3連休の日本列島。
さほど注目されるスポーツイベントもなく、
なんとなく平穏に過ごしています。
昨日は大相撲では小結・貴景勝が1敗を守り、
いよいよ今日14日目に大関の高安と激突します。
高安は本調子には程遠い状態と見ているのですが、
それでも昨日は大関の矜持を見せて大栄翔を圧倒。
2敗で優勝戦線に踏みとどまって、
今日まで貴景勝の初優勝を引き延ばしました。
今日勝つことができれば、
優勝争いも混とんとしてきます。
一方の貴景勝。
勝ちっぷりが本当に良くて、
押し相撲にありがちな『ひょっとしたら・・・・』というまさかの負けの予感を全く感じさせない、
安定した取り口で相撲を取っています。
今場所は本人にも期するものがあるでしょう。
優勝への勢いは、
加速しています。
一方秩父宮では、
大学ラグビー伝統の早慶戦が行われました。
慶応はここまで1敗でしたので、
優勝と1位での大学選手権出場も視野に入れていましたが、
早稲田の鋭い出足に翻弄され、
2敗を喫しました。
早稲田は最後追い込まれる場面もありましたが、
しっかりと守備が崩れずに対応して完勝。
いよいよ早明戦を1敗同士で迎えることになりました。
帝京大が最終週に負けることがあまり考えられないため、
大学選手権に1位で出場するということはなさそうですが、
宿敵の明治を破って同率の優勝は確保したいところですね。
今年は高校ラグビーでも弟分の早実が久しぶりの出場を決めました。
花園と秩父宮という、
東西のラグビーの聖地で、
早稲田の伝統のジャージが暴れまわることができるでしょうか。
そしてプロ野球のファン感謝デーの話題。
このファン感と同日に、
西武ライオンズは所沢で優勝パレードを行いました。
ファンのワタシでさえ、
10月以降一つもいいことがなかった感が強くて、
「あれっ 優勝したんだっけか?」
なんて感じを持っているのですが、
パ・リーグを制したのは紛れもない事実。
喜ぶときは球団とファンが一緒になって、
こうして喜びを分かち合うのは、
本当にいいことですね。
昔からこういうところが、
西武の一番欠けていたところですからね。
辻監督も、
「9回も優勝しているのに、ワタシも優勝パレードは初めてです」
なんて言っていましたから、
楽しんでくれたでしょうか?
さて、その中で3日前に楽天への移籍を発表した浅村も参加しました。
ワタシはこのパレードにもファン感にも参加していませんので現場の”空気”みたいなものは分かりませんが、
何か温かい雰囲気の『送り出し』だったようですね。
まあ、
個人競技でもないので、
浅村だけが優勝したわけではありませんから、
あくまでも「優勝感謝企画のひと場面」とみれば、
それほど大きく取り上げることもないのかもしれませんがね。
ファンはまだ、
浅村がライバル球団に移籍するということの実感が、
沸いていないんでしょうね。
目の前にはいつもと変わらずに本人がいるんですから。
それでもまあ、
ファンの皆さんの感情の発露があっても、
おかしくはないと思いますけどね。
来年西武ドームに彼がやってきたとき、
温かく拍手するのも、
はたまたブーイングで迎えるのも、
どっちもありだと思いますね。
はっきり言って、
どの人もファンとしてお金を払い趣味として野球を楽しんでいるのですから、
自分の思った通りにすればいいだけの話。
こうしなければならない
ということなんて、
爪の先ほどもないんですから。
好きにすればいいし、
せっかく野球を見に来て嫌な思いをするよりも、
自分のストレスが発散できればそれでいいんじゃないでしょうかね。
でも移籍の発表をした渡辺GM(現SD)が、
「ファンの皆様に申し訳ない」
とコメントした時に、
このチームのこれからの変化を感じ取れたので、
ワタシとしては既にこのことについては「良し」としています。
また新しい選手に、
思いを寄せることにします。
ワタシは球団に関わらず特定の『大ファン』の選手はいるのですが(現在6人ほど)、
それ以外は『西武のユニを着ている選手は応援する』というポリシーです。
なので、
これからも変わらないですね。
現在嫌いだな~と思っている選手でも、
西武の青いユニを着れば「掌返し」のように応援するし、
その逆もまたしかり。(まあ、ブーイングはしませんが・・・・どっちかというと、完全に無関心になるかな。)
そんな感じで、
来年もまた、
ゆる~くライオンズを応援していこうかと思っているところです。
さあ、
今夜はラグビー日本代表戦もあるし、
サンクスギビングを迎えたNFLの試合もいっぱいあったし、
色々と話題も尽きない週末。
やっぱりスポーツからは、
離れられそうもありません。