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いまさらだけどPAT解約しなけりゃ良かったな。サイレンススズカとの想い出

2015年06月06日 12時06分54秒 | ☆お馬パカパカ
はよーん!!
今日は昨日の大雨が嘘のように快晴ですね。まだ梅雨入りしてないのかなあ?関東地方。

いろいろブログに書きたい話あるんだけど今日は競馬の話するね。
最近また競馬熱上がってきたから(今は、とりあえずリアルスティール応援団です)www

でも今PAT(インターネット馬券投票)解約しちゃったんだよねー。
ボク、競馬やめるつもりだったし・・・・。
その理由???コレ!!!!!!
サイレンススズカの最期。98年の天皇賞秋。

これでボクは競馬をやめようと思いました。
暫く立ち直れなかったよね・・・。

1998年11月1日の東京11レース。1枠1番で1番人気。
本当ならここに、もう1つ1着の「1」が付くはずだった。
競馬ファンは誰しもそう思ってたと思います。
「天皇賞秋は1番人気馬は勝てない!!府中のケヤキには魔物が住んでいる・・・」そのジンクスに、彼も勝つことはできませんでした・・・・・・。

1000メートル通過57秒4という信じられないペースで逃げるサイレンススズカ。
普通の馬ならココでバテるwwww
でも彼(サイレンススズカ)にとっては、オーバーペースでもハイペースでも何でもない。彼のペース(マイペース)。
ボクも今年(98年)の天皇賞秋はサイレンススズカが勝つことは当然として、
勝ちタイムがどのくらいになるのか(間違いなくレコードは出ると思ってました)を期待してたんですが・・・。
悲劇は3コーナーの大欅を過ぎて4コーナー手前で待っていました

・レース後の橋田満調教師の談話「競馬だから仕方ない。こんなこともあるよ。これから診療所に行ってきます」
・武豊ジョッキーの談話「全く予兆がなかった。突然来た。本当に可哀想でならない」
・井崎さんのコメント「種馬んなれると良いよね。(怪我が)軽くて。子供達の走りが見られれば・・・。もちろん、もっと軽ければ1番良いけどね。復帰できれば・・・」

しかし、ファンや関係者の期待も虚しく、サイレンススズカの骨折は「左前脚手根骨粉砕骨折」
要するに左脚の膝が完治不能なほど骨が粉々に砕けていた(このまま生き続けることは彼に生き地獄を味合わせることになる)。
なんとかして治療できないか・・・そう思う陣営の想いも虚しく予後不良(安楽死)の処分。
彼は快速のまま天国に旅立っていきました・・・・。あまりにも早すぎる死・・・・・


稀代の逃げ馬にして中距離最強馬の異名も取る、スローペース症候群を打ち砕いた伝説の大逃げ馬サイレンススズカ。
「栗毛のサンデーサイレンス産駒は走らない」というジンクスも打ち破った。

4歳(今の換算では3歳)時は、気性の幼い部分も残しつつも(デビュー2戦目の弥生賞では騎手を振り落とし、ゲートが開く前にゲートを出るヤンチャぶりwwwwきっと早く走りたかったんだよ)、

5歳で本格化したサイレンススズカ。
(新馬戦を大差勝ちした陣営の期待は大きくデビュー2戦目で皐月賞前哨戦のGⅡ弥生賞に出走とは・・・wwwwwwww)


そして本格化した5歳サイレンススズカ陣営の最大目標は、この盾(天皇賞秋)でしたが、この後、もし彼が生きていたなら・・・・・・
ジャパンカップ出走やアメリカ遠征も視野に入ってたそうです。
ま、あの当時なら中距離であれば(というかマイル=1600やディスタンス=2400でも勝てそうだけど)、サイレンススズカに勝てる馬なんて世界中どこにも居なかったろうなぁ~。
後に大スターとなった当時無敗の「エルコンドルパサー」「グラスワンダー」という1歳下の外国産馬2頭を、
59キロという斤量を背負いながらも赤子扱いしたGⅡ「毎日王冠」がその証拠。
あのレースはGⅡにも関わらず観客が13万人という前代未聞のGⅡレースでした。はっきり言ってGⅠだもんねwwwwwwwwwwwwwww
しかも半マイル46秒で通過したばかりか上がりが35秒1という競馬。更に更に、騎手(武豊)は、殆ど追っていない。
動画は小倉大賞典・金鯱賞・毎日王冠

サイレンススズカは、いわば「スプリンター並みの初速」と「追い込み馬並みの差し脚」を兼ね備えた究極のサラブレッド
彼の子供達の走りを見れないのが残念でなりません。


で、話を戻すと・・・・・・・・・
鞍上の武豊はレース中(4コーナー手前)で、「ボキッ!!!」っという彼の脚が骨折する音がハッキリと聞こえたそうです。
「レース中、何が起こったかハッキリと解った。ジョッキーとして1番イヤな瞬間ですね」
その瞬間というのは鞍上にはどんな感触が伝わるのか、そう質問すると武豊は
「あんまり細かくは言わなくてもいいんじゃないかな。普通の人は知らなくてもいいことでしょう」と嫌悪するような苦笑いを浮かべた。

そして、あの夜・・・・
武豊は生まれて初めて「泥酔」した。
「泥酔したの、あんときが生まれて初めてだったんじゃないかな?夢であって欲しいな・・・って」振り返る武豊。

故障(骨折)の原因を問うと、
「原因は解らないんじゃなくて、ないんだ!!!!」そう怒気を含んだ声で答えた武豊。

そして・・・・
あのハイペースで逃げてあれだけの骨折をしてもなお鞍上(武豊)を振り落とさなかったサイレンススズカ・・・。
脚の骨が粉々に砕けて何度となくバランスを崩しながらも、サイレンススズカは折れた脚で体勢を立て直し最後まで立ち続け、
武豊ジョッキーを背負い続けた(落馬を防いでくれました)。
いくら大逃げをしていたと言っても猶予は数秒しかなく、故障時点で武豊が振り落とされていたら、
後続の各馬との接触で鞍上・武豊ジョッキーも無事では済まなかった(もしかしたら死んでしまった)かもしれないと思うと身の毛もよだちますが、それが競馬。
実際、そうした悲しい末路を辿ったジョッキーもたくさん居ます。
レース後武豊は、こうもコメントしています。
「なかなか居ない。あのトップスピードであれだけの骨折をして転倒しない馬は・・・。スズカがボクを守ってくれたんだ・・・そう思いましたね
今でも凄くよくサイレンススズカのことを思い出すんですんですよ。せめてあと数百メートル(ゴールまで)走らせてやりたかったな。
すごい残念。今でも悔しいですもんw」そう呟いた。

1年後、彼は「スペシャルウィーク」で天皇賞秋を制覇。「ゴールの瞬間、まるでサイレンススズカが後押ししてくれた」と語りました。


ところで、武豊騎手のここ最近の名馬と言えば競馬ファン誰しもが思いつくのが「ディープインパクト」
デビュー戦から引退戦まで全て鞍上は武豊・・・・。
その彼が、「もしディープインパクトが敵だったとしたら、どの馬に乗りたいですか?」との質問に彼は即答で「サイレンススズカ」と答えています。

ホント、それくらい武豊もサイレンススズカのあの才能を愛していたんだなぁ~というのが窺えるエピソードです。


さて・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクと彼(サイレンススズカ)との出会いはボクの競馬デビュー戦。97年の神戸新聞杯。
この時も彼は大逃げをうってあわや1着というレースだったんですが鞍上の上村ジョッキーが途中で追うのをやめてしまい、
後ろから来たマチカネフクキタルに差されて2着というレースでした(これで上村ジョッキーは鞍上を降ろされます)。
そのレースは競馬デビュー戦ということもあり、サイレンススズカについて全く何も知らなかったので馬券は買わなかったのですが、
その後、ボクはサイレンススズカの出走レースは全て馬券を購入しています。

97年:マイルチャンピオンシップ
98年:バレンタインステークス、中山記念、小倉大賞典、金鯱賞、宝塚記念、毎日王冠、そして天皇賞秋。

そう・・・サイレンススズカと共に歩んだ競馬人生だったの・・・・。
それだけに彼の予後不良はショックでした
今でも98年の天皇賞秋を観ると涙が出ますね。

これは仮の話ですが、彼がもしあのレースで故障しなかったとしたら、勝ちタイム1分56秒7~8の驚異的レコードは出していただろうなぁ~。
もちろん後続(2着馬)には10馬身前後の差をつけて・・・。
それは前レースの「毎日王冠」での上がりタイムや、天皇賞秋の時点で「仕上げ100%です!」と陣営が言っていたこと、
そして3コーナーまでのあのレース振りから推測できます。
ちなみにあのレース、ボクの予想は「1着サイレンススズカ、2着サイレントハンター、3着メジロブライト」でした。

サイレンススズカは、とにかく他の馬よりも前を走りたい馬。
というか走ること自体が大好きな馬・・・。
馬房では左回りにクルクル廻るクセがあったり、他の馬に比べて極端に人懐っこい一面も持っていた可愛い馬というエピソードもあります。
(サイレンススズカのことを調べると1日、すぐ過ぎちゃうよ・・・
ボクもいつか北海道に旅行することがあったら、彼のお墓参りに行ってみたいです。

伝説の逃げ馬、屈指の快速・最強の中距離馬サイレンススズカ・・・・。
競馬に絶対はない・・・
だから怖いんだ・・・

でも天皇賞秋を最大目標にして年内全勝して100%の仕上げで出走してきたサイレンススズカ・・・せめて天皇賞秋は勝たせてあげたかったですね。

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