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品質保証業務(その9:受入検査)

社外に発注した製品(外部へ委託開発/購入品/導入製品等)が納入されたとき、
その良否を判定するために受入検査を行う必要がある。
納品されたソフトウェアの受入検査は、ドキュメント及びプログラムに対して実施する。

具体的には,
・ドキュメント受入検査;発注条件書に規定された機能を包含しているかどうかについて行う。
・プログラム受入検査 ;発注条件書に規定された機能について行う。
(ただし、取引実績の成績が優れている協力会社の場合は、
協力会社で作成した品質評価報告書で評価を代行するなど協力会社との間で取り決めればよい。ようは品質を如何に確保するかである。)
なお、上記は要求元が受入検査を行う場合で、要求元と品質保証部門とが合同で行う場合も同様である。
要求元とは別に品質保証部門にて独自に受入検査を行う方法もあるが、
企業によって部門の役割が異なるのでどの方法がよいとは言えない。
ただし、本工程は最終工程(顧客に代わって対応していると言う意識)であることを認識し、品質保証部門が受入検査を実施する/しないにかかわらず、ルールに基づいて品質評価を実施すること。
受入検査で不良が摘出された場合は「問題点一覧」を発行し、問題点ごとに、分析し評価すること。

【工程の評価】
受け入れ検査以前に、現在どの工程にいるのかと言った進捗状況を見、
かつその時点の品質状況を把握し評価することが望ましい。
更に、ツールによる評価を行うのも一つの方法で最終工程の綜合評価として効果的である。
例えば、ソースコード検証サービスツールで最終の評価として検証し仕上がり具合を総合評価するなど。
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