どこかへ行ったことの記録。

70s生まれ、船橋在住。海外出張や海外旅行を中心に、どこかへ行ったことの記録の備忘録。

2018夏 雲南旅行記 5日目 大理から麗江へ。麗江古城を歩く。

2018-08-12 09:36:23 | 海外旅行記
2018年8月11日(土)

6:00過ぎに起床。今朝も土砂降り。
ひとり朝ごはんを食べに出る。部屋のそばの食堂で。小籠包と豆乳。






お店の人に勧められて何の気なしに頼んだが、暖かくほんのり甘い豆乳はいい。

麗江へ
9:10ころ待ち合わせの旅行者へ。まだシャッターが閉まっていたが、すぐに受付のお姉さんが来てくれた。
マイクロバスでもうひと組拾い乗り場へ。メインストリートで待っていたバスに乗り込む。下関(大理中心地区)から麗江までのバスだ。





洱海沿いを、何箇所かで乗客を乗せながら1時間。高速の入口手前のサービスエリアで休憩。


予約時に「麗江まで2時間で着く」と言われたがとても無理。
この後は高速道路を走る。山道を高度を上げながら進む。麗江バスターミナルには12:30ころ到着。実際は3時間弱。麗江の標高2400m。

麗江バスターミナルから目的地でマイクロバスで送迎してくれるサービスがある。ひとり5元。滞在する「麗江伏雅居客棧Elegant Home Inn」は古城沿いの金虹路沿いにある。このためホテルまで直接送ってもらうことができた。







13時過ぎにホテルにチェックイン。



麗江古城を歩く

部屋でひと休み後、早速古城へ。
その前に腹ごしらえ。部屋近くの食堂で納西炒飯と米線。ナシ族スタイルの炒飯。








古城に足を踏み入れてまず驚いてのは人の多さ。街並みの雰囲気はすごくいい。そして、かなりの広さだ。















大理でも流行っていたフルーツバスケット。








古城の中心・四方街








四方街を抜け水車へ。












今度は古城を上から見たいと中腹の道を行った。











ここでカメラの充電が切れる…。
撮影はiPhoneへ。




珈琲でひと休み


























どこを歩いも絵になる光景。この非現実感。
来れて良かった。


夕方、いったん部屋へ戻る。ここで大きな問題が発覚。トイレが流れない‼︎
翌日は部屋を替えてもらうことに。部屋そのものは快適なのに残念だ。

夕飯は連日の火鍋。今日はリブベースの白湯。野菜と締めにヌードルをつけた。



行列のできる店だった。













9時前にホテルに戻る。
麗江は3連泊。明日はゆっくりしよう。

2018夏 雲南旅行記 4日目 大理 三塔とキノコ鍋

2018-08-11 07:07:16 | 海外旅行記
2018年8月10日(金)

7時ころトイレに入る。和式で用を足したのは何年振りだろう。体勢が辛い。ハンディウォシュレットをコントロールさせる為には洋式よりも体を曲げなければならない。齢50に近い固まった体にはかなりこたえた。

朝食がてら散歩に出かけた。古城内を少し歩き、ホステル近くの小吃屋で朝ごはん。
この後、お粥に辣的にしすぎて味付けに失敗。

お店は繁盛。


部屋に戻り10:30頃まで仕事など。朝から雨模様で、朝食から戻ると土砂降りに。
雨が小降りになり、さあ出かけよう、と部屋を出ると昨日の宿の兄ちゃんが「部屋を移ります。」
大急ぎで荷物を詰め込み、当初滞在予定の客棧へ。正直あまり移動できることを期待していなかった。

部屋に通され、感動。ダブルベットの向こうに洱海、その向こうに山並みが見える。トイレはもちろん洋式だ。


大理のシンボル・三塔
大理へ来たからには是非訪れたいと思っていた三塔まで歩いて向かった。距離は結構あるが古城を散策しながら歩く。ここを目指す。






ゴミ箱も古城風。

大理の飲むヨーグルト。











ぷらぷらと古城の北門へ。

北門は塔の上に登ることができた。古城を上から眺めることができる。瓦屋根の上には貯水槽がいっぱい。




城外方面に三塔の頭だけが見える。あそこをこれから目指す。

北門内部の様子。










城外は日陰があまりないためか暑い。

三塔へ向かう道は、大理石の加工場が並ぶ。大理石は大理で産出されるから「大理石」。







三塔の入口となる三塔倒影公園の入口へ。なんと入場料は121元。さすがにこれは払いたくない。
ということで、外から三塔が見える場所を探して歩いた。
公園入口

三塔の頭は見えているのでその方向へ向かって歩いた。途中ローカルの人たちが暮らす、いかにも「中国」的な通りを抜け、三塔の脇へ。よく見える。

















さらに旅遊公園の入口の駐車場からはしっかりと見ることができた。十分満足。



三塔見学後は歩いて古城へ戻り、途中マンゴーシェイクや大理名物・乳扇を食べ、ぷらぷらと部屋のあるエリアへ。
妻が昨日から気になってしょうがない「焼きドリアン」にトライ。温めたドリアン、匂いがあまりなく食べやすいそうだ。自分は苦手なのでパス。







大理名物・乳扇





14:00を回った。昼食は軽めに、昨日夕飯を食べた食堂でビールとフライドポテト。



3時過ぎにホテルに戻りひと休み。




5時半ころより始動。まずはマッサージ(按摩)。施術師のレベルが高く、首の調子が悪い妻はかなり良くなったようだ。
自分についた出川哲朗似のマッサージ師も腕は確か。本場中国の按摩だ。40分足裏+首肩で60元/1人。



コーヒー 3日飲んでなかった。やや禁断症状気味…




町の写真。この日は「人」にフォーカス。


パンダTシャツ

分かりにくいが助手席に白族のお姐さん















少し古城内を歩き、夕飯は大理石のプレートで焼く焼肉かキノコ鍋の二択。体調的にキノコ鍋を選択。

大理石の焼肉




雲南省の自生キノコの鍋。お得なセット168元(2-3人前)。出てきた時はすごい量に感じたがぺろり。












鴨ベースにキノコの出汁が染み出し最高の味。

完食。






ホテルには9時前に戻り、11:30頃就寝。

2018夏 雲南旅行記 3日目 大理へ。宿を強制変更させられる。

2018-08-10 10:18:36 | 海外旅行記
2018年8月9日(木)

5時起床。時差が北京に統一されているため、西方にある雲南省は日が昇るのが遅い。昨夜はずっと激しい雨が降っていたようだが、朝は上がっていた。
6時半過ぎにホテルをチェックアウトし、最寄りの地下鉄・環城南路駅へ。
駅前のお店で包子の朝食。










地下鉄を2回乗り継ぎ、昆明長水国際空港へ。チケットを前日ネット購入し、まだ朝の段階でEチケットが送られて来ていなかったが、中国南方航空の自動チェックインで簡単にできた。

近代的な昆明空港


カートにもモニタが。


セキュリティチェックを抜けゲート付近で時間を潰す。よく見ると重慶航空とのコードシェア。






定刻より30分近く早くゲートが開き搭乗。搭乗時に水を配られた。定刻9:50まで機内で待機、ほぼ定刻に動き出した。
昆明ー大理は300km弱。実際の飛行時間は45分程度。ほぼ定刻に大理空港にランディングした。この間シートベルト着用のサインが消えることはなかった。

11時前に大理空港着。


空港からはターミナル前に泊まっているエアポートバスに乗り、目的地・大理古城へ向かう。25元。空港から大理古城までは洱海沿いを走る。湖畔はリゾートホテルがびっしり。大理は古城だけでなく、湖畔リゾートととして発展をしているようだ。中心地・下関の渋滞を抜け、1時間弱で古城へ。そこからは古城内を走るカートでホテル近くまで送迎。エアポートバス利用者は割引券をもらえ5元のところを3元で。

大理の中心地・下関付近は渋滞

大理古城が近づくにつれ山並みが

古城南門かカートで。

ホテルの場所を告げると近くまで連れて行ってくれる


予約したホテルに泊まれない⁉︎
宿泊は蝶夕古楡精品駅站(Butterfly Dream Boutique Inn)。Booking.comで予約。
いざ行って見ると部屋がない。なぜなら連泊しているイタリア人が体調を崩し動けないとのこと。今日は代わりの部屋を用意する、ここは国際親善してくれ、と。どうしようもないので紹介された近くの部屋へ。
行ってみてビックリ。本当のバックパッカーゲストハウスだ。屋上に洗濯機があるのは良かったが…。
これも旅、と自分たちを納得させるしかない。





チェックイン後、近くのレストランで昼食。

大理ビール「風花雪月」。なぜか湯飲み茶わんで。







食事をしている間にすっかりいい天気に。

バックパッカー宿の入口と中の様子。雰囲気は良い。






英語の話せる女の子がひとり居てかなり助かった。


いったんホテルへ戻り昼寝。妻はこの間洗濯をしてくれた。自分は過度に疲れ起きていられず、申し訳ない。
シャワーのお湯が出ないことも発覚。従業員に見てもらうと、どうやら5分ほど待たないと温かいお湯が出ないことが判明。

大理古城を歩く

6時前より古城を散策。街の雰囲気はとても良い。そしてとにかく人が多い。
現実感のない街並みと空気感がいい。この街は町歩きを楽しむところだ。

滞在エリアから一番近い洱海門。

古城内のあちこちで果物屋台が出ている。





大理古城の街並み。







古城の中心・四方街。マックが古城のど真ん中に。
近くのATMでキャッシング。











美食街でマンゴージュースを購入。20元と観光地価格。



五華楼のそばでひと休み。




















夕食はホテル近くでビールと米線。昼食が遅かったので軽くすます。一度ホテルへ戻ったが、何となく物足りなくもう一杯。



シンプルな米線。味付けすると…

小学生低学年くらいの男の子がお手伝いする、家族ぐるみのいい雰囲気のお店だった。

妻は屋台でマンゴークレープケーキを購入。ミルクレープ的。個人的に、マンゴーとホイップクリームの甘さが重なって微妙な感じ。

古城散策ルート。かなりの距離を歩いた。


中心地の散策ルート


※百度地図、抜群に使えます。


3日がかりでようやく目的地・大理。
この日はバックパッカー宿のしけた布団で22:30ころ就寝。

2018夏 雲南旅行記 2日目 いきなりトラブル。大理にたどり着けず。

2018-08-09 08:45:56 | 海外旅行記
2018年8月8日(水)

ぐっすり眠れた。5時半起床。外は土砂降り。
昨夜は気にならなかったが、このホテル、結構怪しい。壁にはヒビが…。
部屋にはこんなものも置いてある。


リバービューの部屋だったが、昨夜は遅く景色も分からなかった。



ホテルを7時前にチェックアウト。ホテル前で拾ったタクシーで長距離列車の河口北駅へ20元で交渉妥結。ところがドライバーが、駅までの生き方が分からず、途中相席となった女の子に聞いたり何なり。
道はなんとか分かったが、今度はドライバーが騒ぎ出した。お前ら、ホントに駅へ行くのか⁈
大雨の中、駅について理解できた。ドライバーも中国語のウェブサイトを見せてくれた。
河口北までの線路が何らかの理由(崖崩れかなにかが?)で復旧作業中で明日まで列車は発着しないとのこと。

さあどうするか?
状況を知らずに駅まで来ていた中国人2人とタクシーに相乗り、長距離バスターミナルへ向かった。彼らも昆明まで行くとのこと。バスターミナルでは切符の購入を助けてくれた。バスは蒙自まで41.5元/1人。







まずは河口から北へ200kmほどの街・蒙自へ行き、そこで乗り換えることに。
待ち時間に、2人からクッキーと龍眼の差し入れ。


8:10に河口のバスターミナルを出発、すぐに高速道路に。と思ったら料金所手前で公安が乗り込んで来た。乗客の身元チェックだ。
すでにバスのチケット購入時にパスポートを提示、切符にもパスポートNO.と名前を記載されている。
中国人はIDカードを見せてその場でチェック、外人である我々はバスを下され事務所でチェック。ノートに情報を記載された。


チェック終了後、高速道路を北上。みるみる高度を上げて行く。雲南省の山岳地帯へ突入。山がちな風景に田んぼや畑が広がる。
雨が降ったり、晴れ上がったりの山の中を2時間走り10:40分頃、蒙自のバスターミナルへ。
中国人2人とともにこここらタクシーで蒙自駅へ向かう。

列車はすべて、この蒙自から出るようだ。
すでに購入済みの列車は出発、昆明までの次の列車は12:25。
切符売り場窓口で列車を購入しようと、パスポートを渡す。窓口の人がパスポート情報を入力しようとしてもはじかれてしまう。理由は昆明から大理までの高鉄チケットを購入済みで、これから乗る列車と接続できないためシステムでNGとなっていた。そこでまず、高鉄チケットをキャンセルした上で昆明までを予約した。
まあ大変だ。窓口にひとり英語を話せる女性がヘルプに来てくれて助かった。



約一時間の待ち時間、空腹に耐えかね中国人からもらったクッキーと龍眼、それにANAの機内で貰ったおつまみで満たす。


12時過ぎにゲートが開き、プラットホームへ。ダークグリーンの車体が旅情をそそる。





硬座のみの列車だが、25年まえとは違いソフトシート。駅の到着・出発時にはメロディが流れる。4時間の列車旅。




まずは今後の予定を検討。大理までは行けないので、大理のホテルのキャンセルと昆明のホテルを予約。大理までの移動については昆明駅に着いてから、とした。
それにしてもネットですべて出来る。便利な世の中だ。

車内はもっと混沌としているかと思ったら、みんな静かでゴミも散らかさない。随分変わったものだ。デッキで喫煙しているおじさんもいたが。

昼寝したり読者したりで、あっという間の4時間だった。





昆明駅に着くと土砂降り。しばらく駅に待機、小降りになったところで歩いてホテルへ向かう。







ホテルにチェックイン後、まずは翌日の大理への移動を検討。
高鉄は夕方まで満席、このため飛行機をチョイス。Trip.comで昆明から大理までのフライトを予約した。9:50昆明発の中国南方航空。片道¥9000弱。時間の限られている我々としては最良の選択だろう。



とにかくお腹がすいた。百度でも高評価だった、ホテルから歩いてすぐのレストラン・農夫菜坊へ行った。6時なのにすでに結構混んでいる。
雲南の農村部の料理がコンセプトのようで、食材を選んで作ってもらうスタイル。これに出来上がった名物料理。


























2日間、しっかりした食事をしていなかったこともありガッツリ。そして美味しい。特に汽鍋鶏は絶品だ。お店の人も親切。



すっかり満足。明日の空港への足となる地下鉄駅の場所を確認、8時まえにホテルに戻った。

すっかり疲れて9:30には就寝。


2018夏 雲南旅行記 1日目 東京→ハノイ→ラオカイ→河口

2018-08-08 08:06:02 | 海外旅行記
2018年8月7日(火)

早朝出発にもかかわらず、仕事での飲みがあり前日は12時前に帰宅。
4時前に起床も体内のアルコール成分が抜けていない。控えめにしたつもりだったが…。

いよいよ雲南省へ旅立つ。25年振りにバックパックを担いでの旅。

出発のこの日の旅程は、羽田からベトナム・ハノイへ飛び、そこからバスで北上。中国・雲南省との国境の街・ラオカイまで行き歩いて中越国境を超え、中国側の街・河口まで行く。机上ではその日につけるはず。果たして順調に行けるのか⁉︎。また「歩いて国境を越える」は今回の旅の目的の一つ。

地元・北習志野を5:11発で西船橋へ、そこからバスで羽田空港には6:40頃到着。
バックパックは預けず、手荷物として持ち込んだ。

朝食はラウンジで。



お約束のカレー。


ANA857 ハノイ行きは定刻に出発。













随分と早くハノイ上空に到達したようだが、時間調整で何度も旋回し、定刻より10分早い12:25にハノイノイバイ空気に到着。


空港からは直接バスターミナルへ向かった。タクシーではなく、配車サービス・GRABにトライ。ベトナムに慣れた妻がサービスを使い現地ドライバーとコンタクト。待ち合わせにやや苦戦しつつも、空港職員のフォローもありSNSでやり取りし無事にドライバーと出会うことが出来た。



空港からミンディンバスターミナルまではおよそ30分246000ドン(約¥1,300)。タクシーの半額近い値段で、しかも安心だ。




ハノイからラオカイへ
ハノイからラオカイへのバスは13:45発スリーピングタイプ。日本で調べていたところRoyalなる、カプセルホテル的スペースのバスが15:00発にあり予約まで入れていたが、予定より早くバスターミナルに着くことが出来たので変更。






ハノイからラオカイまでは4時間強。トイレ併設かつ横になって行ける。途中休憩はなし。ドライバーは高速道路をフルスピード。対面走行の箇所もありちょっと怖い。
途上のあちこちで乗降がある。
不思議なのは高速道路のなにもない場所で人が乗り降りすること。突然草むらから大荷物を持ったベトナム人が現れ乗り込んでくる。


ラオカイには6時過ぎに到着。ここでマイクロバスに乗り換え、市内まで送迎してくれる。国境まで直接送迎してくれた。もう1人、ベトナム人が国境まで行くとのことでサポートしてくれて助かった。






ベトナム-中国 歩いて国境を越える

ベトナム側のイミグレーション

ベトナム側から中国国境を望む。

国境となる川

橋を渡ると中国。

ベトナム側のイミグレーションを抜け、歩いて国境の橋を渡った。そして中国の入国審査。入国のほうがやや慎重な印象だが、スンナリと進んだ。
多くのベトナム人がちょっと夕飯を食べに行く、的な感じで国境を渡って行く。
国境から歩いて5分程度で予約したホテル・7デイズインに到着。






河口(ヘコウ)

河口と書いてヘコウと読む。
ホテルの受付嬢は英語が通じず、スマホの翻訳アプリでやり取り。予約した部屋は最上階である7階のリバービュー。一泊177元。デポジットを含め300元払い8:00過ぎに部屋に入った。

部屋にタオルがない。置き忘れたようだ。
翌日の作戦を立て、フロントでの話のあとは確認しがてら夕飯へ。
ホテルから歩いて5分ほどの「ベトナムスタイル」の食堂で乾杯。
バインクォンとブン的なヌードル、そして中国ビール。
外のテーブルで大汗をかきながら食す。旨し。











ホテルへは10時前に戻り、11時過ぎに就寝。

ここはベトナムとの国境、携帯のキャリアが中国とベトナムで勝手に頻繁に入れ替わる。両国に時差が1時間あるためそれにつられて携帯の時間も変わってしまう。手動での設定が必要だ。

ホテルと夕飯食べたところ。


何はともあれ、予定通り河口までたどり着くことができた。
雲南の旅スタート。