アンナdiary~Part2

日々のこと。拓哉のこと。

1リットルの涙 9話 ~今を生きる~

2005年12月07日 22時40分32秒 | 過去ログ~2011年2月まで

~アンナパパも脊髄小脳変性症でした~

昨夜は、リアルタイムで見れなくて
録画再生して、今見終わりました。
思えば、連続ドラマを1話から欠かさず見るのって何年ぶりだろう。

実話で、病名が父と同じだと聞いて見始めたけれど
病名なんて関係なく、毎回このドラマを見ると励まされ
感動して涙が止まらない。

このドラマの冒頭の「1リットルの涙」と書かれたくしゃくしゃの紙が
涙で伸ばされていくあの映像が好き。
エンディングの、本物の木藤亜也さんの写真とバックにKの歌が流れる
あの映像が好き。

電動車椅子での寄宿舎生活。



電動車椅子。
父のために電動車椅子を購入するため色々なお店を見て
まわりました。


「ひとりで自由に動きたい」

バッテリーを充電して、車椅子の後ろに差込み
手で自由に動かす。
何の障害物もなく、平坦な道なら快適だけれども
まだ外で使用するには危険を伴う。

第一にこの病気は足が不自由になるだけじゃなく
手も思うように動かすことが出来ないので
手で操作するこの電動車椅子は危なくて
結局、殆ど使用しないで終わりました。

病気が発病したばかりの時、免許の更新が出来ず
車の運転を断念した父。
車の運転が大好きで、友達と飲みに行ったり野球をしたり
旅行へ行ったり、出かけることが大好きだった父。
「電動車椅子で、街まで出かける!」と言ってきかなかった。
「危ないからやめなさい」と周りに説得されるけども
「俺は行くんだ!」って大声を出して家族を困らせた。
友達と自由に行き来が出来ず、孤独な状態で
一番の楽しみは「携帯で友達と話すこと」

亜也が遥斗と携帯で電話をしているシーンを見て
思い出した。


「亜也と遥斗」
遥斗は、亜也と出会って変わったと思う。

レミオロメンの「粉雪」のCDを買った。
毎日リピート状態の私(笑)
Kの「Only Human」もいいけれど、ただ今レミオロメンに夢中

3曲目の3/9With Quartetを聴いていると
亜也と遥斗を思い出す。
3/9っていい歌だ~~~~!
亜也パパの「お経みたい」には笑った

目を閉じればあなたがいる。
だからどれほど強くなれただろうか。。。。
あなたにとって私もそうでありたい。。。って。

亜也にとって、遥斗はどんなに心の支えになったか。
遥斗も、亜也のためにあれだけ医者に対して反発していたのに
進路希望の書類に「医学部」と書いた。
好きな人のために出来る限りのことをしたい一心からだと思う。

「俺の今の気持ち 
 ずっと先のことなんかわかんない。
 でも、今の気持ちなら100%嘘は無いって
 自信を持って言える。 

 俺、お前が話すならどんなにゆっくりでも
 ちゃんと聞く。
 電話で話せないなら、こうやって直接会いに来る。
 お前が歩くなら、どんなにゆっくりでも一緒に歩く。
 今は頼りにならないけど、いつかお前の役に立ちたい。
 
 昔みたいにいかなくても、そういう気持ちで
 繋がっているから、住む世界が違うとは思わない。
 
 俺。。。お前のこと。。。。。好き
 。。。。。好きなのかも。。。。多分」

遥斗、、、カッコ良かったよ。
錦戸亮君の抑えた演技がすごく遥斗にあっている。
遥斗が亜也の家族と食事しているシーンで
とってもいい笑顔を見せた。
遥斗って、こんなに笑うんだ。。。
なんだかドラマなのに、嬉しくなっちゃった。
彼の屈折した人生に光を与えたのが亜也だと思う。
遥斗の父が亜也とのことに「どれだけの覚悟があって関わっているのか」
言った言葉が重かった。
そうだよね。。。。いずれは、歩くことも、話すことも出来なくなり
寝たきりになるんだから。

でも、遥斗は立派な医者になると思う。
「命」の大切さを身近で感じているから。

~朝の光~
 この学校の玄関前に 壁が立っている。
 その壁の上に朝の光が白んで見える。
 いつかは 見上げて そっとため息をついた壁だ
 この壁は 私自身の障害

 泣こうがわめこうが 消えることはない 
 けれど この陽のあたる瞬間が
 この壁にもあったじゃないか
 だったらわたしにだって

 見つけ出そう

 見つけに行こう

 足を止めて、今を生きよう。
 いつか失ったとしても、諦めた夢は、
 誰かにゆだねたっていいじゃないか。

 人は過去に生きるものにあらず
 今できることをやればいいのです~


来週は、病状が更に重くなるようで
遥斗も涙を流している。。。
見るのが辛くなってくるけど、しっかりと最後まで
見届けたいと思います。

3月9日
レミオロメン, 藤巻亮太
ビクターエンタテインメント

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