癌告知が意外と簡単に行われるようになり、それに伴う余命宣言。(5年前の話)
この余命宣言ほどいい加減なものはない。
そもそも人の余命などわかるはずがない。
あえて言うならばお医者さんの経験と過去のデータから判断しているのであろう。
サラリーマン時代、先輩が人間ドックで初期状態の癌が見つかった。
お医者さんの話では初期段階なので早く手術するのが良いとのことで即入院。
手術は上手くいったものの手術による体への負担が重く癌とは関係ない内臓が弱り、その結果半年くらいで逝ってしまった。
現在ならば癌の手術も進歩し体への負担が大幅に改善されているようですね。
5年前の話ですが、近所の人で定年まじかになって癌を告知された。
お医者さんの話では余命半年とのこと。
本人の強い希望により治療せず自宅で家族と過ごす時間を増やしこれまで通りの生活を。
休みは家族で出かけたり、家の部分的なリフォームをするなど。
これが本当に余命半年と言われた人かと思うほど生き生きとしていました。
自分のやりたいことをやり余命半年と言われた人が二年半くらい頑張ってきました。最後はあまりの痛さに耐えられず入院しましたが一か月以内に逝くことができました。
父の話になりますが痴呆症と重い癌の両方でした。
癌は高齢なので体への負担が重く手術はやめたいとのお医者さんの話でした。
幸いにも父の場合は癌での痛みはなく苦しまずに済みました。
お医者さんから余命3か月以内と言われ自宅での介護を進められました。
入院はわずかで退院し一か月以内に自分の家の畳の上で家族に看取られて逝くことができました。