今の剪定は、現代流でコブの所で一枝残して後はすべて切る、とどかないところは高枝バサミで切る。毎年同じ樹形を保つことができ、作業効率は良いのかもしれませんが毎年継続していくと、枝が太く、コブも大きくなり、見た目も美しくないですね。
面倒でも透かし剪定(間引き剪定)を基本とし、太い枝でも2~3芽を残して樹形を考えて切り、コブは数年に一度目立つものを切り取り、新たな芽がでたらその中で樹形に相応しいものを残すようにする。と個人的には良いとかと。
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2018-12-20 サルスベリの剪定
モリコロ、楓池の滝のところにある中木のサルスベリ剪定の様子です。
剪定の時期は、サルスベリは春に出た枝(1年枝)を伸ばしながら、花芽を作っていきます。そのため、剪定は、花後に剪定してはいけない。
つまり、花後に切ると、その切り口から直ぐに細い小枝がたくさん出るため、翌年の春にその細い枝から新しい芽が出て、秋になるとその先に花が咲く。
このため、枝が細くてか弱く、花も小さいし花付きも悪くなる。
従って、落葉して枝ぶりがよく分かる、1~2月頃に剪定するのがよい。
寒い地域とかその場所ごとに剪定時期は多少異なるようです。
8月の花の風景
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剪定後の2月の雪の風景
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別の年ですが1月に剪定
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