
今回撮ったもの 2016年11月撮影
2019-01-17 最も大きなタギョウショウの剪定(before after)
beforeは、一か月前に撮りました。afterは、今回新たな試みをしてみました。大きくなりすぎて12段の脚立でも足場が悪く厳しい状況でしたので昨年から考えていた登ってやることを実施しました。
事前調査として昨年、豊田の緑花センターに行き登ってやるタギョウショウの剪定を観てきました。中央に登り口を作り真上から剪定。登り口を作るのに苦戦しましたがその後は快適でした。周りはこれまでと同様に脚立でぐるりと剪定。
これまでは一日以上かかりましたがこの方法だと一日かかりません。登り口ができたので来年からはもっと早くできそうです。凄く楽で中の枯れ枝まで奇麗に取れるので他のタギョウショウもやるようにします。
2015年12月07日 アカマツの園芸品種
多行松(タギョウショウ)、このマツは、アカマツの園芸品種で、株元から枝が多数分かれて立ちあがり、傘のような樹形になるのが特徴です。
ちょっとブロッコリーみたいですね。
なお、庭園や公園で見られる多行松は、アカマツの園芸品種でクロマツにアカマツを接いで作られたもので、自然界には存在しません。種で繁殖させると同じ性質を持ったものができにくく、接ぎ木で殖やします。
箒立ち(ほうきだち)とも呼ぶ:
幹の途中から、放射状に細かく分かれてどれが主幹なのか、区別のつかなくなった樹形で、それがあたかも竹箒に似ているので箒立ちと呼ぶ。
枝の素直な分岐と、分岐点と樹高などとのバランスが鑑賞のポイントになる。
ケヤキでは、この樹形が多く、人気があるとか。
松では、タギョウショウが代表的なものです。
写真は、庭園内の芝地にあるタギョウショウです。