SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

さようならデストロイヤー

2019年03月09日 | スポーツ全般

さっきニュースサイトを見ていたら、
あのプロレスの英雄であるデストロイヤーが死去したことが伝えられていました。
享年88歳。

ほぼ天寿を全うしたといえる年齢ですから、
笑顔とともに送るのが筋だと思うのですが、
やっぱりワタシは寂しさが頭をもたげてきて、
笑顔にはなれません。

この前ジャイアント馬場さんの逝去20年の記念興行が行われ、
ブッチャーほか、ミル・マスカラスとかタイガーマスクとか、
たくさんの「往年の名レスラー」たちが集ってくれたばかりでした。

それにしてもやっぱり思うのは、
「昭和は遠く、なりにけり」
ということです。

まだ良しにつけ悪しきにつけ、
アントニオ猪木が元気(?)に飛び回っているので「最後の砦」は守られているっていう感じではありますが、
馬場さんが去り、鶴田が去り、三沢が去り、
山本小鉄さんが去り、
外国人レスラーでもたくさんの人たちがこの世を去って行ってしまいました。

なんか、
本当にもう、
寂しいという言葉しかありません。

デストロイヤーといえば、
ワタシが一番最初に「認識した」レスラーと言ってもいいかもしれません。

さほどプロレスというものに興味がなく、
中継を見ることもなかった幼少時代、
知っていたのはジャイアント馬場とブッチャー、そしてこのデストロイヤーぐらい。
でもデストロイヤーは、
なぜ知っていたかというとテレビのバラエティ「噂のチャンネル」を見ていたから。

あの番組でゴッド姉ちゃんと言われた和田アキ子と、
ナハ、ナハと小うるさかったせんだみつお、
そして徳光アナがバカ騒ぎをするのを楽しく見ていました。

そこにレギュラーとして出ていて、
徳光アナにいつも必殺の”四の字固め”をかけていたのがデストロイヤー。

その時の「デストロちゃん」、
本当に覆面の中の目が優しそうで穏やかで、
とても大好きでした。

ワタシはその頃、
ガチンコで戦うボクシングというものが大好きで、
大場や輪島、柴田、ガッツなんかの戦いに熱狂しており、
プロレスは周りから「プロレスは本気じゃなくてショーだから」と言われていたので興味がなかったのですが、
デストロイヤーを見るうちにちょこちょことプロレスを見るようになって、
その【お約束の世界】にも魅了されていったのでした。

そんな思い出のあるデストロイヤー。
ワタシの中では、
外国人レスラーの中の特別な存在でした。

もうかなりのお年だという事は認識していましたし、
こんな日が来ることも半ば覚悟はしていたのですが、
それでもなんか、打ちひしがれている自分がいたりしますね。

どうぞ安らかに。
そして、
ずっとありがとう!忘れません。


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