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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

マーくんのこととか・・・・・

2024年11月28日 | プロ野球

プロ野球は先週来、
表彰ラッシュとなっていますね。

ベストナイン、ゴールデングラブ賞、その他。。。。

そして両リーグのMVPも発表になりました。
セ・リーグはジャイアンツの菅野、
パ・リーグはSBの近藤が受賞。

新人王はセ・リーグがジャイアンツの船迫、
パ・リーグはライオンズの武内が受賞しました。


MVPは、
今年は圧倒的な成績で・・・・・
というわけではなかったのですが、
両者ともにチームの優勝に大きなピースとなったのは間違いないですね。

MLBのMVPは大谷とジャッジでしたが、
両者ともに50本台後半の代後半のホームランを放って、
打点も140とか130とか。。。。。
圧倒的な数字でした。

これに比べると、
ちょっと数字的には・・・・・
と思わなくもないですが、
相対評価としては、彼らの受賞は至極真っ当なものであったと思います。

新人王のジャイアンツ・船迫は、
今季は厳しい場面の登場してきて、
良く投げましたね。
あっぱれな活躍でした。

しかし彼がこのまま一流の階段を駆け上るためには、
来季こそが最も大切になってくると思います。

すでに30の大台も見えてくる年となるので、
一層頑張ってほしいですね。

料理の得意なお母ちゃんも、
応援していることでしょう。

そしてライオンズの武内。

あの惨状のチームの中にあって、
ひとり気を吐く活躍でした。

多分ほかのチームにいたら、
少なくとも12,3勝、
ひょっとすると15勝以上を上げたかもしれないですね。

文句の一つも言いたくなるような、
援護のほとんどない孤立無援のマウンドで、
ホント踏ん張ってくれたと思います。

彼の場合は、
どんどん自分のステータスを上げていって、
7年経ったらFAするぞ~
と自分を鼓舞して、頑張ってくれたらいいんじゃないかと思います。

個人的には、
ベストバッテリー賞のジャイアンツの菅野・小林のバッテリーが、
一番うれしかったかな。

こばちゃんも、
来年は菅野が海を渡るという事で、
菅野の去った投手陣の中、
どのくらい出番が巡ってくるかわかりません。

もとより大城は残留し、
更に甲斐もチームにやってくるかもしれません。

しかし小林選手の場合、
その本領を発揮するのは、
もしかしたら現役を退いた後かもしれません。

そう考えたら、
上っている山はまだ五合目にも達していません。

そんなことを考えつつ、
まだまだ研鑽を積んで行ってくれると嬉しいですね。


さ~て、
その小林、菅野が2007年高校卒業組なんですが、
その1年先輩、2006年高校卒業組の中、
常に世代の先頭を走り続けていた楽天・田中将大投手の周辺がキナ臭いですね。

楽天との契約が終了し、
来季の契約交渉に入りましたが、
うまくまとまらずの自由契約となったとのこと。

巷の情報では、
5,000万円とかいう提示があって、
それを良しとしないマーくんがこれを拒否。
そして自由契約になった・・・・・という経緯だそうです。

これに対して、
その評価は真っ二つ?!

一方は、
日本に帰ってきて4年間で、
わずか20勝しかしておらず、
さらに今季はわずか1試合しか登板していないにもかかわらず、
金銭面でごねるのはおかしいという意見。

確かに最初の年は9億でしたっけ?
破格の年俸で球団に帰ってきたわけで、
その後も5億、2.5億(?) *はっきりとは知らないし、また知ろうとも思いませんが
など球団としては大枚をはたいたにもかかわらず結果が出ていない。
そして、
昨季は安楽投手のパワハラ事案にもかかわり、あまりいい印象をチームに残していない。。。。。

などなど、
もうこれ以上田中がチームに残るのは良しとしない・・・・
という考え方です。


他方、
元監督の大久保なども言っているようですが、
これまでのチームに対する貢献を考えると、
少しダメになったからと言って、
この仕打ちはないんじゃないの?
という見解。

楽天という球団の、
ドライな一面が垣間見えるという意見です。


ワタシは、
常々「これまでのチームの貢献に対して・・・・・・」
ということが引退間際の選手によく使われているようなのですが、
こう考えています。

昭和、そして平成前期の頃ならばいざしらず、
FAの時代となり、ポスティングなども導入され、
更に選手の年俸がそれまでとはけた違いに大きくなっている昨今のプロ野球においては、
「それまでのチームの貢献度を考慮して」なんていういわゆる浪花節的な側面は、
必要ないんじゃないかと思ったりしています。

これまでの貢献に対して・・・・・・
というのであれば、
MLBのイチローや松井秀喜が受けている球団からの引退後の厚遇こそが、
「これまでチームに貢献してくれた選手に対して・・・・」
という部分だと思います。

要するに、
「それまでのチームの貢献に対する見返り」というのは、
選手の契約とは完全に切り離して考えることが妥当だと思うわけです

これまで貢献してくれたから、
今後活躍が期待できない選手に対しても、
ある程度の高額オファーをするべきというのは、
ちょっと違うんじゃないかなあ・・・・・と思うわけです。

3年契約ならば、
3年の契約が切れた時点で、
新たな契約はその能力と期待度に応じて、
考えればいいのではと思います。


まあそれでも、
球団などのものの言い方、
交渉の進め方などについては、
センシティブに運ぶ必要はあるかとは思いますがね。

プロ野球などは完全に「契約社会」であるわけで、
更に選手側もFAなど一定の権利を保有するわけであるので、
契約については「その選手の現在のバリューのみ」で判断してしかるべきだと思います。

まあ、ファンについては、
いろいろその選手に対する思い入れもあると思うので、
一筋縄ではいかないと思いますがね。。。

遠い昔の昭和のプロ野球では、
年俸もいわゆる年功序列で、
王や長嶋がこの年俸なので、これを超えてはいけない、
なんていうのが暗黙の了解となっていました。

まさに昭和の時代の日本の社会のシステムである、
「年功序列」の色を色濃く残す制度だったと思います。
選手は個人事業主なのにね。

さらに、
選手の保有権は、
球団が入団から退団までずっと保有し、
選手が最初に入団した球団以外で活躍するという術は、
ほとんどありませんでした。

そういう中であったならば、
「この選手はこれまで球団に貢献してくれたんだから・・・・・・」
という浪花節的な処遇は、
必要だったわけですよ。

しかし今のプロ野球、
いやっプロ野球に限らずプロスポーツにおいては、
そんな処遇は必要ないのではないかと思いますね。

年俸が気に食わなければ、
年俸調停の権利もあるわけなんですから。


もとよりプロスポーツは、
その選手の腕一本で稼いでくる世界。
そこに巨万の富を獲得できる、
チャンスが転がる世界なわけですから。


浪花節的な部分は、
例えば西武が「松坂の最後の花道を作ってやった」とか、
巨人が「FAで飛び出した選手を、コーチとして再度契約する」とか、
そうしたことで処遇すればいいのではないかと思います。

あるいはイチローや松井秀喜のように、
何かにつけて球団の「顔」として、
いろいろなイベントに招待する・・・・・とかね。

そういったことは、ファンも喜びますし。


とりとめのない文章になってしまいましたが、
要するにワタシは今回のこと、
楽天球団としては「ごく当たり前のこと」ではないかと、
考えたりするわけです。

田中将大投手が、
「もうこんな球団、2度と顔を向けてやるもんか」
と思うかどうかは、また別の話として。。。


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