三年振りにアカマツ斜幹を見たら雰囲気が大分変っていた。これまでの自然流での剪定はふんわりとした剪定でどちらかというと弱剪定よりで上の方は強剪定で下の方は弱剪定で樹木に優しく。ここは三河流が主体なので強剪定そのものです。三河流は見た目は剪定しましたと言わんばかりの強剪定でスッキリします。若い樹には問題ないかと思いますが老木ではどうなんでしょうか。三河では仕上がりがキレイに見えて評判が良いとか。でもふんわりとした優しさがなく貧弱に見えます。
2019-12-07 自然流で剪定
最も気に入っている松の剪定。自然流で剪定したものです。左側も同レベルの剪定をしていますが横幅もあり重なって濃く見えますね。
松の木の下から見るとこんな感じです。登っての剪定のため枝の間隔等登りやすくバランスが良く幹の肌が赤く輝いています。約10年登ってやっています。
2018-12-17 アカマツ斜幹の剪定(before after)
昨年、枝の伸びている部分を支えている竹が折れてしまい新しい竹と交換しました。この時に枝の先端部分が折れかかり少し段差ができてしまった。
2016年12月11日 本松がいつも最後の剪定
モリコロ楓池の赤松です。毎年の作業として本松がいつも最後の剪定となってしまいます。
2015年11月25日 斜幹のアカマツ
剪定前の朝撮ったものと剪定後の午後に撮ったものです。幹の岐れめが上に位置し「途中双幹」気味の気に入った樹形の一つで池に向かって立っており木に登って上で剪定しているときに限って風がよく吹いてきます。
「斜幹」盆栽用語集より:幹が斜めに立ち上がっているものをいう。風に吹かれている樹を表現しているので、風下方向の枝を伸ばすと雰囲気が出る。力強い根張りを持ったものでないと安定感が出ないのでむかない。