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京都:一泊二日の庭園巡りの旅

2月14日、15日と一泊二日で京都へ、造園学校の仲間と京都の有名な庭園巡りをし、その道の良いものを見てきました。松をはじめいろいろな樹木の剪定された良い事例を見て回り参考になるものが多く大変勉強になりました。剪定だけでなく日本庭園そのものズバリ参考になりました。

始めは、東福寺の境外「光明院庭園」
庭が美しく、紅葉の時期がベストとか。苔もよかった。

二番目、東福寺の芬陀院(雪舟寺)庭園
雪舟作と言われ、苔と流れるような白砂の枯山水。

三番目、東福寺方丈と八相の庭
中央の松が凄いですね! 幹の太さからみて本来ならかなりの大木になっているもの。右の山が五山になぞらえた築山。全体のバランスもよいですね。

四番目、南禅院庭園
楓がいい感じに剪定されていた。松は文人木仕立てで京都といった感じ。南禅寺からは徒歩で哲学の道を銀閣寺まで。途中の個人邸での樹木の剪定が話題となった。
写真は、南禅院庭園の入り口前の水路橋。琵琶湖からの疎水で南禅寺境内を通るためアーチ型にしたとか。

五番目、龍安寺の庭園
龍安寺は石庭で有名ですね。庭師から見ると龍安寺垣根、つくばい、侘助椿、枯山水等が話題に。あまりにも有名なので詳細はwebにて。
宿は一寸豪華にグランドプリンスホテル京都。周りは自然に囲まれていましたが手入れが行き届き、食事をしながら滝を眺められ岩石や河、楓等のバランスを楽しみました。
写真はホテルの中庭です。

六番目、天龍寺の庭園
夢窓国師による曹源池庭園は国の史跡・特別名勝第一号に指定、1994年世界文化遺産に登録。ここも、あまりにも有名なので詳細はwebにて。
竹林から亀山公園(嵐山公園)、大堰川、渡月橋へ。亀山公園ではピンクや白のアセビの花が咲いていました。さすがに有名な観光地、外国人観光客で溢れています。中国、韓国、東南アジアからの観光客が目立ちました。
写真は、松の木を下から撮ったものです。大きな木でどのように剪定するのか。凄いとしか言いようがありません。まるで竜が天空でとぐろを巻いているようです。

松尾大社の松風苑三庭(ラスト)
上古の庭、曲水の庭それと蓬莱の庭がありましたが、残念ながら手入れが悪く、最悪でした。お客さんも我々だけであまりおりませんシーズンオフは手抜きのようですね。これまでのところはゴミ一つないような手入れで感心しましたが、最後に残念でした。

帰りは京都タワーから京都を一望しました。天候に恵まれ展望からも強い夕日でハッキリと遠くまで見ることができました。
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