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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

パ・リーグCS 日本ハムV! そして・・・野村監督の胴上げ!

2009年10月24日 | プロ野球

◇パ・リーグCS
 第4戦(5戦)

 日本ハム 9-4 楽天


 このシリーズ、
 最後もやはりスレッジでした。

 野村監督が最後の最後に勝負をかけた、
 【リリーフ岩隈】から、
 とどめの3ランを豪快に叩き込みました。

 しかし、
 あの場面で岩隈を指名した野村采配、
 最後の執念を見せてもらいました。

 場面は少し違いますが、
 98年・夏の甲子園の
 横浜vs明徳義塾戦を思い出しました。

 この試合も、
 前日延長17回を投げきった横浜のエース松坂が先発を回避。

 終盤まで6-0と敗色濃厚な横浜が、
 8回裏に反撃を開始して4点を返したところで、
 9回から横浜・渡辺監督が『投げる予定のなかった』エース松坂を投入。
 球場全体を異様なムードにして、
 9回裏の大逆転サヨナラ勝ちを呼び込んだ、
 という試合でした。

 岩隈が8回の裏の場面でスレッジをピタリと抑えていれば、
 その再現になったかもしれませんでした。

 解説の鈴木さんは、
 『大きな冒険』
 のような事を言っていましたが、
 野球の流れというものを知り尽くした最後の『野村采配』
 だったと思います。

 結果は裏目に出ましたが、
 打てる手は全て打った見事な戦いぶりだったと思います。

 試合後、
 梨田監督の胴上げに続いて、
 両軍の選手全員で野村監督を胴上げしました。

 素晴らしいシーンだったと思います。

 決して感傷だけでなく、
 【プロ野球も素晴らしいものだな】
 と思えるシーンでした。

 野村監督ほど、
 色々と物議をかもした人もいないと思いますが、
 これほど日本のプロ野球に深くかかわった人もいないと思います。

 長嶋・王に次ぐ、
 プロ野球の大功労者だといえると思います。

 野村監督については、
 また回を改めて書こうと思っています。

 さて、
 クライマックスシリーズは、
 日本ハムの完勝で終わりました。

 ダルビッシュを欠くという厳しい戦いの中でこそ、
 日本ハムの【チームとしての力】の真骨頂が出たと思います。

 まとまりの強さでは、
 ダントツの12球団NO1だと確信しています。

 巨人との戦いになれば、
 あの昭和56年(後楽園決戦)以来の事になります。

 巨人も早く日本シリーズ進出を決めて、
 【頂上決戦】の舞台を整えようじゃありませんか。




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