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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所 幕内の優勝争い?いやいや、今場所の注目は十両だよ!

2018年11月22日 | 相撲

大相撲九州場所は11日目を迎えました。

幕内は横綱不在の中、
小結の貴景勝が1敗を堅持。
元師匠の貴乃花親方から教わった常に前に出続ける相撲で、
完全に一皮むけた感じの力強い相撲を取っています。

追っていく中では、
やはり2敗の大関の高安に期待がかかるのですが、
昨日の相撲っぷりでは「何ともはや・・・・・」という印象しかありません。

行事の軍配が高安に上がった時は、
稀勢の里の4日目同様「いくら勝たせたいからって、そりゃね~だろう」なんて思ったりしましたが、
よ~くVTRを見ていると確かに高安の足は残り、
逸ノ城の足が先に土俵を割っていました。

「う~む、さすがによく見ていたなあ」
と自身の不明を詫びたところで弓取が始まったという次第。

今一つ今場所は見ている方にも力が入らない場所ですが、
混戦が演出されるのは面白いことです。

碧山、大栄翔なんかがまさかの賜杯ってなったら、
馬券でいえば万馬券どころではなく10万馬券ってところでしょうから、
面白いですよね。

さて、
そんな九州場所ですが、
熱く盛り上がるのは何も幕内ばかりではない。
今場所はワタシにとっては、
俄然十両の相撲が盛り上がっています。

それは、
久しぶりに十両に上がり関取として相撲を取る大ベテラン・豊ノ島が頑張ってくれているからです。

ずっとファンとして応援していた豊ノ島。
しかしアキレス腱断裂という大けがを負って休場を余儀なくされてから、
幕下を主戦場とせざるを得ませんでした。

あれだけのいい相撲を取る力士ですから、
怪我さえ治ればすぐに上がってくるだろうと思っていましたが、
思いのほか復活には時間がかかり、
年齢のこともあって「もう豊ノ島はダメなのかな?!」
ということが頭をよぎったものでした。

しかし先場所幕下で大勝ち。
ついに久しぶりの関取として今場所復帰し、
今場所は何か生まれ変わったかのように絶好調。

「失うものはない」というか、
嘉風がよく言っている「1日一番、この相撲に全力を出して、お客さんに喜んでもらう」という境地に豊ノ島も達したか、
素晴らしい相撲っぷりです。

11日目であっという間に8勝3敗の勝ち越し。
本人曰く「全力で優勝を狙っていく」そうなので、
これは残り4日、
見逃せなくなりました。

なかなか十両の相撲を直に目にする機会はなく、
主に後付けで協会のアプリで見ているのですが、
ちょうどいいところで3連休になりますから、
がっちりしっかり、
NHKの放送を楽しみたいと思います。

やっぱり豊ノ島は人気者。
出てくるだけで館内に大歓声が響き渡る力士です。
その明るく屈託ないキャラクターとともに、
また幕内に帰ってきてほしい力士ですね。
十両の優勝という勲章とともに。

栃ノ心はケガから復帰して帰ってきて、
より一層強さを増しましたから、
豊ノ島も全盛期の頃のように横綱、大関に嫌がられる相撲を取ってほしいですね。

今場所は4時前が、
ワタシの相撲観戦の”本チャン”です。


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